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著者ならびにその著作権継承者の皆様へ

Acta Medica Nagasakiensia の電子化・公開に係る著作権の処理について

Acta Medica Nagasakiensiaにつきましては、2004年以降、著作権を編集委員会に譲渡して頂き、電子ジャーナル化も実現し、広く世界的に流通する学術雑誌へと発展を遂げることになりました。ひとえに、論文著者ならびに関係者の皆様の ご理解のたまものと感謝申し上げます。

長崎大学では、本学において作成された学術研究成果を収集し、長崎大学学術研究成果リポジトリ「NAOSITE」 (http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/)に電子的に蓄積・保存し、学内外に無償で発信し、本学の学術研究の発展に資 するとともに、社会に対する貢献を果たすサービスを進めておりますが、編集委員会では、いまだ電子化されていない、Acta Medica Nagasakiensiaの創刊号から2003年までの論文につきましても電子化を行い、このNAOSITEを通して広く社会に還元したいと考えていま す。

今年2007年は医学部創立150周年にあたり、我が国の西洋医学教育の嚆矢として、またその後の医学界・社会への多大な貢献において、長崎大学医学部が 果たしてきた役割が広く社会に再認識されています。このような時期に、本学の医学教育・研究の永年の足跡を残してきたActa Medica Nagasakiensia の全ての論文が電子的に公開されることは、大学の研究成果の発信にとどまらず学術史の観点からも意義深いものと考えています。

論文著者の皆様におかれましては、この電子化の方向性にご賛同いただけるものと考えております。そのためには、2003年以前に掲載された論文の全ての著 者の皆様から著作権の利用許諾を頂くことが必要ですが、そのことに係る労力と経費と時間が相当なものになることも、著者の皆様にはご理解いただけるものと 考えております。

つきましては、本件にかかる権利処理について下記の通りお伝えしますので、該当される方はご連絡頂きますようお願いいたします。

Acta Medica Nagasakiensiaの2003年以前の巻号に掲載された著者ならびにその著作権継承者の皆様に、以下の点のご確認とご了解を頂きますようお願いし ます。

(1) 著作権の帰属そのものには変更はありません。編集委員会に譲渡するものではなく著者等の皆様の権利に変更はございません。

(2) 1939年〜2003年までのActa Medica Nagasakiensiaで発表された学術論文について、その紙面を電子的に複製しデータベース化する(複製権の利用)ことを編集委員会に許可する。

(3) 電子化したものは、長崎大学が管理運用するサービスを通じネットワークを介して公開する(公衆送信権の利用)ことを編集委員会に許可する。

上記、(2),(3)について、ご異議やご質問がございます場合は、2009年2月末 日まで下記連絡先へご連絡賜りますようお願い申し上げます。特にご異議の申し出がない場合、許諾を頂いたものとして処理させていただきたく存じます。ご理 解を賜りますようお願い申し上げます。

なお、今回は2009年2月末日を包括的な処理の期限とさせて頂きますが、それ以降、個別にお申し出頂きましても、対応させて頂きますことを申し添えいた します。

2007年11月30日

Acta Medica Nagasakiensia 編集委員長 上谷 雅孝
長崎大学医学部長                    河野  茂

連絡先
〒852-8523長崎市坂本1-12-4
長崎大学医学部内Acta Medica Nagasakiensia編集委員会
TEL: 095-819-7353 FAX: 095-819-7357