スタッフ紹介

法務医官:川畑 哲史
法務医官:川畑哲史
川畑 哲史 (かわばた てつし)
(長崎の方には良く間違われますが、川端康成の「端」でありません)
出身大学: 2006年(平成18年長崎大学卒、バイト三昧の生活をしてました)
出身高校: 私立都城東高校(名前は公立みたいですが私立です)
 いつ内科医になろうと思いましたか?:
2009年7月28日午後6時ごろ(中尾教授に直接入局の説明を聞きに行った直後です)それまでは精神科で精神腫瘍医学をやりたいと思っていました。
 消化器内科を選んだ理由は?:
三つあります。
最大の理由は研修中に5ヶ月お世話になり、皆さんが非常に暖かく、働いていて楽しいと思えたからです。そして「この人はすごい!!」と思える先生(今の指導医でもあります)に出会えたからです。
二番目は消化器がんの化学療法の変化が非常に早く、これからの分野であると確信しました。これからの化学療法の可能性を追求してみたいと思ったからです。
三番目は研修の最後に緩和ケアを研修した際に消化器症状を訴える患者さんが多く、その対応の重要性を認識したからです。
 将来の自分はどうなっていたいですか?:
「緩和ケアのできる腫瘍内科医です!!」これは絶対にゆずれません。そして患者さんに寄り添える、いつも素敵な笑顔の医者になりたいです。
 進路で悩む後輩、同僚にかけて上げる言葉:
受験生時代はウィルスの研究者になりたかったので大学にこだわり、大学入学までに5年の歳月をかけました。入学後もしばらくは大学を辞めようと思って受験勉強をしていたこともあります。6年で大学を卒業し、医者になって自分が一番希望していた病院で研修をし始めて二ヶ月で病気なり、長崎に戻ってきました。そして全部で3年4ヶ月強の研修医時代を過ごしました。こんな話をすると「苦労しているな」と多くの人に言われます。でも自分の納得するようにやった結果なので後悔はありません。サルトルの言葉に「人間は自由の刑に処せられている」という言葉があります。人間は一見自由ではあるけれども、自分の置かれた状況の中で自分が一番良いと思える道を選択しているのではないのでしょうか。遠回りすることは大いに結構だと思うし、自分の納得するまでとことんやってみるのも結構だと思います。それが自分に与えられた選択肢の中で最良の選択であると思えるのであれば。