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国立病院機構 嬉野医療センター
国立病院機構 嬉野医療センター
Home Page: http://www.uresino.go.jp/

 国立病院機構嬉野医療センターは佐賀県南部の急性期医療やがん診療、難病を含む高度専門医療を行っています。病床数424床、診療科は21科を有し地域の中核的な病院として重要な役割を担っています。また近年では、救命救急センターの設置、ヘリポートの建設、災害拠点病院の指定を受けるなど、地域にはなくてはならない病院となっています。さらに、2018年度には九州新幹線西九州ルートに新設される嬉野駅前に移転する予定で計画が進み、今後さらなる発展が期待される病院です。

 当院産婦人科は常勤3-4人体制で、部長、中堅、若手医師で日々協力しながら診療しています。婦人科は良性腫瘍および悪性腫瘍の手術や化学療法、終末期医療など、急性期から慢性期治療まで幅広く行っています。産科は正常分娩から合併症のある症例まで様々です。新生児は在胎34週以降が受け入れ可能で、小児科と同病棟のため小児科医に相談しやすく情報交換も密に行うことができます。帝王切開は全例、経腟分娩は依頼すればどんな時間でも立ち合いをしてもらえ、新生児のフォローも円滑に行えます。年間分娩数は200例程度と決して多くはありませんが、経験豊かな助産師も多く分娩管理や介助などについて学ぶには最適だと思います。年間手術件数は約200例で、良性および悪性腫瘍手術や性器脱手術、帝王切開など多岐に渡っています。時間外も含めて全例を麻酔科医に依頼でき、緊急手術も手術室および麻酔科医の協力により迅速に行うことができています。手術は若手医師が行うことが多く、大学病院など若手医師が多い施設に比べ帝王切開や子宮摘出などの手術症例を多く経験できます。現在腹腔鏡手術は行っていませんが、開腹手術の基本的な手技を学べることは当院の魅力だと思います。夜間は拘束体制をとり、24時間急患を受け入れています。性器出血や腹痛、妊娠中のトラブルなどの初期対応や他科からのコンサルト対応、近隣の開業医からの母体搬送、緊急手術など様々な症例があり、多くの経験を積むことができます。対応に難渋する場合は上級医にいつでも相談でき、必要であればすぐに駆けつけてもらえます。また、ほぼすべての診療科が揃うことが大きな利点であり、合併症の管理はとても心強く、依頼すると快く対応してもらえます。他科の医師との交流もあり協力的な雰囲気の医局です。

 長崎大学産婦人科の関連病院のうち、当院が唯一の長崎県外施設です。佐賀県のため長崎からは遠く感じられますが、長崎市内まで車で40分、佐世保市内まで30分で行け比較的便利な土地です。「嬉野」といえば何よりも温泉が有名です。美肌の湯といわれ、近くには温泉旅館が多数あり観光地として賑わっています。忘年会や歓送迎会などが温泉旅館で行われることも多く、帰りに温泉でゆっくりすることができます。温泉街には足湯がいくつかあり、いつでも無料で入り放題です。また、温泉豆腐が有名なのでぜひ食べてみてください。決して都会ではありませんが、大変穏やかな地域で過ごしやすい環境だと思います。

 最後に、当院は婦人科および産科共に揃い、産婦人科医として一般的に必要な知識や技術の習得には最適な施設です。専門的に特化した分野がある施設ではありませんが、とにかく何でも見てみたい、自分でやってみたいと思えば幅広く経験できます。ぜひ嬉野へ、診療も温泉も満喫しに来てください。


(スタッフ紹介:左より一瀬部長、杉田医師、村上医師、藤原医師 )