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⑦ 日本女性医学会認定女性ヘルスケア専門医

 

日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医
北島百合子
 近年、女性の平均寿命は90歳に近づきつつあります。しかし、介護を必要としないで自立した生活ができる期間(健康寿命)とは15年から20年近くかけ離れています。すべての女性が寿命まで健康に自立して生活するためには、病気になった後の治療よりも健康な頃からの予防が非常に大切であることが分かっています。
 日本女性医学学会は、2011年3月までは「日本更年期医学会」として活動していましたが、その後現在の「日本女性医学学会」という名称に変わりました。
 そして、会員の先生は、すべての年齢層の女性が健康な一生を過ごすために診療・研究を行っています。具体的には、更年期障害、骨粗鬆症、メタボリックシンドローム、婦人科心身症、ホルモン補充療法、漢方療法、思春期のヘルスケアなど多岐にわたった内容になっています。
 学会には、日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医という専門資格があります。女性ヘルスケア専門医になるためには、学会に3年以上在籍し、学会等に参加して受験資格を得た医師が、筆記試験と面接試験を受ける必要があります。
 私がこの学会に初めて参加した時、今までの産婦人科領域とは異なる新しいテーマに驚き、そしてこれからさらにニーズが高まる学会だと嬉しくなるのを覚えています。まだまだ研究の対象が広がる学会です。さらにたくさんの専門医が増えてくれることを期待しています。