| 臨 床 |
| 腎臓とは? |
腎臓は、お腹の中の背側に左右一対で2個あり、握りこぶしより少し大きく、そら豆の形をしています。腎臓は、一分間に約1000ccの血液をろ過し、体の中にたまった不要物をおしっこ(尿)として体の外に出す働きをしています。 さらに、血液を造る作用や、骨の代謝に関与する、私達の体にとって大切な臓器の一つです。 |
検尿異常
腎臓が悪くなり、尿に異常所見(蛋白尿、血尿)がみられる原因としては腎臓自体に原因がある糸体体腎炎や、膠原病、糖尿病等による二次性のもの等が考えられます。他の病気と同じように、腎臓もその原因を早期に明らかにし、早期に適切な治療を行うことが大変重要です。 |
| 腎生検とは? |
腎機能異常の原因や、病気の進行を明らかにするために腎臓専門医が必要と認めた場合には、当院及び県内の関連施設では、経皮腎生検を行っています。検査入院の場合には、約1週間前後の入院期間が必要です。検査法は当院8階外来にて、超音波ガイド下(エコー下)に自動採取針を用いた検査を行っています。検査自体は約1時間で終了しますが、血管の塊である腎臓に針を刺す訳ですから、検査後少なくとも翌朝まではベッド上安静が必要です。 |
長崎県内で腎臓専門医が勤務する施設
長崎市立成人病センター、健保諫早総合病院、大村市立病院、佐世保市立総合病院、松浦市民病院、北松中央病院、五島中央病院、衆和会桜町病院・クリニック、健昌会新里内科・ネフロクリニック、井上病院、聖フランシスコ病院、佐世保中央病院、千住病院、泉川病院 |
| 治療法は? |
確定診断が得られるとその病型、病状に合わせて適切な治療法が選択されます。食事療法(高カロリー、低蛋白食)、薬物療法(ステロイド剤抗血小板剤、アンジオテンシン変換酵素阻害剤等)から血漿交換療法(膠原病に伴う腎疾患、急速進行性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群の一部)、腹膜透析、血液透析など様々です。最近の目覚しい医療の進歩により、治療法の質は向上しています。 |
| 血液透析とは? |
病気が進行し、腎不全という状態に陥ると、おしっこが出なくなり、体内に貯まった不要物を体の外に出せなくなります。その体内に貯まった不要物を機械で取り除く事を血液透析といいます。実際には、透析施設で一週間に2- 3 回、1回4時間程度、機械と結ばれていなくてはなりません。また、自宅で透析が可能なCAPD(持続携帯式腹膜透析)も積極的に行っております。 |