おかげさまで留学の機会を頂き、今回は「米国ミシガン大学 呼吸器内科」にお世話になりました。私のバックボーンとしては感染症や微生物関係への留学が周りも多いのですが、2回目だったこともあり、最近は肺炎ガイドラインの仕事に多く携わっていることもあって、臨床的にもあえて呼吸器内科に行ってみたいと思いました。
前回の留学は完全な基礎でしたが(ネブラスカ大 生化学・分子生物学教室)、今回は実験中心とはいえ周りはM.D.ばかり、しかも、同じアメリカでも、保守的な中西部とリベラルな東海岸の雰囲気が強い土地柄の違いもきわめて大きいようで、また新鮮な気持ちで過ごすことができました。

建物はかなり綺麗でした。ミシガン大学は規模も全米有数で、寄付やグラントの獲得額など予算規模も非常に大きいらしいです。人口10万以上のAnn Arbor市全体が大学ですから、そのくらいはあるのでしょう。日本よりもやはり実験にしても、臨床面にしても恵まれている感が強いです。

米国の公立では最も歴史が古い名門らしく、格式ある建物がたくさんありました。芝生が気持よく、昼休みにランニングやテニスをするのも楽しそうでした。私はランチョンセミナーに行くついでによく散歩?していました。

冬は寒いのですが、それゆえにウインタースポーツがかなり盛んで、毎週アイスホッケーの試合を見に行っていました(連れていかれていました?)。アメフトやバスケットも含めて、スポーツはかなり盛んです。見るのも楽しいですが、合間や試合前にスポーツBarなどで大学関係者とも話す時間があり、いいお友達がたくさんできました。これがアメリカの文化なのでしょうね。

ミシガン大学は日本の大学の中では東大が姉妹校らしく、関係の学生さんや研究者がよく来ているとのことでした。私のスーパーバイザーのTのところにも、息子のNがラクロス部に入っている関係で、日本から学生さんが合宿と称して毎年1回、1週間くらいですが、ホームステイしていました。

アメリカンフード好きの私にとっては、実はフレンチフライやハンバーガーの食事はうれしいものでした。ちなみにこのあと女医のUの方は、自分の外来かかりつけ患者さんがERに来たらしく、電話を受けてから律儀に大学病院に向かいました。実験もするし、臨床もするし、休みの時も呼ばれたら行く。意外と日本的ですね。
時々、病棟も見せてもらったり、MICUのラウンドも付き合わせてもらって、レジデントや学生との話しもいい情報源になりました。もちろん実験メインでしたから、基礎棟に出入りしている主だったメンバーが最後にサプライズでケーキを用意して、集まってくれていたのはうれしかったですね。
というわけで、いい勉強にもなりました。むずかしかった面ももちろんあったような気がしますが、それを含めて楽しんでいくくらいだと、きっと留学もうまくいくんではないでしょうか。結局あんまりわるいことはなかった気がします?いい意味で忘れっぽい前向きなひとがうまくいくのかも?と思っています。 |