取得可能な資格

日本内科学会
認定内科医(抜粋)
認定内科医資格認定試験は,信頼される内科標榜医として要求される内科全般の医学知識と臨床能力を評価する.
【受験資格】 次のa.b.をそれぞれ満たすこと
a. 日本国の医師免許証を持ち,所定の期間本会が認定した施設で内科臨床研修を修了した者2004年(平成16年)以後の医師国家試験合格者(必修化された臨床研修の2年間は教育病院での研修扱いとする)は、次に該当する内科研修歴を有し,内科全般の研修を修了した者.
臨床研修2年 +教育病院(内科臨床大学院含む)または教育関連病院での内科研修1年以上 = 計3年以上(その内18か月間以上,内科研修していること)
b. 受験申込時本会会員で会費を完納している者
【提出書類】
受持入院患者18症例の一覧表,18症例の病歴要約,退院時サマリーのコピー,プレゼンテーション(口頭発表)したことを証明するもの,救急蘇生講習会の受講修了証のコピー,臨床研修修了登録証のコピー(2004年以後の医師国家試験合格者のみ提出).

これらの【受験資格】と【提出書類】を満たし,認定内科医資格認定試験(筆記試験)に合格した者を認定内科医として認定する.
総合内科専門医(抜粋)
総合内科専門医資格認定試験は,さらに認定内科医の水準を高め,広く一般医や他診療科医からのconsultationにも応じて適切な内科診療を指示しうるなどの臨床能力を評価する.
【受験資格】
現在認定内科医と認定されている者で,受験申込み時連続して3年以上の会員歴を有し,受験する年度までの会費を完納し,次のa~dのいずれかに該当する内科研修歴を有する者.
認定内科医資格取得後,下記研修歴を試験日までに修了見込みの者は受験申込み可とする.
(注)【認定内科医資格取得後】とは,認定内科医試験に合格した者の認定は9月であるため,研修年限・提出症例・発表業績については合格した年度の4月に遡って認めることとする.但し,Subspecialty学会専門医で二階建制経過措置により認定内科医を取得した者は,認定内科医取得日より3年間本会指定の認定施設にて内科研修終了後,認定内科医取得日以降に受け持った症例と発表を提出することにより受験申込が可能となる.
なお、以下の教育病院・教育関連病院は、それぞれ本会が認定したものを指す.
a. 教育病院(内科臨床大学院含む)での内科研修3年以上
b. 教育病院(内科臨床大学院含む)での内科研修2年以上 + 教育関連病院での内科研修1年以上 = 計3年以上
c. 教育病院(内科臨床大学院含む)での内科研修1年以上 + 教育関連病院での内科研修2年以上 = 計3年以上
d. 教育関連病院での内科研修5年以上
【提出書類】
受持入院患者20症例の一覧表,20症例の病歴要約,退院時サマリーのコピー,学会または論文として発表した臨床研究(基礎的な研究は除く),またはfirst authorで報告した症例報告のいずれかで計2件の業績.

これらの【受験資格】と【提出書類】を満たし,総合内科専門医資格認定試験(筆記試験)に合格した者を総合内科専門医として認定する.
日本循環器学会
循環器専門医(抜粋)
日本循環器学会認定循環器専門医制度は,循環器学の進歩発展に即して社団法人日本循環器学会が循環器病を専攻する優れた医師を専門医として認定し,循環器病医療の向上を図り,以て国民の福祉に貢献することを目的とする.
循環器専門医資格認定試験は,毎年 1 回,筆記試験により行う.
【受験資格】 
循環器専門医資格認定試験を受験するものは,次の各項の条件をすべて満たすものであることを要する.
(1) 日本国の医師免許証を有し,医師としての人格及び見識を備えていること
(2) 申請時において本学会会員であり,かつ通算 して 6 年以上の会員歴を有すること
(3) 日本内科学会認定内科医,もしくはこれと同等と 認められる学会認定医の資格を有すること
(4) 6 年以上の臨床研修歴を有すること. 6 年のうち、3 年以上は日本循環器学会(以下、 本学会)指定の研修施設で研修していること. 平成 16 年以降に医師免許を取得したものは各認定医取得後、3 年以上本学会指定の研修施設で研修していること. 研修関連施設での研修は,指定研修期間の 1/2 として 計算する.
【提出書類】
循環器専門医資格試験の受験を申請するも のは,次に定める書類を提出する.
(1) 循環器専門医資格認定審査申請書
(2) 診療実績表
(3) 指定施設研修終了証明書
日本不整脈学会 *2012年度より開始