死因究明医育成センターへ歯科医師である私たちが兼務させていただくようになって8か月が過ぎました。司法解剖や検案をさせていただくなかで私たちが感じたこと,歯科医師として亡くなった方々へどのような形で貢献できるかを学生の皆さんとディスカッションしたいと思いこの会を開催いたしました。今回は歯学部5年生6名,歯学部4年生1名,合計7名の学生が集まってくださいました。症例1は,上腕に認めた傷から,何が原因であるか,どのようにしたらその傷ができるかを考えていきました。症例2は,残根が多数ある口腔内から色々と推察してもらい,口腔内から年齢を推定してもらいました。試行錯誤のなか始めた寺子屋でしたが,活発に意見を言ってくださり有意義な会になったと思います。また第2回を開催する予定ですので,今回出席できなかった学生や研修医の皆さんの参加をお待ちしております。 |