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業務内容

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 当教室では、長崎県内で発見された異状死体について長崎県警等から嘱託されて法医解剖を行っています。犯罪の疑いのあるご遺体に対して行う「司法解剖」、犯罪性のないご遺体に対してご遺族の同意に基づいて行う「承諾解剖」を行っています。
 さらに、解剖後にも、様々な検査を行って、鑑定に役立てています。

毒薬物検査
毒薬物検査


 毒薬物検査にNAGINATAシステムを導入しています。NAGINATAシステムとは、200種類以上の乱用薬物をスクリーニングするシステムです。従来のトライエージでは検出できなかった多くの種類の毒薬物を、スクリーニングできるようになっています。
 司法解剖症例だけでなく、長崎県警より依頼された検視症例も対象にしています。
 

法医病理
法医病理


 解剖時に採取した諸臓器の病理標本を作成して、組織学的検索にて病的な異常の有無を診断しています。
 

CTによる死後画像診断
県警・海上保安部との死後CT勉強会
CTによる死後画像診断


 平成22年度より死体専用CTを導入し、死後の画像を撮影することで、より詳しい死因解明に役立てています。
 読影は画像診断の専門家である放射線科の先生におまかせしています。
 長崎大学放射線科により、定期的に県警・海上保安部との死後CT勉強会を行っています。
 

合同カンファレンス
合同カンファレンス
合同カンファランス


 長崎大学法医学教室では、診断に苦慮した症例や稀少症例等については、解剖後に大学病院救命センター・放射線科と合同カンファランスを行い、症例検討を行っています。
 法医学教室のみでは判断が難しいような症例を臨床の立場からアドバイスいただいたり、逆に病院では診断がつかなかった症例の解剖報告を行い臨床に還元したりしています。
 長崎大学では、「法医学と臨床とのつながり」を目指しています。
 また、病院での臨床実習中の学部生や法医学教室配属の学部生も参加・発表したりしており、学生のうちから、法医学を身近なものに感じていただき、「臨床とはかけ離れたもの」というイメージを払拭できるよう考えています。
 

プランクトン検査
プランクトン検査


 水中で発見されたご遺体の場合、壊機法(プランクトン検査)を用いて、ご遺体の臓器内にプランクトンが存在するか調べる検査を行っています。
 

その他
その他


 その他にも血液型検査、生化学的検査、DNA多型検査など様々な検査を行っています。
 
 
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〒852-8523 長崎市坂本1丁目12番−4号 基礎棟6F
tel. 095-819-7076 / fax. 095-819-7078 
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