九州法医学ワークショップ INDEX
 
ホーム九州法医学ワークショップ平成23年3月5日ー3月6日 >徳島大学:主田英之 先生(助教)


死後画像と法医学

徳島大学  主田英之 徳島大学
主田 英之

 1895年にドイツのレントゲン博士がX線を発見して以来、X線撮影は、物理や医学の分野で様々に利用されてきました。医学の分野では、放射線医学と呼ばれ、放射線診断・放射線治療と大きく発展してきました。これと同時に、法医学の分野でも、放射線撮影が大きな貢献を果たしてきました。発見の翌年である1896年にはすでに死体を撮影していたと言います。そして、近年さらに大きく発展してきました。

 法医学分野では、以前より、外傷、骨の発達程度、異物の検出(特に銃弾など金属片)に単純エックス線写真が用いられてきました。世界的に法医学教室・研究所には、解剖室の並びにエックス線検査室や装置を備え必要に応じて利用してきました。

 コンピューター断層撮影(CT)は1960年代に考案され70年代に実用化された、臨床の現場では、よく知られた装置です。この診断技術は、医学の進歩に大いに貢献したことは疑いもないことです。しかし、様々な問題により、法医学分野では、あまり普及しませんでした。それでも、20世紀末から徐々に世界中で実施されるようになってきました。

 今回は、最近の法医画像の話題を、海外の情報を織り交ぜながら紹介します。

 
法医学教室について
教授挨拶
スタッフ紹介
業務・研究内容
ご遺族の皆様へ
死因究明医育成センター
九州法医学ワークショップ
法医学の医師になろう!高校生の皆さまへ
業績
大学院生募集
関連リンク
お問い合わせ
国立大学法人 長崎大学  
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座
法医学分野 (長崎大学医学部法医学)
〒852-8523 長崎市坂本1丁目12番−4号 基礎棟6F
tel. 095-819-7076 / fax. 095-819-7078 
E-mail
forensic_med_nagasaki@ml.nagasaki-u.ac.jp
※@(全角)を@(半角)に変更して送信ください。
 
Copyright(C)