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准教授:新 竜一郎
 
 プロフィール

平成7年長崎大学医学部卒。長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修了。
財団法人ヒューマンサイエンス振興財団リサーチレジデント、長崎大学COE研究員を経て、
平成16年〜18年米国ロッキーマウンテン研究所(RML/NIAID/NIH)のByron Caughey博士のもとでVisiting Fellowとして2年半をアメリカ、モンタナ州で過ごす。
平成19年4月、長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 感染免疫学講座助教
平成20年1月よりテニュアトラック助教(長崎大学重点研究課題:感染症創薬推進拠点形成)


 現在のプロジェクト

プリオン病は感染病原体プリオンによって引き起こされる致死性の神経変性疾患であり、ヒトのクロイツフェルトヤコブ病(CJD)などが代表的な疾患である。プリオンはウイルス、細菌などとは異なり、病原特異的な核酸を持たず、おそらくは単一の異常型プリオンタンパクのみから構成されているとする蛋白単独仮説が提唱され、多くの研究者に受け入れられているが、最終的な証明はなされていない。プリオン病は発症後の進行の速さとその感染性が通常の滅菌操作で失われないなどの点が、他の神経変性疾患、感染症と比べ顕著な特質である。さらに近年、牛海綿状脳症(BSE)発症牛からの感染による変異型CJD、CJD汚染硬膜移植による感染性CJD症例も報告され、CJDが与える公衆衛生上の影響は非常に大きい。また現在までの多くの動物実験により早期に治療を開始することが、重要であることも示されているが、現時点では発症前、発症早期における早期確定診断法は確立されていない。本研究ではプリオン増殖機構の解明とプリオン病の早期診断につながる異常型プリオンタンパク試験管内増幅法の開発・発展を行い、蛋白単独仮説の検証とプリオン病の早期診断法の確立を目的として研究を行っている。


【コメント】
当研究室は様々な議論が自由にでき、また活気に満ちた雰囲気があります。興味のある方はぜひ一度訪問してみて下さい。


【代表的な業績】
  1. Atarashi R, Wilham JM, Christensen L, Hughson AG, Moore RA, Johnson LM, Onwubiko HA, Priola SA, Caughey B. Simplified ultrasensitive prion detection by recombinant PrP conversion with shaking. Nature Methods, Mar; 5(3): 211-12. 2008
  2. Atarashi R, Moore RA, Sim VL, Hughson AG, Dorward DW, Onwubiko HA, Priola SA, Caughey B. Ultrasensitive detection of scrapie prion protein using seeded conversion of recombinant prion protein. Nature Methods, Aug; 4(8): 645-50. 2007
  3. Atarashi R, Sim VL, Nishida N, Caughey B, Katamine S. Prion strain-dependent differences in conversion of mutant prion proteins in cell culture. Journal of Virology, Aug; 80(16): 7854-62. 2006
  4. Atarashi R, Nishida N, Shigematsu K, Goto S, Kondo T, Sakaguchi S, Katamine S. Deletion of N-terminal residues 23-88 from prion protein (PrP) abrogates the potential to rescue PrP-deficient mice from PrP-like protein/doppel-induced Neurodegeneration. The Journal of Biological Chemistry, Aug 1; 278(31): 28944-9. 2003
  5. Atarashi R, Sakaguchi S, Shigematsu K, Arima K, Okimura N, Yamaguchi N, Li A, Kopacek J, Katamine S. Abnormal activation of glial cells in the brains of prion protein-deficient mice ectopically expressing prion protein-like protein, PrPLP/Dpl. Molecular Medicine, Dec; 7(12): 803-9. 2001


医学部業績:
  http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/med/publication/
 
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