講座紹介

長崎大学感染免疫学講座のホームページにようこそ
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
新興感染症病態制御学系専攻 感染分子解析学分野教授
専攻長 西田 教行

 長崎大学感染免疫学講座のホームページにようこそ。
 正式には『長崎大学大学院医歯薬学総合研究科・新興感染症病態制御学系専攻・感染免疫学講座』と非常に長い名称です。短く『シンコウカンセンショウ系』と呼んでいます。
概 要 〜21世紀の感染症教育・研究の中核拠点形成へ向けて
 感染症には昔も今も世界規模で人類に大きな脅威となる病気があります。天然痘、はしか、ペストなど人類の歴史を大きく左右したといっても過言ではありません。先進国では衛生環境の改善とワクチンの開発と抗生剤の発明普及が功を奏して、20世紀末には感染症は撲滅されると思われていましたが、エイズをはじめ新興感染症あるいは再興感染症と呼ばれる一群の感染症が再び人類にとっての脅威になってきました。グローバル化が進む現代にあって、だれしもが世界の感染症危機と無縁では居られません。途上国(ほとんどが熱帯地方)の感染症も温暖化の影響でさらにグローバルな問題と変容しつつあります。
 長崎大学では感染症研究に特化した医・歯・薬学部の研究室が集合し、独立した大学院専従組織として平成12年に新興感染症病態制御学系専攻(独立専攻) 感染分子病態学講座を開設しました。基礎医学系のウイルス学、免疫学、疫学、薬学系の創薬学、歯学部の細菌学、そして臨床系の内科学(真菌症・細菌感染症・ウイルス感染症)と小児科学(ウイルス学)の専門家が集まり、国内では珍しい一つの大学院教育組織として誕生しました。その後平成12年に、医・歯・薬の3つの研究科が統合し、医歯薬学総合研究科が設立されたのに伴い、現在の感染免疫学講座と改名しました。

 
長崎大学スーパーコンピューター『DEGIMA-2 』と
先端計算研究センターのみなさん
 
 本講座は異なる8分野(研究室)からなり、また協力講座として長崎大学の熱帯医学研究所・熱帯感染症学講座があります。国内・国外の社会的にも重要な新興再興感染症の病態の解明や効果的な診断・治療・予防法の開発に基礎研究・臨床医学・国際協力の各方面から取り組んでいます。我々のミッションは新しい人類にとって脅威となる感染症に勇敢に立ち向かい問題解決の糸口を見いだすこと、そうした分野に生涯を捧げる若い研究者を育てることにあります。21世紀COEプログラム、グローバルCOEプログラムでは世界トップレベルの研究と教育拠点を形成するべく国際的な活動に力を入れてきました。さらに来年度(平成25年度)からは、コースワークとして熱帯病・新興感染症制御リーディング大学院を開設し、世界のリーダーとして活躍できる若手の育成に取り組みます。また長崎大学スーパーコンピューターDEGIMAを用いた超高速創薬プロジェクトを開始しています。アイソトープ実験・動物実験・遺伝子実験・生物災害防止共同実験を行う設備が整い、教員・ポストドク・研究者・学生・留学生が日々研究に打ち込んでいます。

 このホームページを通じて多くの方々に、本講座のミッション、活動、成果、研究環境、雰囲気を知っていただき、新興感染症との知的戦いの最前線を知っていただけることを願っています。いつでも新規参入する若手は大歓迎です。
組 織
専攻 講座名 研究領域名 教授名
新興感染症
病態制御学系
(入学定員20名)
基幹講座 感染免疫学講座
感染防御因子解析学 松山 俊文
感染分子解析学 西田 教行
免疫学 由井 克之
分子疫学 中込  治
臨床感染症学 泉川  公一
感染分子薬学 小林 信之
口腔病原微生物学 中山 浩次
協力講座 熱帯感染症学講座 熱帯医学研究所
連携講座 肝臓病学講座 長崎医療センタ−
抗酸菌感染症学講座 結核予防会