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放射線治療開始まで |
<外来診察>
全てのがんが放射線治療の適応となるわけではありません。まず、放射線治療医による診察を受けていただいて、適応の有無を判断いたします。
放射線治療の適応と判断されれば、放射線治療の目的、日程、副作用などについて説明させていただきます。
<治療計画の準備>
放射線を当てる範囲(照射野といいます)を決定するため、CTを撮影します。このとき基準線を3か所程度、体に書かせていただきます。これは毎回の位置あわせのための重要な線ですので、ご自分で消したり書き直したりしないでください。消えかかっている場合は担当者にお知らせ下さい。
<治療計画>
CTで得られた画像情報をもとに、放射線治療計画を行います。放射線治療医が、専用のコンピュータを用いて、放射線を当てるべき部位、放射線から保護すべき部位などを正確に評価し、最適な放射線治療ができるように当てる方向や範囲を決定します。
<治療開始>
初回治療時には、治療計画装置で決定された照射野と、放射線治療装置で撮影された写真との確認作業を行いますので、20〜30分程度かかります。以後は5〜10分程度で治療は終了いたしますが、再度確認作業を行う場合もあります。 |
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