初期臨床研修Q&A
Question :
Q1: どのような疾患の手術が経験できますか?なにが学べますか?

A1消化器系全般、乳腺・甲状腺、小児外科領域の手術経験が可能です。臨床グループに所属して研修を積んでもらいます。所属グループ以外の手術についても希望があれば、参加できるようにします。研修中は、手術以外に診断や治療方針の立て方、輸液管理を中心とした術前術後管理についても学んでもらいます。
Q2: 将来外科以外の科を志望していますが、外科研修の意味ありますか?

A1研修中は縫合、結紮など基本的な外科手技や周術期管理を習得できるようにしています。それ以外にも、医師としての心構え、外科視点からの疾患・治療に対する考え方、チーム医療の大切さなど、将来どの科に進んでも役に立つことを学べます。
Q3: どのグループになりますか?外科研修期間はどのくらいですか?

A1所属グループは希望を聞いて相談のうえ決めています。期間について上限はありませんが、多くの方が1ヶ月~3ヶ月間を選択しています。期間中にグループを変更し複数領域の研修をすることもできます。
Q4: どのような手技を実践できますか?

A1縫合結紮、開腹、閉腹から手術まで経験してもらっています。また、中心静脈カテーテル挿入、ポート留置、胸腹部穿刺など局所麻酔下での処置も経験できます。
Q5: 学会発表や論文作成はどうですか?

A1積極的に行って下さい。達成感があります。スライド作成、発表、論文作成とも多くの先生が初めてだと思いますので、各指導医がきちんとアドバイスします。
Q6: 指導体制はどうなっていますか?

A1基本的には所属した臨床グループの医師が指導医になりますが、2~4人組で担当医になっていますので、その中でチームの一員として研修してもらいます。医学的なこと、社会人として、プライベートなこと、なんでも相談してください。また、当科は臨床グループごとの垣根はありませんので、所属グループ以外の医師とも交流をもって色々なことをどんどん吸収してください。
Q7: 当直はありますか?

A1当科で当直を担当してもらうことはありません。
Q8: 勤務時間はどうなっていますか?休みはありますか?

A1外科の業務は、土日出勤が必要であったり、夜間緊急手術が入ったりすることもありますが、チーム医療のいいところはお互いにカバーできるところです。しっかりと休みを取りながら、決してオーバーワークにならないように心がけています。
Q9: 女性医師の研修体制はどうなっていますか?

A1当科では多くの女性医師が外科医として働いています。研修においても各人がスムーズに研修ができるように相談にのります。
Q10: 体力がないとダメですか?

A1臨床の仕事をするとき、手術をするときの体力は、運動をするときの体力とは違います。長距離走れる体力がないと、長時間手術ができないことはありません。ただし、医師として仕事をやっていくのは、何科であっても体力的、精神的に健康でないと良い医療は行えませんので、普段から食生活に気を付けたり、ジョギングなどを行って健康に気をつけています。
お問い合わせ
移植・消化器外科 医局
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E-mail nigeka2@yahoo.co.jp  医局長 足立智彦