カリキュラムの細分化で |
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長崎大学病院全体でサポートする 長崎大学病院はすべての診療科が整っています。当科で補えない、呼吸器外科や心臓血管外科などに関しても、他科と連携し、研修を行います。このローテーションスケジュールにより、一般病院で経験数の少ない、呼吸器外科、心臓・大血管、末梢血管、小児外科の経験も十分に積めます。
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修練医ローテーション・スケジュール |
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4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
A | 下部 | 心外 | 内分泌 | 上部 | 胸部 | 小児 | 胆膵 | 肝臓 | ||||
B | 胆膵 | 下部 | 内分泌 | 肝臓 | 小児 | 上部 | ||||||
C | 内分泌 | 肝臓 | 胆膵 | 上部 | 胸部 | 下部 | 小児 |
いち社会人として あなたはタクシーでの席順のマナーがわかりますか?招待状やお礼のお手紙の書き方が分かりますか?まずは社会人として様々なマナーを学び、外科医としてだけでなく、社会人としての教育も十分に行います。 |
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手術適応を学ぶ 大学病院はハイリスク症例や高難易度手術も多く、厳しい手術適応が求められるため、慎重な判断力が必要です。 助手だけでなく、時には術者として参加することにより、手術の基礎とスキルを学んでいきます。多くの分野を回り、基本手技がいかに重要かということを認識します。 病棟管理を学ぶ 病棟管理においては修練医を中心に行います。様々な検査から病理検体の扱い、紹介状の書き方まで、指導します。はじめての手術なども様々経験しますので、上級医に相談しながら、周術期管理を学びます。
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学会発表・国際学会参加 早い時期から、学会発表、学会参加を行い、全国に目を向けることを目標としています。毎年若手を中心に海外学会に参加、日本で導入されていない手術法などを学びます。また、英語でのコミュニケーション能力の重要性を学びます。 |
バラエティーに富んだ連携病院群
大学病院で修錬を積んだ後、連携病院で外科研修を行います。離島の中核病院、地域の中核病院、三次医療機関と様々な病院があります。指導医の先生方も個性豊かな先生ばかりですので、充実した研修が送れます。
豊富な経験数と外科医としての自覚 地方の病院は都会と比べ、十分に手術ができるのだろうか。心配はいりません。外科医として経験を積むには十分な症例数がそろっています。術者、第一助手としてどんどん経験を積み、“手の動く外科医“の育成を目標にしています。技術だけではなく、手術場の雰囲気作り、手術時の患者への説明、安全な周術期管理などスムーズに行うことで安定した手術成績が得られます。 |
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地域担う外科医 外科医は地域を守るために日々戦っています。離島を始め、長崎は交通の便が悪い地域が多いため、様々な疾患に対応できる総合力を持った外科医が必要です。手術、救急疾患、内視鏡検査、化学療法、重症患者の全身管理など様々な分野の知識と経験が必要です。地域の住民の健康を守るために外科医は大きな期待と責任を背負っています。
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移植・消化器外科 医局 TEL. 095-819-7316 / FAX. 095-819-7319 nigeka2@yahoo.co.jp 医局長 足立智彦 |