細胞シートとは、1個1個の細胞を接着・凝集化させて、シート状に組織構築(細胞間接着や組織構造を再建)させた細胞集合体です。細胞シートは移植時の生着に優れ、再生医療技術の1つとして注目されています。現在までに、細胞シートによる心筋や角膜上皮の再生等、多数が臨床応用されています。
 当科では、主に肝臓と膵臓をターゲットに、細胞シートを用いた再生医療を研究しています。
 1型糖尿病、あるいは膵炎により膵機能が悪化した患者への治療に膵島細胞移植があります。ドナーから提供された膵臓、もしくは本人の膵臓を摘出し、膵臓を分離消化し、インスリンを分泌する膵島細胞(Islet cells)のみを抽出、膵島細胞を肝臓の中にある門脈という血管へ移植をするという治療です。
 当科では2012年4月より膵島細胞移植認定施設に認定され、実臨床に向けた準備を行うとともに、さらなる治療効果を生むための研究を日々行っております。
 細胞シートとは、1個1個の細胞を接着・凝集化させて、シート状に組織構築(細胞間接着や組織構造を再建)させた細胞集合体です。細胞シートは移植時の生着に優れ、再生医療技術の1つとして注目されています。
 長崎大学は、東京女子医科大学と協力し「早期食道癌に対する内視鏡的食道粘膜切除(ESD)後食道潰瘍面への自家口腔粘膜上皮細胞シート移植」による、広範囲のESD治療後の食道狭窄を予防する臨床研究に取り組んでいます。
培養基板を用いたiPS細胞の効率良い分化誘導

組織幹細胞の研究

・ scaffoldを用いた腹腔内での腸管再生

・ 術後直腸肛門機能不全に対する治療効果

・ 肝虚血再灌流障害軽減効果の検討

Foker法により延長した食道の組織学的構造および機能の検討
長崎大学病院 臨床研究センター「公開しなければいけない臨床研究【 移植・消化器外科(第二外科) 】」ページ