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見学者・随時歓迎

学生および研修医の皆様へ

初期研修医の皆さんの中には、今後の医師としての進路や将来像に悩まれている方も少なくないと思います。そして、『泌尿器科に興味があるけど、何か違うんだよな~』、『手術は出来るようになりたいけど、保存的治療を含めて幅広い分野で活躍したいんだよな~』、と感じている方もおられるでしょう。そのように悩まれている研修医の皆さん、私達が実践している泌尿器科診療を是非一度見学に来てください!!
長崎大学病院、泌尿器科では、以下に挙げる様々に特色ある診療を実践しています。長崎医療圏の病院は言うまでもなく、他県で研修中の先生も大歓迎します。長崎大学以外の出身で“気おくれ”する先生もいるかもしれませんが、ホームページのスタッフ紹介を見ればわかりますが、大学病院勤務医の3分の2は他大学出身者ですので、全く気にする必要はないですよ!半日~数日まで希望に合わせて見学期間も調整できますので、気軽に声を掛けてください!

1) 豊富な腹腔鏡手術、ロボット支援下手術の経験

私達は、各種の泌尿器癌に加えて、副腎腫瘍や後腹膜腫瘍などほとんどの手術を腹腔鏡手術で行っています。また、内視鏡手術支援ロボット(ダビンチXi)2台を7名の術者資格者で行うことで、日本でも有数の手術経験を有しています。また、まだ施行可能な施設が限られている「ロボット支援下仙骨膣固定術」など最先端の手術にも積極的に取り組んでいます。

2) 特徴ある泌尿器科癌の保存療法

膀胱全摘除術に代わる「化学放射線療法併用の膀胱温存療法」や、進行性膀胱癌に対する「低用量抗癌剤維持療法」、さらに、進行性腎癌に対する「分子標的治療薬の隔日投与」や、転移性前立腺癌に対する「エストロゲン製剤」など特徴的な療法を行っています。これらの成績は欧文誌に掲載され、世界的にも注目されています。私達は、手術に加えて化学療法や放射線治療によるがん治療にも力を入れています。

3) 関連診療科と協調した移植医療および血液透析療法を中心とした腎不全診療

透析医療にも積極的に取り組むと同時に、 350名を超える腎移植の経験があります。そして、特筆すべきことは、「膵腎同時移植」に代表される複数臓器の同時移植を外科系の医師と共同で、そして、透析に関する診療を腎臓内科の医師と協調しながら円滑に行っています。また、2022年4月からは「透析アクセス専門外来」を新設するなど、腎不全診療および移植医療におけるチーム医療に貢献しています。

4) 幅広い診療内容

1)~3)の泌尿器癌や腎不全の診療に加え、「排尿障害」、「女性泌尿器科」、「小児泌尿器科」、「男性不妊、男性機能障害」、さらに、「副腎腫瘍など内分泌外科」や「尿路結石」、「尿路感染症」と幅広い分野を診療しています。そして、“専門医が診療”、“国際学会や英語論文を通して積極的に世界へ情報を発信”、“ほぼ毎週新患患者が受診”するなど、これらの診療を先進的かつ高度なレベルで行っています。

5) 地域医療としての「泌尿器科」診療

私達の教室は60年を超える歴史があり、長崎県内すべてと佐賀県の一部の病院の泌尿器科が関連施設になっています。また、県内すべての泌尿器科開業医は同門会の仲間であり、共に地域医療を支えています。この幅広いネットワークを生かし、大学病院の見学に加え市中病院や開業医院における診療の見学も可能です。このように、高度で先進的な診療に加えて、地域の「かかりつけ医」としての診療も体験できます。

連絡先

長崎大学 泌尿器科・腎移植外科

TEL  :095-819-7340

MAIL:nagasaki.uro@gmail.com