「第38回九州腎臓移植研究会」開催レポート
2018年8月7日
第38回九州腎臓移植研究会
日 時: |
2018年7月21日(土) 11:00〜18:00 |
会 場: |
長崎大学医学部 良順会館 |
会 長: |
酒井 英樹
(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
泌尿器科学 教授)
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「プログラム」 |
「抄録集」 |
2018年7月21日酒井英樹教授を大会長に第38回九州腎臓移植研究会が開催されました。
本研究会は九州一円の腎移植に関わる医師、看護師、コーディネーター、検査技師といった関係者が一同に会して、
腎移植の治療成績向上をめざし、さらに交流を深めることを目的として年1回開催されております。
大会長の酒井教授の開会挨拶で研究会がスタートしました。
今回の研究会では「献腎移植の普及と治療成績向上をめざして」をテーマとして特別企画を行いました。シンポジウムは長崎医療センターの錦戸先生、鹿児島大学の山田先生の進行で行われました。
献腎提供のコツを長崎大学高度救命救急センター平尾朋仁先生、献腎摘出のコツを九州大学臨床・腫瘍外科の岡部安博先生に講演いただきました。両名とも、豊富な臨床経験を移植医療の成績向上につなげるためにご尽力されていることがひしひしと伝わりました。
そして最後は旭川医科大学外科の松野直徒教授に「灌流保存のup to date」というタイトルの特別講演です。
我が国の臓器保存の基礎研究および臨床研究におけるオピニオンリーダーである松野先生のお話をお聞きして、さらなる治療成績向上を目指す気持ちが九州で一つになったような気がしました。
会の運営にご協力いただいた大学病院泌尿器科、腎臓内科、血液浄化療法部の先生方、スタッフの皆さん、長崎医療センターの松屋先生、大仁田先生、松田先生、諫早総合病院の岩田先生、ありがとうございました!!この場を借りてお礼申し上げます。
(文責:望月保志)