髙橋 孝輔 |
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平成23年卒の髙橋孝輔と申します。2019年4月より富山大学に留学させて頂いております。現在も富山で日々楽しく過ごさせて頂いております。
話は変わりますが、富山は「雪の大谷フェスティバル」が有名な立山連峰・黒部ダム・世界一美しいスターバックスコーヒー店など観光地が多いです。ホタルイカ・白エビ・寒ブリなどの海産物や有名な日本酒もあり、是非一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。
一つ目に関しては、処置日の月曜日・木曜日はEUS(FNA)の症例を安田先生と半分ずつ、ERCP(POCS・POPS含む)は自分が術者で教授が介助というパターンが多く、大変勉強になっています。その他、内視鏡的乳頭切除術や術後腸管のダブルバルーン内視鏡下ERCPに関しても、安田先生や小腸班の先生方にご指導頂いております。Interventional EUSに関しては、私にとってまだまだ敷居が高く、ミスして怒られないように必死に安田先生の介助をしております。また、国内のEUS・ERCPライブに助手として参加したり、2019年12月には中国の南京鼓楼病院に出張してきました。その際に、EUSの講義と実技講習をさせて頂く機会を得ることができ、緊張しましたが非常に良い経験でした。 二つ目に関しても、スタッフが少ないため、雑誌への執筆依頼が舞い込みます。私にとっては有り難い限りです。現在、消化器内視鏡という雑誌を中心に2編寄稿でき、その他4編寄稿予定であります。論文を読むのは大変ですが知識をupdateでき、大変勉強になっています。臨床研究に関しては、EUS-FNAの穿刺におけるストローク回数に関する多施設共同ランダム化比較試験や、膵癌の網羅的がん遺伝子解析におけるEUS-FNAの検体採取の実態調査研究、などに取り組んでいます。消化器内科医になって一度も大学で働いたことのなかった私にとっては、初めてのことばかりで壁にぶつかることもたくさんありますが、安田先生のご指導や同期・後輩の支えもあって楽しく過ごすことができています。 最後になりましたが、このような貴重な機会を頂いた長崎大学消化器内科の全ての方々に心から感謝申し上げます。帰ってきた際には長崎に少しでも貢献できるように精進致します。 |