長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 新興感染症病態制御学専攻 感染分子解析学分野

INTRODUCTION
ヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病をはじめとするプリオン病は、感染性蛋白粒子(プリオン)がその病原因子とされていますが、未解明な点が多く残されています。プリオンは、その立体構造が変化すると凝集するというアミロイド性タンパク質としての挙動と、個体から個体へと伝搬するというウイルス様の感染動態の2面性を備えており、したがって構造生物学的アプローチと病原微生物学的アプローチを駆使してプリオンの本質に迫りたいと考えて研究に取り組んでいます。また異常蛋白蓄積による神経変性メカニズム解明も重要なテーマです。当教室は、日本におけるプリオン研究の草分け的存在として様々な実績を積み重ね、基礎研究から診断法、治療法開発まで幅広くチャレンジしているラボです。臨床に直結する早期診断法、根治療法、予防法の開発などに関して学内外と共同研究を行っています。
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