学生・研修医の皆さんへ

佐世保市立総合病院
    websitehttp://www.hospital.sasebo.nagasaki.jp/

 佐世保市立総合病院は、長崎 県北地区における地域医療の中核病院です(病床数594床は長崎県下3番目)。病院の特徴は、大病院にありがちな動きの悪さがなく、各科連携がスムーズで まさしく電話1本でコンサルト出来る体制でありながら高度医療に対応している点です。

 その中で消化器科は、肝疾患、胆道疾患、炎症性腸疾患、消化管がん などの幅広い疾患に対して 少数精鋭で 対応しています。

 佐世保市立総合病院の内科研修体制(本年度)は、1年目は
 ・ 消化器・呼吸器・血液内科
 ・ 循環器・腎臓・内分泌代謝・神経内科
の2コースを順次 履修する体制に昨年より変わりました。昨年までは 内科系全て一度に履修する体制であったのに比べて、専門域まで突っ込んだ研修が出来るようになっています。また細分化せずコースとしたことで、同時期に知識を関連づけた幅広い研修が出来るようにもなっています。履修内容も個人の要望にあわせてフレキシブルに対応しているため、特に2年目では希望する科を重点的に研修することも出来ます。
(なお研修体制は、研修医の意見を聞き、共に考え 現在も発展中です。)

 消化器科研修は 幅広い消化器領域の中から 内科認定医を取得する事を考慮し 相応しい症例や救急症例を吟味して受け持ってもらいます。 内視鏡検査、腹部エコーなどの技術・知識の習得にも力を注いでいます。 実際 全大腸検査が出来るまでなった研修医もいます。将来 消化器科を希望されている方や、やる気がある研修医の先生は 内視鏡的治療にも参加出来、止血などの処置も上級医と共に経験できます。

 県内外関連病院の消化器内科医療における基幹施設の一つであり、関連病院より多数のコンサルト症例があるため、貴重な症例、珍しい症例の経験を得ることができます。

 希望すれば研修の一環として学会発表も出来ます。実際 昨年は地方会のみならず、日本消化器病学会総会への発表を行った研修医もいます。

 レジデントともなると多くの症例を経験でき、県内でも1,2と思われる症例の内視鏡治療が出来ます。ひとり立ちできるほどの知識と高度な技術が身につくこと請け合いです。あなたも今すぐ即戦力です。

消 化器科研修の指導陣は、現在スタッフ4名、レジデント1名 (男3名、女2名)の構成です。各々 専門領域を持っていますが、専門領域にこだわらず消化器疾患全般を診療しています。困難な症例は各々の専門分野の知識を動員し診療しています。

 特徴は、個性派集団の集まりですが、いわゆる怖い人・恐縮するような人がいず 皆で情報を共有し仲良くチーム医療を展開してる点です。 その点 研修医の先生には相談しやすい体制であると自負しています。

 最後に 佐世保市立総合病院は、佐世保市中心部にあり 米軍基地と飲み屋街に挟まれた好条件の場所に位置しています。昼は語学勉強から、夜は社会勉強まで出来ます。(上級医を さそえば喜んで夜の街へ繰り出し おごってくれるかも・・。)
この恵まれた環境の中で 共に仕事をしてみませんか? 少しでも消化器科に興味のある方 大歓迎です。待ってます。


【 2008年 年間検査数・治療件数 】

  上部内視鏡 2842件、下部内視鏡 1145件、
  内視鏡的膵胆管造影・治療 213件(県下1位)
  内視鏡的粘膜下層剥離術 72件、内視鏡的ポリープ切除術 153件、
  内視鏡的消化管止血術(治療後出血を除く) 74件

【 学会関連 】
   日本内科学会・教育病院、日本消化器病学会・関連施設、
  日本消化器内視鏡学会・指導施設、
  地域がん診療拠点病院、日本がん治療認定医機構・研修施設、
  日本臨床腫瘍学会・研修施設