仕事と生活の両立を目指す先生方へ

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ごあいさつ

 平成12年(2000年)、故樋口美枝子先生のご提案により、第二内科女性医師の会の前身が発足しました。女性医師が協力し意見を出し合い働きやすい環境を作ることを願ってのご提案でした。
 当初は年に1回第2内科学会後に女性医師が集合し話し合うというものでしたが、女性医師の増加に伴い、女性医局員からの要望もあって平成18年(2006年)4月女性医師ワーキンググループを立ち上げ、正式に第二内科女性医師の会として活動を始めました。以後、名簿の作成や実態調査、アンケート調査、ブログの開設などを行ってきました。
 活動は活発だったとは言えませんが、仲間意識を持つ、先輩の働き方を知ることができるなどの役割は果たせたかと思います。
 現在、国、組織における医師の働き方に対する支援体制は当時とは比較にならないほど充実しております。しかし、意識改革も含め未だ様々な課題があります。
 働き方改革は女性だけの問題ではないことから、第2内科女性医師の会は令和5年(2023年)に発展的解消することとなりました。
 ワークライフバランスを大切にし、生きがいを感じることができる働き方ができるよう医局全体で取り組んでまいります。

第二内科 呼吸器内科・アレルギー班
(臨床研究センター管理ユニット教授)
福島 千鶴

医師の就業継続とキャリアイメージ

ワークライフバランスへの取り組みには、様々な視点が必要です。
性別を問わず、臨床・研究・教育といった業務と家庭のバランスを重視する人、目指す医師像やキャリアに向かって邁進している人、子育てをメインに生活する人、など多様な働き方が選択できます。
パートナーの勤務先、妊娠・出産・育児、自身の病気、家族の病気・介護など、現在の状況やライフステージに応じて、関連施設が多い強みを活かして業務や勤務先を配慮しています。

長崎大学病院第二内科での実際の取り組みを一部紹介します。

  • チーム制で担当し、時間外は十分な休暇を取れるようにする
  • 診療に関わるカンファランスは原則として勤務時間内に実施する
  • タスクシフトの推進
  • あじさいプロジェクトを活用した保育サポート
  • 性別に関わらず、産休・育休取得を推進する
  • 子育て医師支援のため、一部在宅ワークを取り入れる
  • 自身が病気になった場合や、家族に介護が必要になった場合の、業務内容・外勤先・勤務先の調整

下記のキャリアイメージや、あじさいプロジェクトのHPもご覧ください。

呼吸器内科

腎臓内科

あじさいプロジェクト


お知らせ

二内科学会での託児所の御案内

二内科学会、新入局員歓迎会、忘年会などにおいて託児所を設けています。是非ご利用ください(事前の登録が必要になります)。


休職中の先生も、第2内科の医局行事(カンファランス、回診など)の見学が可能です。

ご希望される方はからお問い合わせください。


あじさいプロジェクトのご案内

長崎大学病院内にメディカル・ワークライフバランスが設置されており、長崎県全域の医師を対象に、医師が仕事と生活の両立を実現するための支援とその環境整備を推進しています。
詳しくは「あじさいプロジェクト」をご覧ください。


メーリングリスト終了のご案内 2023.4.1.

第2内科女医会のメーリングリストは終了いたしました。
メールでのお問い合わせは、へお願い致します。


第二内科女性医師の会の沿革

2000年

樋口美枝子先生のご提案により、女性医師の会の前身が発足

2006年4月

第二内科女性医師の会が正式に発足

2006年5月

第二内科女性医師名簿の作成、現状(就労状況)調査

2006年12月

第二内科学会にて報告(会の発足、第1回アンケート調査結果)

2007年5月

第二内科女性医師名簿改訂

2007年12月

第二内科学会にて報告(第2回アンケート調査結果)

2008年8月

第二内科女性医師名簿改訂

2010年8月

ホームページ立ち上げ(第二内科ホームページ内)
二内科学会、新入局員歓迎会、忘年会などで託児所の開設を開始

2023年4月

第二内科女性医師の会から、男女問わないワークライフバランスの充実を目指して発展的解消