教授挨拶

医学生・研修医の皆さんへ

長崎大学医学部 第二内科 教授
迎 寛(むかえ ひろし)

 長崎大学第二内科のホームページにお越しいただきありがとうございます。私は平成27年11月に長崎大学第二内科の教授に就任致しました。よろしくお願い致します。それ以前は平成21年7月から6年4か月間、産業医科大学呼吸器内科に在籍していました。元々、私は長崎市、長崎大学第二内科出身であり、今回、母校・母教室に戻ったことになります。長崎大学医学部は150年を超える歴史があり、また第二内科も開講90年を超える伝統ある教室であり、今回母校に戻り、身が引き締まる思いがしています。
 私が入局した頃の第二内科には呼吸器・消化器・腎臓・循環器の4つのグループがあり、毎年20~30人程度の入局者があるような医局でした。今も多くの第二内科出身の先生が全国の様々な大学の教授となって活躍しておられます。このように伝統ある教室ですので、若い医師を育てるための教育は充実しており、多くのリサーチマインドも持った臨床内科医が育っていると自負しています。約10年前の内科再編成により、現在の第二内科は呼吸器・感染症・腎臓の3つのグループとなり、以前と比較すると担う内科領域は少なくなっていますが、この”若手育成を一生懸命に行う”という伝統は変わることがなく引き継がれています。
 呼吸器グループは感染症・呼吸管理・肺癌と3つのグループに分かれ、各グループで熱心な研究や診療が行われています。呼吸器内科は高齢化社会を迎えて、今後ますます重要な領域となっていきます。しかし、循環器内科や消化器内科と比較すると受け持つ患者数としてはほぼ同等ですが、呼吸器内科専門医の数は全国的に1/2~1/3程度しかおらず、呼吸器内科医が不足している状態が続いています。中には数人しか呼吸器専門医がいない県もあり、呼吸器内科医を育成することは極めて重要なことです。ぜひ、皆さんに呼吸器内科に興味を持っていただき、私どもと一緒に仕事をしていただきたいと思います。また、腎臓グループも西野友哉教授を中心に若い力が結集され、とてもまとまったグループとなっており、素晴らしい診療・研究を行っています。ぜひ、ポリクリ、クリクラ、初期臨床研修、後期臨床研修、専門医といろいろな段階で、この伝統ある長崎大学第二内科のそれぞれの領域でプロフェッショナルを目指すことを考えてみませんか。


ご挨拶

長崎大学病院 腎臓内科 教授
西野 友哉(にしの ともや)

腎臓を通して全身を診る

 腎臓内科診療の魅力は、腎臓病の発症から腎不全まで一貫して患者さんとの関わりがもてること、原因が腎臓のみならず高血圧や糖尿病、膠原病といった全身疾患に伴うものなど多岐にわたることです。私たちは「全身を診る」内科医としての役割を肝に銘じ、「すべては患者さんのために」をモットーに診療にあたっています。また、各診療科と緊密に連携を図りながら、脳卒中や心血管疾患、さまざまな外科治療を要する重篤な合併症をもった透析患者の受け入れ、膠原病や神経疾患などに対するアフェレシス治療を積極的に行っています。
 腎臓内科は、広い視野と高い専門性が必要とされる大変やりがいのある診療分野だと思います。


Visionをもった医師へ

 私たちは診療科の特徴と強みを生かし、腎臓のみならず幅広く全身を診る医師の育成に力を尽くします。また、高齢化社会を見据え、慢性期医療にかかわる多職種間連携教育にも重点を置き、各職種と協調して包括的なケアを提供できる指導者の養成という役割も果たしていきます。
 グローバルな視野とリサーチマインドをもった医師育成に、研究は極めて重要です。「臨床における疑問に基づいた基礎研究と地域社会に貢献する臨床研究の推進」に努めていきます。


高きより高きをめざして 可能性は無限大

 私たちは若いチームではありますが、指導医は情熱をもって学生や研修医、専攻医の指導にあたっており、これまでに2名が研修医からの評価を基にした「ベスト指導医賞」を受賞しています。このような実績も励みとしながら、若い力を結集し、高きより高きをめざして診療・教育・研究に取り組みます。

 
若いみなさんの可能性は無限大に広がっています。
その可能性を、私たちと一緒に探ってみませんか?
きっと、明るい未来がここにはあると思います。