研究内容

2.カロリー制限におけるエピジェネティクス解析
 細胞形態から個体機能は、エピゲノムコンポーネント、すなわちDNA メチル化や多様な翻訳後修飾(ヒストン修飾、非コードRNA)によって組織化されています。また、エピジェネティクスは、世代をこえて記憶されており(エピジェネティクスメモリー)、その記憶は個体レベルでは次世代の生活習慣病発症リスクに影響します。したがって、次世代を具備した将来的な健康寿命延伸を考慮した場合、包括的なエピゲノムコンポーネント解析は必須です。私達は、エピゲノムコンポーネント解析、特に DNA メチル化および microRNA(miRNA)研究を推進し、次世代へ継承される健康を目指して研究を行っています。


CR の抗老化、寿命延長のメカニズムにおける階層構造 拡大 画像クリックで拡大表示