大学院教育
平成16年度からの卒後教育
1~2年目: | 新卒後研修プログラムのもと、希望する医療機関でプライマリケアを中心とした研修を行う。 |
3~4年目: | 長崎大学医学部・歯学部附属病院あるいは長崎大学麻酔学教室関連施設で、麻酔科専門医養成のための研修を行う、あるいは大学院へ進学する。 |
5~6年目: | 関連施設のスタッフとして麻酔、集中治療、ペインクリニックに従事する。 |
7~10年目: | 大学病院において学位取得のための研究を行う。 |
資格の取得
■ 厚生労働省が認定する麻酔標榜医を、2年間の麻酔研修の後に取得。 ■日本専門医機構が認定する麻酔科専門医を、4年間の麻酔業務専従の後に取得。 ■ その他、各学会が認定する専門医の資格を取得できる。 |
大学病院での研修
■ 麻酔管理を軸に集中治療、ペインクリニックおよび救急医療の研修を行う。
■ 麻酔専門医の指導のもとに、基本的知識と手技の習得を目指す。
研修医による英文総説の抄訳発表会を行い、英語力の養成と医学知識のアップデートを図る。
■ 毎週水曜日:術前カンファレンス
各診療科主治医と合同で術前症例検討会を行い、合併症や問題点の多い症例の周術期管理方針を決定する。
■ 毎週火曜日、水曜日:臨床麻酔セミナー
研修指導医による研修医を対象とした勉強会を行い、教科書的知識と日常の臨床業務との橋渡しを図る。
■ 毎月1回土曜日:週末カンファレンス
術後症例検討会、集中治療部症例検討会、ペインクリニック症例検討会に加え麻酔科診療における問題点などについて討議する。
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大学院への進学
■ 研修終了後の卒後3年次以降に、各人の希望による大学院進学が可能。 ■ 一般大学院、社会人大学院のいずれかを選択する。 ■ 社会人大学院生は大学病院の医員あるいは関連病院のスタッフとして臨床に従事しながら、大学院生として研究活動を行うことができる。 |
麻酔科関連学会
・日本集中治療医学会 ・日本ペインクリニック学会 ・日本救急医学会 ・日本蘇生学会 ・日本循環制御医学会 ・日本心臓血管麻酔学会 ・日本小児麻酔学会 ・日本疼痛学会 など |