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- 氏名
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中村 裕一郎
- 教官
- 略歴
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- 出身高校:ラ・サール高等学校
- 2013年3月
- 長崎大学医学部医学科 卒業
- 2013年4月
- 長崎大学病院 初期臨床研修
- 2014年4月
- 長崎みなとメディカルセンター 初期臨床研修
- 2015年4月
- 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 入局
- 2019年4月
- 日本赤十字社長崎原爆病院 泌尿器科
- 2020年3月
- 博士号取得
- 2021年4月
- 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 医員
- 2022年7月
- 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 助教
- 2024年12月
- 大阪国際がんセンター 泌尿器科
- 2025年
- 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 助教
これまでのキャリアパス
私が泌尿器科に出会ったきっかけは、もともと外科系に興味があったのですが、初期研修の外科系選択でたまたま泌尿器科を選んだことでした。外科も泌尿器科も研修する中でどちらの科にも魅力を感じ、進路はすごく悩みましたが、最終的に医局の雰囲気が自分に合っていると感じた泌尿器科への入局を決めました。
泌尿器科は比較的コンパクトな医局であり、若手泌尿器科医にとって手術の執刀や学会発表などのチャンスがとても多く、指導医からしっかりしたマンツーマン指導を受けることができます。そのおかげで、3年目からロボット手術の助手、腹腔鏡手術のスコピストや執刀、経尿道的内視鏡手術の執刀、また全国規模の学会での発表など多くの経験を積むことができました。4年目ではサンディエゴで開催された米国泌尿器科学会(AUA)に参加させて頂き、先輩方の発表を見ていつかこんな大きな国際学会場で発表してみたいと思うようになりました。大学院生として本格的に研究生活が始まり、5年目ではフィレンツェで開催された国際禁制学会(ICS)で排尿機能に関する2演題を、6年目ではサンフランシスコで開催された憧れの米国泌尿器科学会(AUA)で膀胱癌の研究に関する1演題を発表することができました。
主に前立腺癌や膀胱癌などの研究を行い、博士号を取得した後、関連病院で開腹手術も数多く経験し、9年目から再び大学病院に戻りました。10年目からいよいよロボット手術の執刀を開始し、現在も様々なロボット手術の術式習得に向け日々鍛錬しています。
これまでに、がん治療認定医、腹腔鏡技術認定医、ロボット外科専門医などの資格を取得してきましたが、今後も腎移植や透析、がん遺伝子治療など泌尿器科の幅広い専門分野を極めていきたいと考えています。
泌尿器科の魅力
泌尿器科の魅力は、内科も外科も見られるところ、若手のうちからロボット手術など多くの手術の執刀ができるところ、腎移植や透析、腎泌尿器がん、排尿機能、小児、尿路結石など幅広い専門分野をカバーしているところ、などなど挙げればきりがありませんが、なんといっても1番の魅力は全国どこに行っても泌尿器科医は面白くて親しみやすい先生ばかりであるところだと思います。