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- 氏名
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河田 賢
- 大学院生
- 略歴
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- 出身高校:福岡県立東筑高校
- 2017年
- 長崎大学医学部医学科 卒業
- 2017年
- 北九州総合病院 初期研修医
- 2019年
- 長崎大学病院 泌尿器科腎移植外科
- 2020年
- 佐世保市総合医療センター
- 2021年
- 嬉野医療センター 大学院入学
- 2022年
- 長崎大学病院 泌尿器科腎移植外科
- 2024年
- 愛知医科大学病院 腎移植外科(国内留学)
これまでのキャリアパス
長崎大学卒業後、一度地元の北九州で研修を行いました。勢いのある医局の雰囲気と泌尿器科の手技の多さに魅力を感じ、長崎に舞い戻り入局しました。
入局1年目は大学病院にて基本的な診察や病棟管理を指導してもらいつつ、ロボット支援手術の助手などを主に行いました。また、経尿道的手術や内シャント造設術も多く執刀させてもらいました。
入局2、3年目は外病院を周り、腹腔鏡下腎摘除術や膀胱全摘など大きな手術も主治医として執刀させてもらうようになりました。指導医の先生に根気強く指導していただき、なんとか完遂した時の達成感は何事にも代えがたいものと思っています。
主治医として診療を行う上で治療に難渋するケースも多く経験しました。疾患や薬物の理解を深めたいという思いから、入局3年目から大学院進学に進学しました。当時はコロナが流行していて授業は主にZOOMで行っており、平日は外病院にて診療を行いながら土日に授業を受けていました。
入局4年目から大学病院にて主に基礎研究を行い始めました。現在、主に腎細胞癌に対する癌腫瘍免疫の病態解明、新規薬物治療の研究に取り組んでいます。
そして、入局6年目から国内留学として愛知医科大学病院で勤務させていただきます。現在を行っているオンコロジーとはうってかわって、腎移植を中心に勉強させていただきます。
今後は何々を専門にしたいという明確なビジョンは定まっていないですが、将来的には「この疾患といえばこの人」と呼ばれるような、スペシャリストになりたいと考えています。現在は泌尿器科医として経験を積み、全般的なスキルを磨くべく目の前の事に全力で取り組みたいと思っています。
泌尿器科の魅力
専門分野が幅広く多様な生き方が出来る点です。泌尿器腫瘍、腎移植、排尿障害、尿管結石や小児泌尿器など数多くの分野が存在し、その中には自分がやっていて楽しいな、自分に向いているなと思える分野が必ず存在します。また、ひとつの事に特化しないでもクリニックや医院を開業し地域の方々の悩みを解決し、健康を守るといった生き方も向いていると思います。個人としても興味は時とともに変化してくることもあるでしょうが、一生仕事として飽きることはないだろうなと思います。