患者さん・かかりつけの先生へ

患者さんへ

<腎臓内科の特徴>

 当院腎臓内科で取り扱う疾患は、IgA腎症を始めとした慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、慢性腎不全など多岐にわたり、年間で延べ8000名余りの受診があります。また、末期腎不全の患者さんに対しては腹膜透析および血液透析の導入を行っており、2013年からは泌尿器科と連携を取りながら腎移植関連診療に関しても一緒に診療していく体制をとっています。最近では透析導入を未然に防ぐために、地域の一般開業医の先生方と連携して慢性腎臓病(CKD)患者さんを診療する取り組みにも力を入れています。


<腎臓病の可能性があるケース>

  • 検診などで、血尿・蛋白尿・腎機能障害を数ヶ月の間継続して認める場合
  • 急に浮腫(むくみ)や体重増加が出現した場合

このような場合は早めに医療機関への受診をお願いします。


<初めて当科を受診される患者さんへ>

 腎臓内科では毎週月・水曜日に外来診療を行っています。長崎大学病院では原則かかりつけ医からの紹介をお願いしていますので、初めて受診される時は必ず事前にかかりつけ医から予約をお取りいただき、当日は紹介状をご持参下さい。紹介後は紹介元の先生と密に連携をして診療させて頂きます。詳細につきましては「長崎大学病院 外来診療のご案内」もご覧ください。


<外来受付時間>

午前8時30分~午前11時(診療開始 午前9時から)
※休診日は、土曜、日曜、祝日、休日及び年末年始(12月29日から1月3日)です。
緊急の場合は救急外来で受付けします。


<お問い合わせ先>

外来受付:095-819-7468(2階外来)
時間外:095-819-7243(救命救急センター)


かかりつけの先生へ

<はじめに>

 長崎大学病院腎臓内科は腎臓専門施設として慢性腎臓病、腎炎、ネフローゼ症候群など腎疾患全般に対する診療をはじめ、二次性高血圧、電解質異常、透析・腎移植患者の導入、管理、合併症など腎臓に関連する様々な疾患にも対応しております。精査や入院が必要と考えられる患者さんがいらっしゃいましたらいつでもご紹介下さい。


<CKD対策における病診連携に関して>

 長崎市では慢性腎臓病 (CKD) 対策として健診や病院受診での血液検査や尿検査の結果をもとに、かかりつけ医と腎臓の専門医とが協力しながら治療をすすめるシステムを構築しておりますが、当科も長崎市CKD専門医療機関として参画しております。長崎市のCKD連携システムに関しては「長崎市慢性腎臓病 (CKD) 対策について」もご覧下さい。
当科ではご紹介頂いた患者さんに対して原疾患や合併症の検索、腎機能に応じた薬剤投与設計の提案などをさせて頂き、原則かかりつけの先生との併診で診療しております。またCKD教育入院を通した多職種の介入や、腎代替療法が必要と予想される患者さん対する療法選択外来での説明を行い、患者さん個々の状況に応じた診療を行っています。


<外来受診に関して>

 外来診療は毎週月・水曜日に行っており、FAXによる原則事前予約制となっています。外来担当医や予約方法の詳細につきましては「長崎大学病院 外来診療のご案内」をご覧ください。

※なお緊急時に関しては常時対応致します。ご遠慮なく当科まで直接ご連絡下さい。


<緊急時のお問い合わせ先>

平 日: 9:00~17:30
時間内:095-819-7282(医局受付)
時間外:095-819-7210(時間外受付)