VOICE学生・研修医の声:クリクラ (6年次 クリニカルクラークシップ)
2021年度 クリクラ (6年次 クリニカルクラークシップ)
大橋 和佳子
期 間:2021年4月〜4月
外科を選んだ理由
 昨年度のポリクリが自宅でのオンライン実習となってしまったのですが、外科としての考え方や最新の知見・手技等をオンラインにて教えていただき、とても興味を持ちました。特に先生方に熱心にご指導いただいたことが印象的で、今回クリクラを選択いたしました。
実習・研修を終えての感想
 クリクラでは呼吸器班に所属させていただきました。1か月間の実習はとても充実しており、実際の手術への参加や周術期の管理など、1つ1つがとても貴重な経験で、深い学びの時間となりました。自分なりのベストを尽くしチームの一員になりきることに励み、1か月はあっという間に感じました。特に心を打たれたのは肺移植を見学する機会をいただいたことです。多くの先生方、スタッフの方のチームワーク、移植医療の最前線を間近で体験することができ、とても感動いたしました。先生方がお忙しい中にも関わらず、学生である自分に対しても丁寧にご指導いただき、心より感謝いたします。
 学生同士で競い合うタイムトライアルも有意義でした。上手で速くできる同級生を見て、自分ももっとできるようになりたいと強く思いました。多くの先生方がコツや激励などをしてくださり、とても嬉しかったです。今後も練習に励んでまいります。
 今回の実習を通して、ますます外科への興味が湧きました。お世話になった先生方が憧れであり、いつか先生方のようになりたいと思いました。呼吸器班の先生方をはじめ、腫瘍外科の皆様、本当にありがとうございました。
2018年度 クリクラ (6年次 クリニカルクラークシップ)
白石 健悟(呼吸器グループ)
期 間:2018年6月〜6月
外科を選んだ理由
 手術を見たり、実際に手を動かしたりするのが好きで選ばせてもらいました。
実習・研修を終えての感想
 毎日が忙しくとても充実した実習でした。呼吸器班の先生方にはよく面倒を見てもらい、勉強になることばかりでした。本当にありがとうございました。実際に開胸や縫合、処置などをさせてもらえて、縫合に関しては1つ上のレベルに到達することができた気がします。これからもここで学んだ知識を活かして、実習や研修に臨みたいと思います。ありがとうございました。

笹岡 佑輔(呼吸器グループ)
期 間:2018年4月〜5月
外科を選んだ理由
 研修医になる前に外科で働くイメージを1ヶ月間体感したい、学生がさせていただける外科的手技にもっと挑戦していきたいと思いクリクラでは外科を選択することを考えていました。腫瘍外科を選択したのは、ポリクリの外科実習では消化器のオペを見る機会が多かったため、呼吸器の手術も見てみたいと考えたからです。
実習・研修を終えての感想
 1ヶ月の実習は予想以上に充実していてあっという間に感じました。手術室での開胸、カメラ持ち、縫合や病棟での包交、ドレーン抜去など様々な手技をする機会をくださいましたが、先生方に見守っていただきながら最後の頃には自信を持って行うことができました。また、タイムトライアルの鏡視下縫合やFASTは練習するたびに日々上達が実感でき、内容も研修医になってすぐ役立てそうなもので非常に有意義でした。いつも優しく指導してくださり、時間があれば飲みの席に呼んでいただいた呼吸器班の先生方をはじめとする、腫瘍外科の先生方本当にありがとうございました。

鄭 暁剛
鄭 暁剛(呼吸器グループ)
期 間:2018年1月〜2月
外科を選んだ理由
 ポリクリで腫瘍外科を回って楽しかったので、クリクラでも選びました。ポリクリではさせてもらえないことも経験できるという触れ込みにも惹かれました。
実習・研修を終えての感想
 クリクラで1ヶ月間回って、2つの点で楽しいなと思いました。1つ目は、手術があることで実習にメリハリがつく点です。他の科であれば、ともすれば、ダラダラと一日が過ぎてしまうこともありました。しかし、外科では手術の間は少なくとも気を引き締めている必要があります。そうしていると、手術の前に本で勉強してみよう、とか、糸結んでと言われた時のために練習しておこうとか考えるようになり、それが充実感につながっていました。2つ目は、症例毎にいろんなことを考え、どう手術をするか考える必要がある点です。私は呼吸器外科を回ったのですが、腫瘍のサイズや占拠している部位、リンパ節転移の経路、等、様々なことを考えなければ根治手術は難しい、と感じるとともに、まだまだ勉強がしたいという気になりました。以上の点から、頭も体も動かしたい研修医・学生には、腫瘍外科での研修・実習をおすすめします。

大崎琢弥
大崎 琢弥(呼吸器グループ)
期 間:2018年1月〜2月
外科を選んだ理由
 まず初めに、私は将来、法医学という臨床とは少し離れた道に進むことを考えております。その上で外科の実習を選んだのは、単純に人体にメスを入れるという行為が似通っているからという安直な理由もありますが、何より1年間のポリクリを通して、自分が手を動かすことが好きだと確信したからです。
実習・研修を終えての感想
 私は、昨年のポリクリでは小児外科を回りました。そちらも楽しく充実したものでしたが、個人的に呼吸器の分野に興味があったため、今回は呼吸器班でお世話になりました。ポリクリの時とは違い、カルテ記載もするようになったため、朝は早く手術やカンファで帰りも遅い1ヶ月を過ごしました。それでも忙しさがあまり苦にならず、あっという間に一月を終えたのは、やはり自分が外科に向いてるからかなと、図々しくも思います。
 また、病棟や手術室での実習だけでなく、手技の練習や最新の技術に触れるなど、学術的な面でも非常に充実した実習であったと思います。
 改めて、1ヶ月間私達を受け入れてくださった呼吸器班の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。
2015年度 クリクラ (6年次 クリニカルクラークシップ)
クリクラ 第1ターム (2015年5月)

古本 嵩文(下部消化管グループ)
 クリクラで第一外科を選んだ理由としては、ポリクリの際に非常に先生方がよくしてくださったこと、そして、私が外科に進むのか内科に進むのかまだ決めかねていたからでした。
 今回腸班を回らせていただき、メンバーの中では一番多くのオペに参加することができたと思っています。腸に関して様々なオペに参加しましたが、一番印象に残っているのはISRです。職人のようにオペでとても感動しました。患者さんとしても、3日後くらいにはかなり普通にされていたことを未だに覚えています。また、腸班の先生方も、いろいろな事を教えてくださり、また、手技もさせていただきとても感謝しております。動脈採血を何度かできたことが非常にうれしかったです。
 タイムトライアルに関しても、医局で練習していると、数多くの先生方が声をかけてくださり、多くのことを教えてくださりました。教授からも直々に教えていただき、嬉しかったです。第一外科の雰囲気の良さを改めて実感しました。
 お酒の席も数多く呼んでいただき、先生方と様々な楽しい会話をさせていただきました。ありがとうございました。
 この一か月を通して、私は、外科に進みたいという気持ちが強くなったと思います。これから機会があれば是非先生方とご一緒したいと思っております。ありがとうございました。

菅野 令子(上部消化管グループ)
 私はこの一ヶ月間、上部消化管チームに所属させて頂いたのですが、チームの一員として多くの手技を行う機会を与えて下さり非常に充実した実習となりました。ポリクリと比べはるかに長い時間チームで過ごす中で、信念をもって精力的に働く外科医の姿はとても魅力的に映りました。
 学生同士で結紮や鏡視下縫合を競うタイムトライアルは、手術手技を練習する良いモチベーションになりました。医局で練習をしていると、近くを通りがかる先生方が代わるがわるコツを伝授して下さいました。必ず将来に活かします! 定期的なレクチャーも、国試的なことから最新の研究に至るまで幅広い内容で、勉強になりました。
 指導医の日髙先生をはじめ、腫瘍外科皆様のご指導により、大変有意義な一ヶ月を過ごすことが出来ました。どうもありがとうございました。

辻和也
辻 和也(肝臓グループ)
 一カ月間お世話になりました。
 私は肝臓班に所属して勉強させていただいたのですが、先生方が非常に親切で術前も資 料などを見せながら説明してくださり、術中でも問題を出しながら指導してくださった り、とても勉強になりました。
 また、オペばかりではなくレクチャーも数多くあり、臨床の場で実際に行われているこ とを詳しく教えていただいたり、最先端の技術を紹介してくださったりとポリクリの時 とは一味違った勉強が出来たかなと思います。
 1番良かったなと思ったのは、学生同士の手技のタイムトライアルでした。競い合うこ とでやる気も出ますし、競う内容も臨床に沿った内容で一カ月間飽きずに練習すること ができました。
 沢山の先生方にお世話になり、一カ月の間本当に充実した時間が送れたと感じています 。ますます外科の道に興味がわきました。ありがとうございました。