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臨床

1965年に腎移植を開始し、これまで約300件の腎移植術を施行してきました。多くのハイリスク例にも積極的に取り組み、良好な治療成績をあげています。大学病院の強みを生かし、多くの関連科とともに多職種で管理を行っています。術後合併症も極めて少なく、全国の腎移植成績を大きく上回る生存率、生着率を維持しています。
生体腎移植の腎提供者(ドナー)からの腎摘出手術は後腹膜鏡下に行い、低侵襲治療を心がけています。

研究

これまでの臨床データに基づいた研究を積極的に行っています。また下記のごとく、基礎研究やトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)を行い、患者さんの治療にフィードバックしています。

  1. ラット腎移植モデルを用いた新たな免疫抑制療法の開発
  2. シリコン微細粒子を用いたラット慢性腎不全モデルに対する腎線維化抑制作用の解析
  3. シリコン微細粒子を用いたラット腎移植モデルに対する免疫抑制効果の解析
  4. 腎不全および腎移植患者における腸内細菌叢の変化
  5. BLOTCHIP-MS法を用いた抗体関連型拒絶反応に対する早期診断法の確立
  6. 腎移植患者における術前術後の膀胱機能変化に対する解析
  7. 臓器移植患者におけるPTLDの発症機序探索および新規治療法の開発
  8. 心停止後臓器提供時のECMOによる臓器(肝臓・膵臓・腎臓)機能温存