卒後教育
初期臨床研修
残念ながら初期臨床研修では産婦人科は必修になっていませんので、皆さんがみずから産婦人科研修を希望し選択して頂く必要があります。最初から産婦人科を考えている人には、産婦人科に特化したコースも準備しています。研修期間は最短1ヶ月からですが、期間については相談可です。研修期間の長さ、熱意、習熟度によっては、帝王切開術を執刀することもあるかも?あなたのやる気次第で、経験できることは限りなく広がります。また、学会発表や論文執筆も積極的にサポートします。また、「このグループで研修したい」との希望があれば可能な限り受け付けますので、遠慮なく相談して下さい。- 初期臨床研修については こちら
(長崎大学病院医療教育開発センター)
後期臨床研修:専門医、医学博士取得に向けて
① 日本産婦人科学会専門医を取得する。 |
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晴れて後期研修で産婦人科専攻を選択した先生は、まずは卒後6年目での産婦人科専門医取得を目指すことになります。 日本産婦人科学会の専門医を取得するには、日本産科婦人科学会が指定する病院で3年以上(初期研修を含めて5年以上)の産婦人科の臨床を研修し、専門医認定試験(筆記および面接試験)に合格する必要があります。また、査読のある学術誌に最低一つは論文を掲載する必要があります。さらに学術集会や研修プログラムへの参加、学会発表などによって学会の定める単位を取得している必要があり、近年そのハードルは徐々に高くなっています。 長崎大学産婦人科では、産婦人科専門医を取得するまでは、専門医取得に必要な症例を偏りなく経験できるよう考慮して勤務先をローテートするようにしており、ほとんどの先生が最短で産婦人科専門医と取得できています。 |
(平成30年4月現在、在局者)
専門医一覧 | |
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日本産科婦人科学会 専門医 | 増﨑英明、増﨑雅子、三浦清徳、吉田 敦、吉武朋子、北島道夫、野々下晃子、三浦生子、嶋田貴子、藤原恵美子、長谷川ゆり、黒崎真紀、平木裕子、濵口大輔、北島百合子、森﨑佐知子、高野 玲、松本加奈子、原田亜由美、河野通晴、森﨑慎太郎、下村友子、阿部修平、荒木裕之、東島 愛、塚本大空、松野聖子、村上優子、福島 愛、村上直子、梶村 慈、川下さやか、淵 直樹、宮崎恭子、大橋和明 |
日本産科婦人科学会 指導医 | 増﨑英明、三浦清徳、吉田 敦、北島道夫、嶋田貴子、長谷川ゆり、濵口大輔 |
母体保護法指定医 | 三浦清徳、長谷川ゆり、濵口大輔、阿部修平、東島 愛 |
日本超音波医学会 専門医 | 増﨑英明、増﨑雅子、三浦清徳、吉田 敦、長谷川ゆり、河野通晴 |
日本超音波医学会 指導医 | 増﨑英明、三浦清徳 |
日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医 | 増﨑英明、増﨑雅子、三浦清徳、野々下晃子、三浦生子、長谷川ゆり |
日本人類遺伝学会 指導医 | 増﨑英明、三浦清徳 |
医日本生殖医学会 生殖医療専門医 | 三浦清徳、北島道夫 |
日本生殖医学会 生殖医療指導 | 増﨑英明 |
日本婦人科腫瘍学会 専門医 | 三浦清徳、嶋田貴子 |
日本婦人科腫瘍学会 暫定指導医 | 三浦清徳 |
日本がん治療認定医機構 暫定教育医 | 増﨑英明 |
日本がん治療認定医機構 がん治療認定 | 三浦清徳、嶋田貴子、河野通晴 |
日本周産期新生児学会 暫定指導医 | 増﨑英明 |
日本周産期新生児学会 (母体胎児部門)専門医 |
三浦清徳、吉田 敦、野々下晃子、長谷川ゆり、東島 愛、村上優子 |
日本周産期新生児学会 (母体胎児部門)指導医 |
三浦清徳 |
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医 | 増﨑英明、三浦清徳、北島道夫、濵口大輔、原田亜由美、河野通晴、荒木裕之 |
日本内視鏡外科学会 技術認定医 | 三浦清徳、濵口大輔、河野通晴 |
新生児蘇生法専門コース インストラクター |
三浦清徳、吉田 敦、長谷川ゆり |
マンモグラフィ読影認定医 | 野々下晃子、吉武朋子 |
日本産婦人科乳腺医学会 乳房疾患認定医 |
増﨑雅子、野々下晃子、吉武朋子 |
日本女性医学学会 認定女性ヘルスケア専門医 |
三浦清徳、北島道夫、吉武朋子、三浦生子、北島百合子 |
日本女性医学学会 認定女性ヘルスケア指導医 |
三浦清徳 |
日本東洋医学会 漢方専門医 | 増﨑雅子、吉田 敦 |
日本性感染症学会 認定医 | 三浦清徳、嶋田貴子 |
日本医師会 認定産業医 | 高野 玲 |
J-CIMELSベーシックコース インストラクター |
三浦清徳、長谷川ゆり、東島 愛 |
da Vinci Certificate 取得 (da Vinci Si サージカルシステム) |
三浦清徳 |
診療情報管理士 | 長谷川ゆり |
② 医学博士(学位)を取得する。 |
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医学博士を取得できるのは、大学病院で勤務する大きなメリットの一つです。大学病院の講師以上、公的病院の部長には、学位を所持していることが条件になっており、大学病院で研修する医師が減少している現状では、今後その価値はますます高まってくるものと思われます。長崎大学産婦人科では、大学院への進学を積極的に奨めており、希望があれば、原則全員が大学院に進学し、博士号を取得することができます(博士号取得一覧)。早ければ後期臨床研修期間内に大学院に入学する先生もいます。臨床と研究を両立するのは大変ですが、臨床から離れて研究に没頭できる期間も設定されており、院生達は日夜研究に頑張っています。 |
(平成30年4月現在、在局者)
医学博士一覧 |
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増崎英明、増崎雅子、三浦清徳、吉田敦、北島道夫、野々下晃子、三浦生子、嶋田貴子、長谷川ゆり、濵口大輔、北島百合子、阿部修平、東島愛、塚本大空、村上優子、淵直樹(卒業年度順) |
③ サブスペシャリティーを取得する! |
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長崎大学産婦人科では、どんな疾患にも対応できる幅広い知識・技術をもった総合産婦人科医を育成しています。産婦人科の診療の対象となるのは「腫瘍医学」「生殖医学」「周産期学」「女性医学」と大変幅広く、これらの領域を不足なく習得することは容易ではありません。長崎大学産婦人科には、周産期・新生児専門医、婦人科内視鏡手術技術認定医、臨床遺伝指導医・専門医、生殖医療指導医・専門医、超音波指導医・専門医、婦人科腫瘍専門医とあらゆる分野の専門医が揃っており、産婦人科総合医として必要な各分野について専門的な教育を受けることができます。ますは産婦人科全般の専門医である産婦人科専門医を所得した後に、上記サブスペシャリティーの取得を目指すことになりますが、各分野にこれほどのエキスパートが揃っている施設は国内でも希です。専門医を取得したい人には、各分野の専門医を教育医として配置します。皆さんも、専門医の指導の下サブスペシャリティーの取得を目指してください! 各専門医取得への道のりは、こちら(専門医取得までの道のり)をご覧下さい。 |
- その他、後期臨床研修については こちら
(長崎大学病院医療教育開発センター)