実習は、回診では午前7時20分に始まり、通常は各病棟や医局に7時30分集合します。
A.病棟実習
1) |
症例検討
割り当てられた患者については診断・予定術式・問題点まで把握するよう努める。 |
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① |
患者の病歴、現症、検査所見、画像診断、手術所見、術後経過等を含めた内容でレポートを作成し提出する。レポートの内容として、特に患者の治療上の問題点や、疾患の特異性よりみた治療にあたっての考察、手術術式の選択、術前・術後管理について言及する。 |
② |
病室実習最終日は午後に腫瘍外科医局において、症例報告・検討会を行う。自分が勉強したことを伝えるだけでなく、ほかのグループの皆が勉強できる有意義な発表、そして自発的な意見交換を行って、高いレベルを目指すことを目標とします。 |
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2) |
回診実習
月・水曜日の7:20からの教授回診では、受け持ち患者に対してスタッフのようにプレゼンテーションができるように頑張ります(教授は親切に教えてくれます!)。 |
B.手術実習
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① |
担当患者や他の症例の手術を見学し、標準的手術を把握する。 |
② |
何よりも、“外科医になり切って”がモットーです。 |
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C.外科学演習
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院内外講師により、実戦に即した外科診療や実技についてレクチャーを受け、熱心な指導医の下で、シミュレーション室にある外科手術トレーニングセットや動物臓器を用いて外科実技を習得する。教授ほかスタッフと楽しく語らう時間を設け外科の面白さを伝授してもらいます。 |
D.内視鏡演習と学外実習
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外科手術に繋がる実践的内視鏡診断を学びます。
長崎原爆病院で前線病院の生きた外科治療や外科診断学を実習する。 |
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