消化管外科(大腸・肛門外科)
鏡視下手術全般
腫瘍、ポリープ、肛門疾患(痔核、裂肛、痔瘻、直腸脱)、大腸憩室症、虫垂炎、クローン病、潰瘍性大腸炎 |
■ お問い合わせ: 095−819−7472
診療のご案内
特 色: 「体に負担の少ない腹腔鏡手術で大腸癌の治療を」 | |
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大腸は小腸からつながり、肛門に至る消化管です。盲」からはじまり、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸までつづく結腸と、さらに肛門までのつづく直腸に分けられます。そのはたらきは主に水分を吸収して便を作る臓器です。その大腸にできる悪性腫瘍が大腸がんになります。大腸がんは、かつて日本では少ないがんとされていましたが、現在では男女ともに急速に増加している悪性腫瘍です。 大腸がん治療の基本は手術となります。当院ではそのほとんどの手術をからだに負担の少ない腹腔鏡手術で行っています。腹腔鏡手術とは、腹部の皮膚に小さな孔を開け、内視鏡でおなかの内部を観察しながら大腸を切除する方法です。通常の開腹手術に比べておなかを大きく切ることがないため、手術後の痛みを少なくすることができます。手術の創(きず)が小さく、美容面でも優れた方法と言えます。また、手術においても肉眼では見えにくい細かい神経などを拡大して見ることができ、安全な手術が可能です。この大腸がんの腹腔鏡手術は、2002年に保険適応となり、以後急増しました。 大腸全摘術でも腹腔鏡手術が可能 病気によっては盲腸から直腸までの大腸を全て切除しなくてはならない患者さんもいます。このような手術においてもこの腹腔鏡手術が可能です。従来では大きな創(きず)を開けなくてはならなかったのですが、腹腔鏡手術で行うことで腹部には極めて小さな創(きず)しか残らず、手術後早期に社会復帰が可能となります。 直腸がんの9割で肛門の温存が可能に 以前は肛門から5センチ以内の直腸にがんがあれば、永久的に人工肛門をつけなくてはなりませんでした。それが今では肛門から近いところにがんができても肛門を残せるような手術が可能となりました。このように、できるだけ肛門を温存する手術を行うのも当院の特徴です。この手術においても一部の症例(腫瘍が大きいなど)を除き腹腔鏡手術で行うことができます。小腸による一次的な人工肛門が必要となることがありますが、この場合約3ヶ月後に人工肛門を閉鎖します。また、2021年からロボット支援下手術を導入しております。詳しくはこちらをご覧ください。 |
主な対象疾患: | |
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腫瘍、ポリープ、肛門疾患(痔核、裂肛、痔瘻、直腸脱)、大腸憩室症、虫垂炎、クローン病、潰瘍性大腸炎など |
外来診療時間、スタッフなど: | |||||
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手術件数の推移 | |
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手術同意書 (Informed consent: English here )
結腸切除術 (Coloctomy) PDF-57KB |