UroUro通信

「日本生殖医学会」に参加するために滞在していた旭川にて・・・
2018年9月18日
 9月6日より北海道の旭川市で“開催予定”であった第63回日本生殖医学会に参加するため、5日より旭川に滞在していました。その日の夜は近くの居酒屋で食事をとり、翌日の学会に備えて早めに休んでいました。ところが、夜中に「ガタガタ」という音と共に激しい揺れに見舞われ、すぐに飛び起きました。旭川市は震度4でしたが、机の上の飲物も無事でひとまず安堵すると同時に停電しました。部屋の外も信号機を含めて全く明かりがない状況でしたが、朝には回復するだろうと思いそのまま寝たのですが、朝になっても停電は回復しませんでした。とりあえず学会会場に向かうと、6日は学会中止の張り紙があり、ホテル内も真っ暗でした。現在の状況を知りたいと思ったのですが、言うまでもなくテレビはつかず、スマホで検索していましたが、ふと充電が50%程度しか残っていないことに気づきました。そこで、乾電池式の充電器を買おうとコンビニに向かったのですが、ほとんどが停電で営業できない状況で、開いている店でも充電器、乾電池、ラジオ、懐中電灯はすべて売り切れであり、その後一日中、旭川市内のコンビニやスーパーを歩いて探しました(万歩計での計測では21キロ以上歩きました!)が、結局手に入りませんでした。
 また、電車はすべて運休、信号がついておらず安全が確保できないという理由でバスも全面運休、給油所は非常発電器を持つ施設しか稼動できないため、開いている給油所では数キロにおよぶ長蛇の列をつくっており、燃料を確保できないという理由でタクシーは遠距離客を断わる、という状況でした。そして、何より困ったのがトイレでした。当たり前ですが、電気がなくトイレのタンクに水が貯まらないため、どこも使用不可でした。タンク式でないトイレも、センサーで洗浄するタイプは水が流れないため使用禁止でした。また、後に、市役所などで充電可能と知りましたが、ラジオを持たない私にはその情報を得ることはできませんでした。スマホでラジオが聞けることはわかっていましたが、いつ充電ができるのかわからない状況では、その程度の電力消費でも躊躇することを初めて実感しました。その他、出口のバーが上がらないのと清算ができないため、コインパーキングから出庫できない車を多数見かけました。また、ネット環境がすべてダウンしており、PCからの情報収集やメールのやりとりも出来なくなりました。
 6日の昼には旭川市の一部で電力供給が回復と報道されていましたようですが、それはごく一部であり、旭川駅周辺でも1割程度だったと思います。仕方ないことですが、市役所などの公共機関、各放送局などを優先していたように感じました。私のホテルも停電が解消しないまま夜を向かえ、空調もライトもつかないまま、部屋に常備してある懐中電灯の光の下で、スナック菓子とぬるいコーラで夕食を済ませました。
 7日にはホテルも停電も復旧し、夕方からはバスも一部運行を再開したようでした。最終的に学会そのものが中止となりましたが、翌8日には無事に長崎に戻れましたので「これ以上言うことはないな」という心境でした。また、天災の脅威を再確認させられたと共に、11月に「第70回西日本泌尿器科学会総会」を開催する側の立場から、今回の学会関係者の皆様の苦労はいかばかりかと、停電して暗い学会会場を見ながら気の毒な気持ちで一杯でした。最後になりますが、被災地の早期の復興と、被災者の皆様が1日でも早く日常の生活を取り戻されますことを心から願っております。
(文責:宮田康好)
「日本生殖医学会」に参加するために滞在していた旭川にて・・・① 「日本生殖医学会」に参加するために滞在していた旭川にて・・・② 「日本生殖医学会」に参加するために滞在していた旭川にて・・・③

2018年のInternational Continence Society (ICS)に出席、発表してきました。

2018年9月10日

 8月28日からアメリカ、フィラデルフィアで開催された2018年国際禁制学会(ICS 2018)に、酒井教授、宮田、松尾先生、荒木先生の計4名で参加し、以下の3演題を口演発表しました。

内臓脂肪と過活動膀胱の関連; RELATIONSHIP BETWEEN EXCESS VISCERAL FAT ACCUMULATION AND THE DEVELOPMENT AND SEVERITY OF OVERACTIVE BLADDER
間質性膀胱炎におけるバイオマーカーとしての血清CRPの有用性; POSSIBLE USEFULNESS OF BLOOD INFLAMMATORY MARKER C-REACTIVE PROTEIN AS A BIOMARKER FOR HUNNER LESIONS IN INTERSTITIAL CYSTITIS
男性過活動膀胱患者におけるタダラフィルの有用性と酸化ストレスマーカーの変化; EFFICACY OF TADALAFIL MONOTHERAPY AND ASSOCIATIONS BETWEEN CHANGES IN SUBJECTIVE OVERACTIVE BLADDER SYMPTOMS AND CHANGES IN OXIDATIVE STRESS IN PATIENTS WITH LOWER URINARY TRACT SYMPTOMS

 この学会は、排尿機能に関する世界で最も大規模で権威のある学会ですが、今年は、開催都市?あるいは日程?の影響なのか、例年よりも参加者が少ないように感じました。ただし、その発表の質や質疑応答の熱気はアメリカ泌尿器科学会(AUA)やヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)に勝るとも劣らないものでした。さすがの松尾先生は立派に発表、対応できていましたが、荒木先生には「良い経験!?」になったようでした。大学院生である荒木先生にとっては、このようなプレッシャーのかかる大きな舞台で発表の経験を積むことが重要であり、世界を舞台に活躍する泌尿器科医としてのさらなる成長に繋がると確信しています!! なお、フィラデルフィアはアメリカ建国の地であり、歴史的遺産が多数残っていました。また、フィラデルフィア美術館やロダン美術館など芸術の街でもありました。もっとも、日本人にとっては、映画「ロッキー」の舞台と言った方が分かりやすいかもしれませんし、多くの観光客がその記念像で写真を撮っていました。 今回の学会で得た最新の知識を基に、排尿機能の分野においても診療や研究の発展に貢献したい!と改めて感じながら、夜はビールにワインを堪能しました!!
(文責:宮田康好)
2018年のInternational Continence Society (ICS)に出席、発表してきました① 2018年のInternational Continence Society (ICS)に出席、発表してきました② 2018年のInternational Continence Society (ICS)に出席、発表してきました③ 2018年のInternational Continence Society (ICS)に出席、発表してきました④
2018年8月7日
2018年7月21日酒井英樹教授を大会長に第38回九州腎臓移植研究会が開催されました。本研究会は九州一円の腎移植に関わる医師、看護師、コーディネーター、検査技師といった関係者が一同に会して、腎移植の治療成績向上をめざし、さらに交流を深めることを目的として年1回開催されております。.....

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第27回 日本小児泌尿器科学会総会・学術集会に参加してきました。
2018年7月4日
 6月26日~28日に金沢市で開催された第27回日本小児泌尿器科学会総会・学術集会に参加してきました。個人的には、久しぶりの参加となりましたが、以前にも増して専門性の高い、そして、熱い議論が行われていました。言うまでもないことですが、小児の場合は、期待される余命が長く、また、疾患によっては、患者本人に家族も含めた網羅的なケアが必要となります。そして、講演で「悩みや苦しみも多い一方で、喜びややりがいも大きい」と言われていましたが、実際、学会を通じて、小児泌尿器科を専門とする医師の誇りや気概が強く感じられました。
 長崎大学からは、小児泌尿器科を専門とする木原講師と、以前より小児泌尿器疾患に積極に取り組み、現在は開業して活躍中のゆずりは美樹先生が参加しました。木原講師の他施設の医師から相談を受けたり、ポスターの前で議論する姿を教室の仲間として頼もしく感じました。 木原先生の日頃の地道な活動と人柄によるものだと思います。長崎の小児泌尿器医療のますますの充実と発展に貢献できるように教室を挙げて頑張っていきましょう!!
(文責:宮田康好)
第27回 日本小児泌尿器科学会総会・学術集会に参加してきました① 第27回 日本小児泌尿器科学会総会・学術集会に参加してきました② 第27回 日本小児泌尿器科学会総会・学術集会に参加してきました③

ビュルツブルグ大学(ドイツ)からの留学生ロベルト君が泌尿器科教室に来ました!

2018年7月3日
 6月11日から、ドイツのビュルツブルグ大学の医学生である Mr. Roberto Storelli (みんなすぐにロベルト!と呼んでうち解けました)が泌尿器科に留学してきました。正確には、今年の3月より外科系を中心に長崎大学病院で勉強をしており、その一環として泌尿器科で3週間勉強してくれました。そして、さっそく6月12日にロベルトと高次臨床実習第5タームの医学生3名(長友君、川嵜君、土山君)の歓迎会を焼き鳥で行いました。
 まず、何よりもびっくりしたのは、ロベルトの日本語の上手さでした。そして、フレンドリーな性格でもあり、年齢の近い高次臨床の学生や若手の教室員とすぐに馴染んで、日本語と英語を交えながらのコミュニケーションに全く問題ありませんでした。また、日本文化への興味も大変強く、刺身は大丈夫かな?と心配しましたが、すべて美味しそうに食べてくれました。その後も、教室で準備したお昼ご飯を何一つ好き嫌いなく食べていました。また、ワールドカップの日本戦の日には、白衣の下に日本代表のユニホームを着て応援してくれました!!なんでも4000円で買ったとのことで、すごくお気に入りのようでした。ただ、ドイツ代表が予選敗退した日には、「アンビリーバボー!!」を連発していましたが!!彼の他文化に馴染み、学ぼうとする姿勢には本当に学ぶべきことが多く、教室員にとっても良い刺激となったと思います。7月からは、フランスからの留学生が泌尿器科で勉強します。また、後日紹介したいと思います。
(文責:宮田康好)
ビュルツブルグ大学(ドイツ)からの留学生ロベルト君が泌尿器科教室に来ました!① ビュルツブルグ大学(ドイツ)からの留学生ロベルト君が泌尿器科教室に来ました!② ビュルツブルグ大学(ドイツ)からの留学生ロベルト君が泌尿器科教室に来ました!③
ビュルツブルグ大学(ドイツ)からの留学生ロベルト君が泌尿器科教室に来ました!⑤
アメリカ泌尿器科学会 2018年次総会に参加、発表し、ベストポスター賞を受賞しました。
2018年5月28日
 5月18日からアメリカ、サンフランシスコで開催された2018 年アメリカ泌尿器科学会、年次総会(AUA Annual Meeting 2018)に参加、発表してきました。今年は、酒井教授、宮田、そして、以下の演題を発表した4名と、昨年入局した、近藤先生、原田先生、松田先生3名の計9名で参加しました。

・松尾先生: RELATIONSHIP BETWEEN EXCESS VISCERAL FAT VOLUME AND OVERACTIVE BLADDER
・大庭先生: INTAKE OF ROYAL JELLY PREVENTS SUNITINIB-INDUCED APPETITE LOSS IN PATIENTS WITH RENAL CELL CARCINOMA: CORRELATION WITH SERUM LEVELS OF TRANSFORMING GROWTH FACTOR-β AND MACROPHAGE COLONY-STIMULATING FACTOR
・湯野先生: 4N1K-PEPTIDE DERIVED FROM THROMBOSPONIDN-2 IS ASSOCIATED WITH MALIGNANT AGGRESSIVENESS AND PROGNOSIS IN BLADDER CANCER
・中村先生: HEPATOCYTE GROWTH FACTOR RECEPTOR/C-MET IS ASSOCIATED WITH MALIGNANT AGGRESSIVENESS VIA REGULATION OF CYCLOOXYGENASE-2, HEMEOXYGENASE-1, AND PROGRAMMED DEATH LIGAND 1 IN PATIENTS WITH BLADDER CANCER

 例年通りの厳しい採択率のなか、酒井教授が共同研究に参加された[-2] PROPSAの測定に関する2演題を含む計6演題が採択され、また、今年も2名の大学院生が発表する機会を得ることができました。

 そして、今年は大庭先生の発表が見事に「ベストポスター賞」に選出されました!! 大庭先生の発表は、ロイヤルゼリー服用が分子標的治療薬に伴う食欲低下を抑える可能性を示唆してもので、さらに、血中ケモカインの変化を合わせて解析したものです。この研究は、私のアイデアのもとに民間の研究助成金と投与サンプルを獲得し、望月先生、大庭先生、松尾先生、相良先生が診療面を、大学院生の荒木先生、中村先生、安田先生がケモカインの測定を担当し、特に、荒木先生が測定から解析まで大きく貢献してくれました。まさしく、研究グループの総力を挙げての研究成果と言えます。忙しい診療のなか皆で頑張った成果が評価され、さらに研究意欲が湧いてきました!!AUAベストポスター賞は2015年の浅井先生に続いての快挙です。大庭先生、本当におめでとうございました。そして、賞をもらうことが目的ではありませんが、泌尿器科学の発展や患者さんに貢献できる成果を、これからも長崎から広く世界に発信していきましょう!!
(文責:宮田康好)
アメリカ泌尿器科学会2018年次総会に参加、発表し、ベストポスター賞を受賞しました① アメリカ泌尿器科学会2018年次総会に参加、発表し、ベストポスター賞を受賞しました② アメリカ泌尿器科学会2018年次総会に参加、発表し、ベストポスター賞を受賞しました③ アメリカ泌尿器科学会2018年次総会に参加、発表し、ベストポスター賞を受賞しました④
第106回 日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました。
2018年5月17日
 4月19日~22日に京都で開催された第106回日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました。今年も、泌尿器癌関連を中心に、排尿機能に関して、基礎研究・臨床研究から得られた演題を発表してきました。また、関連施設からも多数の発表があり、有益な情報を長崎より発信できたと自負しています。来年も様々な分野から有益な情報を発信できるように、日々の診療、研究を頑張りましょう!

志田 洋平: FULL-length androgen receptor(AR),AR splicing variant によるアンドロゲン応答性遺伝子転写を再現する in vitro転写システムの作成
計屋 知彰:

エンザルタミドに対するエチニルエストラジオールの影響に関する検討

湯野  努: 中間リスク前立腺癌に対する密封小線源単独療法と密封小線源療法・外照射併用療法の比較検討
荒木 杏平: 初期治療として腎摘除を施行しなかった腎細胞癌症例の臨床的検討
中西 裕美: 当院で経験した下大静脈塞栓を伴う腎細胞癌症例の比較検討
松尾 朋博: Significance of C-reactive protein as an inflammatory marker in patients with interstitial cystitis + 過活動膀胱を有する男性下部尿路症状におけるタダラフィルの有効性~年齢により効果発現に違いはあるのか~
宮田 康好: Investigation on anti-cancer effects of 4H1K-peptide derived from thrombospondins in intravesical therapy for bladder cancer
(文責:宮田康好)
第106回 日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました① 第106回 日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました② 第106回 日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました③
今年も3名の新たな仲間を迎えました。
2018年4月24日
 4月10日に、今年から私達の新たな仲間となった伊藤秀德先生、上田康史先生、倉田博基先生の3名と、4月から大学病院勤務となった大坪先生、迎先生、さらには、 4月から高次臨床で泌尿器科を選択してくれた下川君、伊達君、山脇君の歓迎会を行ないました。
 新人の3名は昨年から学会などで顔を合わせており、すでに顔なじみ(飲み仲間?)という感じですが、また新たな気持ちで一緒に頑張っていきましょう!歓迎会では、3名とも泌尿器科医としての抱負を熱く語ってくれました。関連病院ならびに同門の先生方にも、よろしくご指導のほどお願い申し上げます。また、関連病院で経験を積んできた大坪先生と迎先生には、大学病院の診療において重要な役割を果たしてくれるものと期待してます!また、2人とも大学院生でもありますので、研究の準備も始めましょうね!!
 酒井教授からは、「今年も新たな試みや展開を進めて行こう!」と挨拶がありました。教室員一同、今年も新たな目標を持ち、果敢にチャレンジしていきましょう!
(文責:宮田康好)
今年も3名の新たな仲間を迎えました① 今年も3名の新たな仲間を迎えました② 今年も3名の新たな仲間を迎えました③
伊藤先生 上田先生 倉田先生
今年も3名の新たな仲間を迎えました④ 今年も3名の新たな仲間を迎えました⑤ 今年も3名の新たな仲間を迎えました⑥
ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました。
2018年3月26日
 3月15日~20日にデンマークのコペンハーゲンで開催されたEAU 2018(European Association of  Urology; ヨーロッパ泌尿器科学会)に参加、発表してきました。今年も、30%程度の採択率のなか選ばれた最新の研究成果や手術、薬物治療を含めた臨床の話題などが発表され、熱く議論されていました。 今年は、宮田が「膀胱がんにおける4N1K-peptideの病理学的意義」を、松尾先生が「腎癌患者の血清フェリチン値の臨床病理学的意義」を、相良先生が「喫煙と緑茶摂取が上部尿路癌の予後に与える影響」を、そして、大学院生の荒木先生が、「尿路癌におけるトロンボスポンジン3 – 5 の臨床病理学的意義」を発表しました。私個人としては、自分の演題が採択されたことよりも、今年も大学院生が発表できる機会を得られたことを嬉しく感じました。また、その荒木先生に加えて、相良先生にとっても初めてのEAU発表となりました。両名とも発表の数日前より食事ものどを通らないくらいに緊張していたせいか、発表や質疑応答に戸惑う場面もありましたが、これまでの研究成果をしっかりと発信できたと思います。また、EAUやAUA(アメリカ泌尿器科学会)といった大規模かつ先進性の高い国際学会でなければ味わうことができない、発表前の緊張感と発表後の開放感を体験できたことは、今後の研究者や医師としての人生にとって貴重な経験になったと思います。本当にお疲れ様でした。そして、また来年に向けて頑張りましょう!!
 さて、コペンハーゲンと言えば「人魚像」などの観光スポットがありますが、河が凍るほどの氷点下の気温と、強風によるマイナス10度以下の体感温度のため、ホテルと学会会場の往復以外に外出はできませんでした。それでも、ヨーロッパ独特の街並みや親しげなデンマーク人との交流に心癒されました。そして、デンマークビール、Carlsberg を堪能しました!ただ、軽く1000円を超えるハンバーガーや700円を超えるジュースといった物価の高さにはまいりましたが・・・。
(文責:宮田康好)
ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました① ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました② ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました③ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました④
ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました⑤ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました⑥ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました⑦ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2018に参加、発表してきました⑧
2018年1月~3月の初期研修医 歓迎会
2018年3月15日
 3月8日に、3月から1ヶ月間、泌尿器科で初期研修を行なう坂口恭平先生の歓迎会を行いました。2018年も、1月には宮坂悟先生が、2月~3月の2ヶ月間を澤瀬篤志先生が初期研修で泌尿器科を選択してくれました。遅ればせながら、1月の宮坂先生、2月の澤瀬先生の歓迎会の写真も紹介します。宮坂先生、澤瀬先生とも、泌尿器科学教室の一員として診療に、勉強に、そして、飲み会に積極的に参加し「いい味」を出してくれました。3月も“楽しく”、“実りある”時間を一緒に過ごしましょう!!
(文責:宮田康好)
2018年1月~3月の初期研修医歓迎会(1月①)
1月
2018年1月~3月の初期研修医歓迎会(1月②)
2018年1月~3月の初期研修医歓迎会(2月①)
2月
2018年1月~3月の初期研修医歓迎会(2月②)
2018年1月~3月の初期研修医歓迎会(3月①)
3月
2018年1月~3月の初期研修医歓迎会(3月②)
第51回 日本臨床腎移植学会に参加、発表してきました。
2018年3月12日
 2月14日~16日に、神戸で開催された第51回日本臨床腎移植学会に参加してきました。今回は、以下の4演題を発表しました。

 宮田  :長崎大学病院における腎移植後悪性腫瘍の検討
 望月先生:腎移植レシピエントにおける血中脂肪酸分画の意義とは
 中西先生:当院における小児腎移植の経験と治療成績
 松田先生:当院における脳死下肝腎同時移植の経験

 今回の「目玉!?」は、今年入局した松田先生の全国デビューでしたが、堂々と発表し、質問にも的確に答えていました。私が初めて全国規模の学会で発表した時の、おどおどとした姿とは比べ物にならないくらい立派なものでした。そして、その他の参加、発表した皆さんも本当にお疲れ様でした。また、会場では、長崎医療センターの錦戸先生にお会いし、大学病院と共同での臨床研究を行うことなどの話しをしました。今後も長崎県の腎移植の普及と向上に向けて、積極的に取り組んでいかなければ!!と感じさせてくれる学会でした。なお、旅程の関係で中西先生が写真に写っていませんが、しっかりと発表、議論してくれました!
(文責:宮田康好)
第51回 日本臨床腎移植学会に参加、発表してきました① 第51回 日本臨床腎移植学会に参加、発表してきました②
ASCO-GU2018に参加、発表してきました。
2018年2月15日
 2月8日~10日、アメリカのサンフランシスコで開催された2018年 Genitourinary Cancer Symposium (ASCO-GU 2018)に松尾先生、酒井教授と共に参加してきました。今年は、松尾先生が「パフォーマンスステータスが2、3といった全身状態がやや不良な患者さんに対する低容量のゲムシタビン+パクリタキセル療法の安全性や有用性」について発表しました。
 今年も、アメリカのみならず、ヨーロッパ、日本も含めた世界中から泌尿器科医、腫瘍内科医、放射線治療医、そして、病理医などが多数参加していました。そして、大規模臨床研究の最新のデーターや、新たな治療法の試み、そして、がん治療の新たな展開を見据えた基礎研究など、多くの話題が提供されていました。また、今年は、副腎癌に関するセッションも開催されるなど、さらに幅広い分野で最新の泌尿器癌治療に関する情報が、朝早くから夜まで発表、議論されました(下の写真は朝の7時からの講演です)。
 そして、このような新たながん治療の方向性や最近の泌尿器がん研究の流れを実感しながら、夜は、シーフードにアメリカンビーフ、そして、カリフォルニアワインで、今後の臨床研究を含めた研究の方向性について熱く議論しました。今回得られた知識や感じた潮流を、日常の診療や教育、そして、研究に役立てていこう!とさらに強く感じることが出来ました。
(文責:宮田康好)
ASCO-GU2018に参加、発表してきました① ASCO-GU2018に参加、発表してきました② ASCO-GU2018に参加、発表してきました③
第27回 泌尿器科分子・細胞研究会に参加、発表してきました。
2018年2月9日
 2月2日~3日に東京で開催された第27回泌尿器科分子・細胞研究会で、大学院生の荒木杏平先生が発表しました。今回は「腎癌患者に対する分子標的治療薬による有害事象や抗腫瘍効果に、サプリメントしとして知られているローヤルゼリーの内服が与える影響」を、問診や画像評価で得られた結果に加えて、分子生物学的変化も合わせて発表しました。ある種の免疫担当細胞の分化や機能との関連を示唆する結果が得られたものの、まだ未知な部分も多く、その解釈は難しい面も多い内容でしたが、質疑応答も含めてしっかりと発表してくれました。また、他施設からの発表に大いに刺激を受けてくれた様子で、今後のますますの成長が楽しみです。
 なお、今回の会場は東京大学の「安田講堂」でした。若い先生方はあまり知らないかも知れませんが(実は、私も直接の記憶はありませんが・・・)、かつて学生運動の波に翻弄された歴史を持つ建物です。現在は、大規模な耐震工事も終わり、その内部も含めて荘厳かつ雅な佇まいには圧倒されるものがありました。
 本研究会は、その名前の通り泌尿器科領域における基礎研究の成果を発表する研究会であり、必ず毎年発表しています。来年も有意義な研究成果を発表できるように、大学院生を含め若手の先生方と一緒に実験を進めていきたいと思っています。皆さん頑張りましょう!!
(文責:宮田康好)
第27回 泌尿器科分子・細胞研究会に参加、発表してきました① 第27回 泌尿器科分子・細胞研究会に参加、発表してきました② 第27回 泌尿器科分子・細胞研究会に参加、発表してきました③
2017年に行った腎移植について
2018年1月22日
 私達の教室では、これまでに生体腎移植164名、検腎移植82名の計246名の腎移植を行ってきました。2017年も以下に示すように12名で腎移植を行いました。2017年は、今まで密に連携を取りながら協力して腎不全の診療にあたってきた「腎臓内科」や「小児科」の先生方に加えて、「外科」の先生方とも協力して行う機会が増えました。今後も、関係各科の先生方と協力しながら、移植を含めた腎不全医療の発展に貢献していきたいと思っています。
(文責:宮田康好)

 生体腎移植 8名
 検腎移植 4名
 腎移植 1名
 膵腎同時移植 2名
 肝腎同時移植 1名
SUO 2017 に参加、発表してきました。
2017年12月11日
 11月29日より12月1日まで、アメリカのワシントンで開催された Society of Urological Oncology (SUO) の年次総会に出席してきました。この学会では、名前の通り泌尿器癌に関し総合的に討論する学会であり、手術、薬物療法、放射線治療に緩和ケアまで幅広く議論されていました。
 ワシントンまでは成田から直行便が出ており、乗り継ぎの心配をしなくてよいため、いつもよりリラックスしてワシントン・ダレス国際空港に到着しました。今回は滞在日数が少ないことや、学会会場に缶詰めの予定でしたので、大きめのバック1つで身軽な1人旅となりました。そして、入国審査も問題なく通過し、預けた荷物の受け取りを待つ日本人を横目に鼻歌交じりに出口に向かっていましたが、そこにいた拳銃に防弾チョッキでフル武装した警官に、「荷物は1つだけ?」、「お前はどこから来た?」、「何しにワシントンに来たんだ?」と質問され、「さっき入国審査で言っただろ~」と思いながら、「荷物はこのバックだけだよ~」、「日本から来たよ~」、「学会に参加だよ~」と答えたのですが、愛想笑いがいけなかったのか、顔がこわばっていたのか、見事に別室に連れて行かれました!!別室では、案の定、中東の方を中心に10名ほどが椅子に座っていました。結局、荷物をすべて調べられて、ホテルを予約していることの確認がとれて開放されましたが、別室から出口に向かう途中にも、別の空港職員から「荷物は1つだけなの?」と聞かれました。大きなバックを抱えた私は、そんなに不審だったのでしょうか?!
 さて、学会については、会場はAUAやEAUのメイン会場からすれば3分の1程度の大きさで、しかも、会場のホテルには案内の看板など一切なく、クローズドの学会?という感じでした。ただ、1つの会場のみで進行する点はASCO-GUに近い印象を持ちました。ただ、ASCO-GUでは大規模な治験や最先端の治療の成績が発表されるのに対して、より身近な診療の話題に関する話題もありました。個人的には、「膀胱内注入療法にマイトマイシン?」、「前立腺癌の放射線治療でホルモン療法を併用する?」、「腎癌における免疫チェックポイント阻害剤はいつやめる?」などを興味深く拝聴しました。最先端で目立つ話題が中心となるAUAやASCO-GUよりも、現在のアメリカにおけるリアルな泌尿器科癌治療を知ることが出来ました。さっそく、今回の発表をベースにした臨床研究を始めたいと思いますので、関係者の皆さんには協力お願いします。
(文責:宮田康好)
SUO 2017 に参加、発表してきました① SUO 2017 に参加、発表してきました② SUO 2017 に参加、発表してきました③
第31回 日本泌尿器内視鏡学会総会に参加、発表してきました。
2017年11月30日
 11月16日より18日まで徳島市で「第31回日本泌尿器内視鏡学会総会」が開催されました。大学病院からは、宮田が「膀胱癌の内視鏡手術」、大庭先生と計屋先生が「ロボット補助下手術」、松尾先生が「内視鏡的下の前立腺肥大症手術」、相良先生が「腹腔鏡による膀胱全摘除術」、そして、湯野先生が「尿路結石への経尿道的尿管結石破砕術」に関する演題を発表しました。湯野先生の発表は、佐世保共済病院に勤務していた時のデーターをまとめたもので、臨床的にも意義深いものでした。
 また、今年は、関連病院である嬉野医療センターの谷口啓輔部長が総会賞候補演題に採択されました。残念ながら口演発表は撮影禁止であったため、谷口先生が発表されている姿は紹介できませんが、嬉野医療センターと長崎大学病院が共同演題を私がポスターで発表させて頂いたので、一緒に記念撮影しました。総会賞受賞はなりませんでしたが、泌尿器科部長として診療に加えて各種のマネージメントにお忙しいなか、このように精力的な発表をされる姿に頭の下がる思いであると同時に、私達もまだまだ頑張らなくては!と思わされました。
 そして、発表の後は、「阿波尾鳥」専門店で谷口先生、酒井教授、そして、教室員で徳島の地酒を心いくまで堪能しました。
 長崎大学病院と関連施設では、ロボット補助下手術、腹腔鏡手術、内視鏡下結石破砕術をはじめとする内視鏡を用いた治療に積極的に取り組んでいます。来年も有益な情報を長崎から発信しましょう!!
(文責:宮田康好)
第31回 日本泌尿器内視鏡学会総会に参加、発表してきました① 第31回 日本泌尿器内視鏡学会総会に参加、発表してきました② 第31回 日本泌尿器内視鏡学会総会に参加、発表してきました③
第69回 西日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました。
2017年11月29日
 11月9日より12日、大分市で開催された「第69回西日本泌尿器科学会総会」に、発表および参加してきました。今年も、望月保志先生のシンポジウム、浅井昭宏先生の「ヤングウロロジスト リサーチコンテスト」での発表をはじめ、大学病院からは、宮田が膀胱癌、松尾先生が排尿障害、荒木先生が尿路結石に関する演題を発表しました。特に、浅井先生は関連病院で多忙な日々を送るなか、英語で立派に発表し、質疑応答にもしっかりと答えてくれました。本当にお疲れさまでした。
 ご存じのように、来年の「第70回西日本泌尿器科学会総会」 は、酒井教授のもと長崎市で開催されます!西日本の先生方だけではなく、中部、東部の先生方にもたくさん参加して頂けるような、興味深く。ホットな!?内容となるように教室員が一丸となって準備に取りかかっております。同門会や関連施設の先生方には、ご助言や協力を頂けますようよろしくお願いいたします。
(文責:宮田康好)
第69回 西日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました① 第69回 西日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました② 第69回 西日本泌尿器科学会総会に参加、発表してきました③
遅ればせながら、2017年10月の活動報告です!(医局旅行編)
2017年11月13日
 11月も中旬となり、秋の気配も濃くなってきました。さて、遅ればせながら、10月に行なわれた行事や学会の一部を報告いたします。
 まずは、10月7日より、嬉野温泉で恒例の「医局旅行」を開催しました。今年も、計屋同門会会長を始め、林幹男先生、嬉野医療センターの谷口啓輔先生、そして、病棟の看護師さん達も参加し、”異様な盛り上がり!?“でした。倫理的な問題や教室の品格を保つため公開できる写真は限られています!?が(今回の写真がギリギリ限界です!!)、その雰囲気は感じられると思います。私も久しぶりに夜中まで痛飲してしましました。そして、翌日は快晴のもと、ゴルフに観光を楽しみました。来年も、いろいろ企画したいと思いますので、今年参加できなかった先生方も是非参加して頂き、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!
(文責:宮田康好)
医局旅行① 医局旅行② 医局旅行③
遅ればせながら、2017年10月の活動報告です!(九州連合地方会編)
2017年11月13日
 10月14日、鹿児島市で「第112回九州連合地方会」が開催され、長崎大学からは、松田先生が治療に難渋した症例を発表しました。自己紹介では「苦しい場面」もありましたが、発表は堂々とした良い内容でした!そして、会の後は、言うまでもなく、鹿児島の名物と焼酎に、本場の「しろくま」も堪能しました。明けて15日には野球大会にも出場しました。微妙に顔が赤いなか、みんなよく頑張れたな!?と関心しました。また、今年は2名の女性医師が野球も含めて参加してくれました。野球に、そして、飲み会に、貴重な戦力としてフルに活躍してくれました!来年春の連合地方会は熊本で開催予定です!関連病院や同門の若手の先生方も参加して頂き、一緒に馬刺しに辛子レンコン、球磨焼酎を堪能しましょう!
(文責:宮田康好)
九州連合地方会① 九州連合地方会②
九州連合地方会③ 九州連合地方会④
第53回 日本移植学会総会に参加、発表してきました。
2017年9月12日
 9月7日~9日、北海道の旭川市で開催された日本移植学会総会に参加、発表してきました。今年は、望月先生が「腎移植患者さんにおける血液中の脂肪酸」に関してポスターで発表し、宮田が「腎移植患者に発生した悪性腫瘍」に関して口演で発表しました。それぞれフロアーから質問も頂き、有意義な発表や議論ができたと自負しております。
  この学会は、その名前の通り腎移植だけではなく、肺移植や肝移植、そして、心移植や小腸移植などすべての分野を網羅しています。そのため、今回は、他の臓器移植の発表もたくさん聴講してきました。そして、言うまでもないことですが、免疫抑制療法や移植後合併症が異なること、そして、他の臓器移植において、移植後の腎機能障害や透析導入が大きな課題になっていることを実感しました。その意味でも、泌尿器科医が移植医療に関わることの重要性を強く感じました。また、長崎大学病院からは、肝臓や肺移植などに関する演題も多数発表されており、長崎大学全体での移植医療の取り組みに泌尿器科も協力することで、長崎県だけでなく日本全体、そして、世界の移植医療の発展に貢献したいと感じさせられる学会でした。
  旭川の朝晩は涼しいを通り越して寒いくらいでした。あらためて、日本も広いんだなぁー、と思いつつ、ジンギスカンとビールを美味しく頂きました!?来年は、若手の先生と一緒に発表、勉強したいと思います。来年の発表に向けて皆さん頑張りましょう!!
(文責:宮田康好)
第53回 日本移植学会総会に参加、発表してきました① 第53回 日本移植学会総会に参加、発表してきました② 第53回 日本移植学会総会に参加、発表してきました③
日本尿路結石症学会 第27回学術集会に参加、発表してきました。
2017年9月4日
 8月25日、26日に大阪市で開催された日本尿路結石症に松尾先生と宮田で参加、発表してきました。実は、この学会には初めて参加しましたが、尿路結石診療に豊富な経験を有する施設を中心に、その治療や診断方法、予防から基礎研究まで、「濃厚な議論」が展開されました。
 松尾先生も「尿中カルシウム排泄量と尿路結石の関連について」新たな知見を発表し、活発に議論しました。
 私達、泌尿器科医にとって尿路結石症は身近な疾患ですが、さらに高度で幅広い知識や技術の習得が必要だと実感させられました。
 次回は、若手の先生方が発表できるように補佐、助言し、長崎大学病院、そして、関連施設全体のさらなる結石治療のスキルアップにつなげて行きたいと考えています。
(文責:宮田康好)
日本尿路結石症学会 第27回学術集会
第26回 日本腎泌尿器疾患予防医学研究会に参加、発表してきました。
2017年7月24日
 7月13日、14日に三重県の津市で開催された第27回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会に参加してきました。 今年は、大庭先生が「前立腺全摘除術後の鼠径ヘルニア予防」、計屋先生が「長崎市の前立腺がん検診」に関する演題を発表しました。前立腺癌の早期発見と術後の鼠径ヘルニアと異なるテーマではありましたが、いずれも実臨床に直結する有意義な発表でした。
  また、他施設からは、「各種のサプリメント」や「画像診断」などの一般演題、「栄養サポート」や「内分泌かく乱物質」、そして、最近話題になっている「プレシジョン メディスン」に関するレクチャーやシンポジウムなど幅広い分野で議論が行なわれました(酒井教授はモーニングレクチャーの座長を務められました)。  来年の第27回大会は、酒井英樹教授が会長を努められ長崎で開催されます!すでに、その準備に取りかかっており、その詳細は後日告知させて頂きますが、盛会となりますようご協力をお願い申し上げます。
(文責:宮田康好)
第26回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会に参加、発表してきました① 第26回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会に参加、発表してきました② 第26回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会に参加、発表してきました③ 第26回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会に参加、発表してきました④
いつでも見学(遊びに?)に来てください。
2017年7月20日
 長崎に限らず日本中で猛暑が続いていますが、研修医の皆さんは夏休みをいかが過ごされる予定でしょうか。研修2年目の先生方にとっては、「新専門医制度」への対応もあり忙しい日々になると思います。
 長崎大学泌尿器科では、ホームページに公開している「ながさき泌尿器科専門研修プログラム」PDFにより泌尿器科医の育成を図り、地域医療への貢献、そして、教育や研究を通じて国内のみならず世界的にも医療の発展に貢献したいと考えています。その趣旨や詳細な内容については、医局説明会などを通じて研修医の皆さんには説明してきました。一方、長崎市外や県外で研修している先生のなかには、医局説明会に参加できなかった方もおられるかもしれません。あるいは、他大学出身ということで遠慮している先生方もおられるかもしれません。 現在、長崎大学病院、泌尿器科には他大学出身の9名がスタッフとして勤務しています。何の遠慮や気遣いは必要ありませんので、気軽に見学に来てみませんか。心よりお待ちしています。

職 名 氏 名 出身大学
准教授 宮田 康好 琉球大学
講 師 木原 敏春 広島大学
助 教 計屋 知彰 弘前大学
助 教 松尾 朋博 山形大学
助 教 志田 洋平 宮崎医科大学
助 教 相良 祐次 福島県立医科大学
医 員 杠葉 美樹 琉球大学
医 員 中西 裕美 琉球大学
医 員 荒木 杏平 久留米大学

連絡先) 医局長: 木原 敏春 E-mail kihara-t@nagasaki-u.ac.jp
准教授: 宮田 康好 E-mail yasu-myt@nagasaki-u.ac.jp
電話番号: 095-819-7340 
2017年6月24日(土)、長崎大学 泌尿器科 ハンズオンセミナー行われました。
2017年6月29日
参加頂きました11名の研修医の皆様、本当にありがとうございました。
当日の会場の写真、アンケートの結果をアップさせて頂きます。
長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)① 長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)② 長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)③
長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)④ 長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)⑤ 長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)⑥
長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)⑦ 長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)⑧ 長崎大学泌尿器科ハンズオンセミナー(2017年6月24日)アンケート結果
アンケート結果PDFPDF-641KB
アメリカ泌尿器科学会(AUA)年次総会体験記
2017年6月12日
先日、告知しました新人3名のAUAの体験記を紹介します。

大坪先生:5月12日から16日にボストンで開催されたAUA2017に参加させて頂いた。膀胱癌のセッションなど様々な分野の発表を聴講した。英語での発表で理解するのが難しいところもあったが、発表内容については臨床での疑問点が題材となっているものも多く、常に臨床での疑問点を探すことの重要性を実感した。そして、日本人が発表しているのを目の当たりにし、刺激になった。今後、自分もこのような国際学会で発表できるよう精進していきたいと感じた。

城島先生:ボストンで開催されたアメリカ泌尿器科学会に参加しましたが、最初は学会の規模の大きさと英語での発表に圧倒されました。しかし、発表を聞いていると日本の学会や日常診療で行っていることと変わりなく、世界の泌尿器科医が診療の中で同じことを疑問に思っていることを面白いと思いました。そして、松尾先生が世界の舞台で発表し、質問にも英語でスラスラ答えている姿はとてもかっこよかったです!

迎先生:今回初めて海外学会に参加させていただきました。今まで見た学会の中で最大規模であり、まずそのことに圧倒されました。また、日本人の若い医師も英語で発表しており、大変刺激を受けました。学会以外にはフェンウェイ・パークでレッドソックス戦を観戦したり、ハーバード大学のキャンパスを散策したりしました。ボストンは歴史も古い港町で、アメリカというより、どこかヨーロッパのような雰囲気でした。最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。4月から大学院生になったので、いつか自分もこの舞台に立てるよう励みたいと思います(まずは英語から…)。

宮田より:今回、AUAに初めて参加した3名の「学会体験記」を紹介しました。その規模や、英語で行なわれる発表や質疑応答に戸惑いながらも、学会、そして、ボストンの街を満喫してくれたようです。実際、様々な演題を楽しそうに、そして、神妙に?聞いている姿を見ていると、泌尿器科医になって早い段階で最先端の情報に接することの重要さをあらためて感じました。そして、先日行なわれた長崎地方会で立派に発表していた姿を見ると、AUAに参加した経験が活かされているのかな?と感じました。次回は、是非、発表者として参加しましょう!また違った世界が見えてきますよ!!
アメリカ泌尿器科学会(AUA)2017年総会に参加、発表してきました。
2017年5月22日
 5月12日~16日、ボストンで開催されたアメリカ泌尿器科学会(American Urological Association; AUA)の2017年総会に参加してきました。この学会もヨーロッパ泌尿器科(EAU)学会と同様に採択率が30%以下と厳しい学会だけに、様々な分野で最新の研究成果が報告されていました。また、写真に示したような新しいダヴィンチシステムやレーザーを用いた治療なども紹介されていました。
 今年は、松尾先生が「尿路癌患者におけるシスプラチンとパクリタキセルの効果予測因子としてのTUBB3発現の意義」を発表しました。最近は、排尿機能の分野で世界的にも存在感を示している松尾先生ですが、癌領域の発表ということで、いつもよりも緊張した様子でしたが、立派に発表してくれました。
 また、特筆すべきことは、関連施設の嬉野医療センターから、林田靖先生が「筋層非浸潤性膀胱癌におけるendoscopic mucosal resectionを用いた新たな手術法」に関する発表があったことです。しかも、口演発表ということで、発表や質疑応答の時間がポスター発表より長かったのですが、堂々と発表に質疑応答をしていました。実は、私のAUAで初めての発表も口演発表でした。あの独特の雰囲気の中、本当に立派な発表でした。また、この研究には初期の段階から関わっていたこともあり、感慨深いものがありました。
 また、酒井教授の「泌尿器科医として早い段階で世界最大規模の学会の雰囲気に触れさせる」という方針のもと、今年も後期研修医の大坪先生、城島先生、迎先生の3名も参加しました。AUAの規模や質、そして、熱気に触れていろいろ刺激を受けてくれたようです。数年後には、彼らがこの壇上に立ち発表してくれるものと期待しています!今回の経験を活かして臨床に研究に頑張りましょう!!。
(文責:宮田康好)
アメリカ泌尿器科学会(AUA)2017年総会① アメリカ泌尿器科学会(AUA)2017年総会② アメリカ泌尿器科学会(AUA)2017年総会③
アメリカ泌尿器科学会(AUA)2017年総会④ アメリカ泌尿器科学会(AUA)2017年総会⑤ アメリカ泌尿器科学会(AUA)2017年総会⑥
正戸先生の送別会を行ないました。
2017年5月18日
 5月9日、4月12日から研修医として一緒に頑張ってくれた正戸正人先生の送別会と、8日より高次臨床(クリクラ)で泌尿器科を1ヶ月間勉強する瀬戸口君、寺本君、與儀君の歓迎会を行いました。正戸先生は、医師になって最初の研修先として、私達の教室で勉強してくれました。最初は不慣れな点も多く、不安そうにしていましたが、4月も半ばを過ぎた頃からは、立派な「戦力」として頑張ってくれました。そして、何よりも、楽しそうに笑顔で働いている姿を見れたことが、私達にとっても嬉しく思えました。まだ研修は続きますが、また気軽に遊びにきてください。
(文責:宮田康好)
正戸先生の送別会① 正戸先生の送別会② 正戸先生の送別会③
第105回日本泌尿器科学会総会の報告(一般演題に加えて)
2017年5月8日
 4月21日より開催された「第105回日本泌尿器科学会」での発表についてはすでに報告いたしましたが、今回の学会では「心技知の結集」をテーマに多くのシンポジウムが企画されました。そして、長崎大学から3名がシンポジストとして選出され、活発な議論に一役買ってきましたので、あらためて紹介いたします。

高齢者腎移植の時代を迎えて-適応と実際-
 ・ドナーの選択と問題点
   錦戸 雅春
腎不全血管外科の手術のコツとトラブルシューティングの全て
 ・腎移植の成績向上を目指して
  ~腎移植レシピエントの手術のコツとトラブルシューティング~
   望月 保志
筋層非浸潤性膀胱癌:中間リスク群の評価と治療
 ・中間リスク群の筋層非浸潤性膀胱癌に対する膀胱内注入療法後の尿路再発:
  喫煙歴との関連
   宮田 康好

また、ランチョンセミナーでは関連病院の先生が発表されました。

徹底討論Cook ResonanceⓇ金属製尿管ステント
ー長期留置可能症例からまなぶ有効例の選択方法
  長崎原爆病院 鶴崎 俊文

 日本の泌尿器科医が集結し、最新の知識や幅広い課題について議論する総会において有益な情報を発信することで、泌尿器科学の発展や患者さんの役に立てたのではないかと思っています。
(文責:宮田康好)
第105回日本泌尿器科学会総会の報告(一般演題に加えて)① 第105回日本泌尿器科学会総会の報告(一般演題に加えて)② 第105回日本泌尿器科学会総会の報告(一般演題に加えて)③
第105回日本泌尿器科学会総会(2017年4月21日~24日)
2017年4月28日
URL: http://www.jua2017.com/NewWindow

発表、座長一覧:
ランチョンセミナー34
  CRPC療法治療選択における新たな視点
 座長:酒井 英樹
心技知の結集04 シンポジウム
  高齢者腎移植の時代を迎えて-適応と実際-
ドナーとの選択と問題点
 錦戸 雅春
Update企画22 シンポジウム
  筋層非浸潤性膀胱癌:中間リスク群の評価と治療
中間リスク群の筋層非浸潤性膀胱癌に対する膀胱内注入療法後の尿路再発:
喫煙歴との関連
 宮田 康好
総会賞応募ポスター06 前立腺癌:治療
JUA Annual Meeting Award Contest Poster 6
Prostate cancer; Treatment
Influence of neo−adjuvant hormonal therapy in patients with low risk prostate cancer for lymphvessel invasion and biochemical recurrencefree survival periods
 Yasuyoshi Miyata
一般演題口演57
尿路上皮癌/診断、マーカー②
高頻度の緑茶摂取は非喫煙者においてhuman antigen-Rの発現を抑制することで尿路再発を抑制する
 宮田 康好
一般演題口演OP19
  腎腫瘍/AML
 座長:宮田 康好
心技知の結集07 シンポジウム
  腎不全血管外科手術のコツとトラブルシューティングの全て
腎移植の成績向上を目指して
~腎移植レシピエント手術のコツとトラブルシューティング~
 望月 保志
一般演題口演10
高齢者手術
80歳以上の高齢者に対する腹腔鏡下泌尿器がん手術
 大庭 康司郎
総会賞応募ポスター08 排尿障害:臨床
JUA Annual Meeting Award Contest Poster 8
Neuro-urology; Clinical
The effect of salt intake restriction on nocturia
 Tomohiro Matsuo
一般演題口演30
排尿機能/臨床③
高齢者におけるミラベロンの血圧に及ぼす影響について
 松尾 朋博
一般演題口演72
ロボット支援/前立腺 治療成績
ロボット支援下前立腺全摘除術の膀胱頚部離断に関する臨床的検討
 計屋 知彰
一般演題口演76
腎腫瘍/薬物療法③
転移性腎細胞癌患者におけるアキシチニブおよびパゾパニブ血中濃度モニタリングの有用性
 城島 五穂
3名の仲間が加わりました。
2017年4月14日
 4月4日、4月より私達の仲間となった近藤先生、原田先生、松田先生3名と、新たに大学病院で勤務する相良先生、荒木先生、湯野先生の歓迎会を行ないました。新人の3名は、電子カルテの扱いを含めてまだまだ戸惑いもあるようですが、焦らずに頑張ってください。また、関連病院ならびに同門の先生方にも、よろしくご指導のほどお願い申し上げます。 新たな人材も加わり、現在行なっている教育、診療、そして研究をさらに発展させていくと共に、酒井教授が挨拶でも述べられた「新たな試みや展開」を進めて行こう!と教室員一同決意を新たにしました。
(文責:宮田康好)
3名の仲間が加わりました① 3名の仲間が加わりました② 3名の仲間が加わりました③
3名の仲間が加わりました④ 3名の仲間が加わりました⑤ 3名の仲間が加わりました⑥
3月に送別会を行ないました。
2017年4月4日
 3月14日、4月より長崎大学病院新天地に移動される6名の先生方の送別会を行ないました。今回は、大学病院に留まらず長崎県、いや日本の血液浄化、腎移植を含む腎不全治療の中心的存在であられる錦戸先生、長崎の女性泌尿器科の象徴的存在である鹿子木先生、そのバイタリティーから女性泌尿器科医という枠を超えて活躍している杠葉先生、そして、今年我々の仲間に加わり1年間を大学病院で修練を積んだ大坪先生、城島先生、迎先生の計6名が大学病院を離れることになりました。
 錦戸先生は長崎医療センターに部長として赴任され、今後も腎不全治療は言うまでもなく、泌尿器疾患全般について長崎県を含む西九州の医療をリードして頂けるものと思います。また、鹿子木先生、迎先生は同じく長崎医療センターへ、大坪先生は佐世保共済病院、城島先生は長崎市民病院へ移動となりますが、大学病院で学んだことを礎にさらなる飛躍を期待しています。また、杠葉先生は開業の準備をしながら、しばらくは大学病院の診療を手伝って頂く予定です。個人的な話しにはなりますが、杠葉先生は、私が医局長の頃に途中入局され、それからずっと一緒に仕事をしてきたこともあり、今回の退職には感慨深いものがあります。教室としても開業のお手伝いを最大限していきたいと思っています。
 今まで当たり前のように一緒に仕事をしていた仲間との別れは寂しいものですが、関連病院での勤務や近隣での開業であり、顔を合わせる機会も多いと思います。それぞれの新天地の活躍を心から願っています。
(文責:宮田康好)
3月に送別会を行ないました① 3月に送別会を行ないました② 3月に送別会を行ないました③ 3月に送別会を行ないました④ 3月に送別会を行ないました⑤
3月に送別会を行ないました⑥ 3月に送別会を行ないました⑦
ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました。
2017年3月30日
 3月24日~28日、ロンドンで開催された2017年ヨーロッパ泌尿器科学会(European Association of  Urology; EAU)に参加、発表してきました。昨年も紹介しましたが、この学会の採択率は30%程度と厳しく、そのなかで選ばれた演題だけあってどの発表も興味深く、そして、最新の研究成果や手術、薬物治療を含めた臨床の話題などが紹介されており、例年通りの熱気溢れる学会でした。
 今年は、宮田が「前立腺癌患者さんに対する術前ホルモン療法のリスク」、松尾先生が「塩分摂取制限と夜間頻尿の関係」、そして、「頻尿と尿中カルシウム濃度の関連」と臨床に関する演題を、望月先生が「腎癌組織におけるマクロファージ、ナチュラルキラー細胞、脂肪細胞の病理学的意義」、浅井先生が「腎癌細胞におけるFESの病理学的役割」、そして、安田先生が「尿路癌におけるトロンボスポンジンと4N1K-peptideの臨床病理学的意義」という基礎研究の成果を発表しました。今年も2名の大学院生が発表できました。また、今回は松尾先生が生活習慣や全身性疾患と排尿障害に関するセッションで座長を務めるという快挙を果たしました!!演題が2題採択されたことも含めて、松尾先生を中心とした我々の排尿障害に関する診療が世界的にも認められたことを意味するものであり、これらの経験を実際の診療にも活かして、ますます患者さんの利益に繋げてくれるものと期待しています。
 望月先生、浅井先生、安田先生は初めてEAUで発表しましたが、堂々とした良い発表でした。正直言って、質疑応答ではなかなか厳しい場面もありましたが、それも良い経験になったと思います。また、今年は我々の教室では過去最高の6題が採択されました!これも同門の先生方の日頃の応援の賜物と思います。この場を借りてお礼申し上げます。また、最後になりましたが、今回、教授を含めた6名が参加するなか、日頃の診療を担ってくれた大学の教室員および浅井先生の出張をお許し頂いた長崎原爆病院の先生方に感謝申し上げます。
(文責:宮田康好)
ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました① ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました② ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました③ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました④
ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました⑤ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました⑥ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました⑦ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)2017に参加、発表してきました⑧
第18回 国際ヒトレトロウイルスHTLV会議に参加してきました。
2017年3月17日
 3月7日~10日に東京で開催された「第18回 国際ヒトレトロウイルスHTLV会議」に宮田と松尾先生が参加してきました。この会議では、ヒトレトロウイルスに関する種々のコンセンサスミーティングが行なわれるだけではなく、一般演題やポスター発表もありました。私は初めての参加でしたが、参加者の多くは血液内科を含む内科系の医師と臨床検査やウイルス学などの基礎研究者で、見渡した限り泌尿器科医は私と松尾先生だけではないか?という感じでした。ただ、予想していた以上に活発な議論が行なわれており、会場の熱気に驚きました。何故、レトロウイルス関連の学会に参加を?と思われる方もいらっしゃると思いますが、HTLV-1 associated myelopathy (HAM:HTLV-1関連脊髄症)の症状の1つが排尿障害であり、その議論に加わる機会を得て参加した次第です。また、共同研究者として発表もしてきました!
 この会議でHAMに関する新たな知見や展開に触れることができ非常に刺激を受けましたが、個人的には、この会議に参加されていた患者さんやそのご家族に心動かされました。つまり、この会議には患者さんやその関係者も多数参加され、熱心に活動されていました。私達の教室でも、松尾先生を中心に今回会議期間中に議論させて頂いた神経内科医で長崎国際大学の中村龍文教授らと、様々な臨床研究を進めていますが、さらにそれらの研究を加速させなければ・・・と感じました。
(文責:宮田康好)
第18回 国際ヒトレトロウイルスHTLV会議に参加してきました① 第18回 国際ヒトレトロウイルスHTLV会議に参加してきました② 第18回 国際ヒトレトロウイルスHTLV会議に参加してきました③
ASCO-GU2017に参加、発表してきました。
2017年2月21日
 2月16日~18日、アメリカのオーランドで開催された2017年の Genitourinary Cancer Symposium (通称、ASCO-GU 2017)に松尾先生、酒井教授と共に参加してきました。今年は、宮田が「シスプラチンの減量が尿路癌患者の治療効果に与える影響」について、松尾先生が「緑茶摂取が膀胱癌の分子生物学的特徴に与える影響のマウス発癌モデルを用いた解析」について発表しました(写真参照)。
 ASCO-GUについては以前も紹介しましたが、今年も世界中から3,000名を超える泌尿器科医、腫瘍内科医、放射線治療医、そして、病理医などが集まりました。今回も、前立腺癌における新規ホルモン療法に関する最新の臨床研究の結果やそれらを基にした新たな試み、尿路癌における免疫チェックポイント阻害剤に関する新たな治験、腎癌の分子標的治療薬を用いた新たな治療戦略など、最新の泌尿器癌治療に関する情報が発表、議論されました。私達も微力ながら有益な情報を提供できたと思います。
 この学会の特徴の1つとして、すべてのプログラムを聴講できることが挙げられます。つまり、メイン会場で行なわれたシンポジウム終わると、全員がポスター会場に移動し議論を行ない、そのポスター発表が終わると、再度、メイン会場に移動して口演発表が行なわれるという感じです。そのため、最新の研究成果や現在の治療の流れを余すことなく勉強することができます。また、朝食、昼食、夕食(軽めではありますが)は、すべて学会が会場内に準備してくれますので、ランチを食べながらポスターの前で議論することも珍しくありません。ちなみに、夜のポスターセッションでは、ワインにチーズが登場!?するのも例年通りでした。私達も学会会場のホテルにチェックインしてからチェックアウトまで、1歩もホテルの外へ出ることはありませんでした。 そして、この機会に得た知識を日常の診療や教育、そして、研究に役立てていこう!と心に誓いながら学会会場を跡にしました。
(文責:宮田康好)
ASCO-GU2017に参加、発表してきました① ASCO-GU2017に参加、発表してきました② ASCO-GU2017に参加、発表してきました③ ASCO-GU2017に参加、発表してきました④
2017年1月を振り返って!?
2017年2月15日
 早いもので2017年も1ヶ月が過ぎました。泌尿器科教室では1月に様々な行事がありましたので、遅ればせながらその一部を紹介します。
 まず、1月4日に恒例の「酒井教授主催の新年会」が行なわれました(写真上段)。今年も大学の教室員に加え、長崎みなとメディカル市民病院の渡辺先生、竹原先生、荒木先生、長崎原爆病院の浅井先生、そして、松尾りょういちクリニックの松尾先生が参加されました。年の始まりにふさわしい賑やかで、今年1年のますますの飛躍を予感させる会になりました。そして、豪華な料理に美味しいお酒をご馳走さまでした。
 次に、1月10日より3名の医学生が1ヶ月間の高次臨床実習に来てくれました!長崎大学では、今年より高次臨床実習が6ヶ月間となるため、計18名の医学生が一緒に学んでくれる予定です。その最初の3名の歓迎会を17日に行ないました(写真下段)。歓迎会での歓談を通して医局員と親交を深めたことで、臨床実習(ポリクリ)よりもさらに踏み込んだ実習を温かな雰囲気の中で、そして、時には厳しい指導のもと濃厚に?泌尿器科疾患の病態や手術や手技を学べてもらえたと思います。私達にとっても新鮮で刺激的な1月を過ごすことができました。また、3名とも4週間の実習のうち、1週間を長崎みなとメディカル市民病院にお願いしました。この場を借りて、同院の渡辺先生、竹原先生、荒木先生にお礼申し上げます。2月に入り2ターム目の3名が高次臨床実習で頑張っています。また、その3名については次の機会に紹介する予定です。
(文責:宮田康好)
2017年1月を振り返って① 2017年1月を振り返って②
2017年1月を振り返って③ 2017年1月を振り返って④ 2017年1月を振り返って⑤
第68回西日本泌尿器科学会総会のヤングウロロジストリサーチコンテストで光成健輔先生が優秀賞を受賞しました!
2016年12月13日
 11月24日より27日まで山口県の下関市で開催された「第68回西日本泌尿器科学会総会」に、大学病院を始め関連病院から多数の発表を行なってきました。その詳細は後日報告する予定ですが、昨年度まで大学院生であった光成健輔先生が「ヤングウロロジスト リサーチコンテスト」で優秀賞を受賞しました! このコンテストは、若手の先生が最近行なった研究成果を英語で発表するもので、西日本泌尿器科学会総会の名物企画の1つと言って良いと思います。光成先生が発表したテーマは「Human antigen R is positively associated with malignant aggressiveness by upregulation of cell proliferation, migration, and VEGF and COX-2 in prostate cancer」という前立腺癌におけるhuman antigen Rという蛋白の機能を解明したもので、近年問題となっている去勢抵抗性前立腺癌の治療戦略を議論する上でも非常に重要な情報になります。
 この研究の特筆すべき点の1つは、human antigen Rの病理学的機能が細胞質と核内では異なることを、患者さんの組織に加えて前立腺癌のcell linesを用いて明確に示したことにあります。その検証には、私達の教室では初めての手法を用いましたので、大学院生の浅井昭宏先生も含めて連日夜中まで試行錯誤しながら実験してきました。
 また、多くの癌種で重要な役割を果たすVEGFやCOX-2との関連を見いだすことができたのは、これまで研究に従事してこられた諸先輩方が残された研究実績のおかげでした。手前味噌で恐縮ですが、これまで脈々と続いてきた長崎大学泌尿器科学教室の基礎研究の賜物と感じています。
 発表当日は、緊張した面持ちの光成先生に「アメリカ泌尿器科学会など多くの国際学会で発表した経験を自信に変えて、先生らしくリラックスして楽しんでおいで!」と声を掛けましたが、堂々とした良い発表と質疑応答でした。本当にお疲れ様でした。そして、あらためて受賞おめでとうございます。
(文責: 宮田康好)
第68回西日本泌尿器科学会総会のヤングウロロジストリサーチコンテストで光成健輔先生が優秀賞を受賞しました!
冬休みに遊びに来ませんか?
2016年12月6日
 早いもので今年も「師走」となりました。研修医や学生の皆さんは、冬休みの予定は決まりましたか?冬休みは夏休みに比べると短いので、近場でのスキーや温泉、そして、帰省してゆっくり過ごす方も多いのではないかと思います。さて、その冬休みに私達の教室へ見学、実習に来てみませんか?年内は12月28日まで、年明けは1月4日から通常の診療をしていますので、外来や手術、病棟業務に血液透析など普段通りの泌尿器科の仕事を体験できますよ!むしろ年末、年始は自由になる時間も増えますので、普段より濃厚に?!説明や体験ができると思いますよ。実験も普段通りしていますので、興味のある方には今行なっている研究の内容や実験手法を丁寧に説明します。気楽な感じでかまわないので、是非遊びに来てください。

冬休みに遊びに来ませんか?① 冬休みに遊びに来ませんか?② 冬休みに遊びに来ませんか?③
連絡先:
 医局長: 大庭康司郎(ohba-k@nagasaki-u.ac.jp
 准教授: 宮田 康好(yasu-myt@nagasaki-u.ac.jp
 電話番号:095 819 7340
第30回日本泌尿器内視鏡学会総会に参加しました。
2016年11月28日
 11月17日~19日に大阪にて開催された第30回日本泌尿器内視鏡学会総会に参加しました。この学会は、実臨床における内視鏡外科的な手術手技を議論する学会で、様々な技術や、それによって生み出された新たなデータなどが発表されるので、個人的には毎年楽しみにしています。また、多数のブースで、ハンズオン・トレーニングもできるため、ロボット支援を含め新しい機器に直に接することができます。
 長崎大学からは大庭と計屋先生が口演で、松尾先生がポスターで発表を行いました。また、長崎大学関連施設からも多くの先生が参加されました。今年も多くの新しい企画があり、どの会場も座る席がないくらいに盛り上がっていました。
 そして学会夜の部も盛り上がりました。今回は研修医の先生方も参加しており、泌尿器内視鏡の奥深さを語り合いながら、大阪ならではの串かつなどを堪能しました。長崎大学では以前より泌尿器内視鏡手術にはかなり力を入れていますが、低侵襲手術の発達は日進月歩であり、改めてロボット、腹腔鏡、経尿道的手術などの重要性を実感した学会でした。
第30回日本泌尿器内視鏡学会総会  
医局旅行で武雄温泉に行きました!
2016年11月18日
 10月29日、30日に大学の教室員、同門および関連病院の先生方、そして、泌尿器科の患者さんがお世話になっている13階東病棟の看護師さん達で医局旅行に行きました!昨年の嬉野に引き続き「温泉」と「ゴルフ」を目玉に武雄温泉での開催となりました。今回はゴルフを土曜日に企画しましたが、前日の大雨で開催も危ぶまれましたが、日頃の行いが良いのか?強力な晴れ男がいたのか?当日はゴルフ日和となりました。また、翌日も快晴に恵まれ、二日酔いと寝不足に負けずに武雄の観光地巡りを楽しみました。
 また、メインイベント?!の宴会では、恒例の同門会長、計屋先生による「ギター独演会」に、新人教室員による余興で大いに盛り上がりました!日頃の疲れを吹き飛ばし、明日への鋭気を養えた2日間となりました。来年の開催地は未定ですが、例年通り秋に開催の予定です。また、多くの教室員、同門および関連病院の先生方の参加をお待ちしております!さらにグレードアップした企画を準備します!!
(文責:宮田康好)
医局旅行(武雄温泉)① 医局旅行(武雄温泉)②
医局旅行(武雄温泉)③ 医局旅行(武雄温泉)④ 医局旅行(武雄温泉)⑤
世界泌尿器内視鏡学会(WCE)に参加しました。
2016年11月17日
 11月8日~12日に、南アフリカのケープタウンにて、第34回世界泌尿器内視鏡学会が開催され、大庭と計屋先生の2名で参加・発表してまいりました。この学会は日本で言う、前EE学会(現:日本泌尿器内視鏡学会)が世界規模で行われるものになります。
 南アフリカは大変遠く、1日以上かかって到着しました。出発前は安全面の不安があったのですが、学会場周辺はかなり発達しておりむしろセキュリティが厳しく、また気候も穏やかで過ごしやすく、思っていたよりはるかに安心してのぞむことができました。
 さて、私はLPNに関する演題、計屋先生はRALPに関する演題を発表しました。世界各地よりendourologyに造詣の深い先生方が来られており、質問も多く、課題が見つかるとともに、いろんなご意見を伺うことができました。全体としては、ロボットに関する演題が多いのかと思いきや、腹腔鏡や尿管鏡などの演題が多く、またビデオディベートやパネルディスカッションでも幅広いテーマが取り上げられ、さらにはロボットによる腎移植の話題や尿路再建の技術など、まだまだ私達に馴染みが薄い分野があることも痛感しました。
 発表終了後は、テーブルマウンテンは強風にて頂上までは登れませんでしたが、喜望峰ではとても美しい水平線や広大な平原を眺めることができ、自然の中に生きるシマウマやダチョウも見ることができました。また会期中には、東京女子医大の近藤恒徳先生とお会いし、ウォーターフロントまで足を運び、南アフリカワインとのシーフードを堪能しました。
 泌尿器内視鏡の進歩を感じながら南アフリカの魅力も満喫できた素晴らしい学会でした。
世界泌尿器内視鏡学会(WCE)① 世界泌尿器内視鏡学会(WCE)②
世界泌尿器内視鏡学会(WCE)③ 世界泌尿器内視鏡学会(WCE)④
第54回日本癌治療学会学術集会、第2回日本泌尿器腫瘍学会に参加、発表してきました。
2016年11月7日
 10月20日より22日まで横浜で開催された「第54回日本癌治療学会学術集会」に、私、宮田と大庭先生が参加・発表してきました。私は、「緑茶摂取と尿路癌の関連」、大庭先生は「腎癌における分子標的治療薬」に関してワークショップで口演発表しました。また、私は、同じく横浜で22日、23日に開催された「第2回日本泌尿器腫瘍学会」で、「尿路癌患者でのシスプラチン減量と抗腫瘍効果」に関する演題をポスター形式で発表しました。ご存じのように、日本癌治療学会学術集会は、外科治療や化学療法、放射線治療などの治療方法に関する話題に加えて、癌患者さんの精神状態や社会的サポート、さらには、終末期医療まで癌患者さんの医療全般を網羅した学会です。また、泌尿器癌に限らず、他の癌腫に関する話題が聞けるため勉強になります。私は、癌治療に関するセッションを中心に参加してきましたが、その他、在宅診療や精神的なサポート体制などでも興味深い発表があり学ぶことの多い学会でした。
 そして、2人とも無事に発表と質疑応対も終わった21日の夜には居酒屋で「反省会」を行ないました。いろいろな話題で盛り上がりながら2人で美味しい日本酒を痛飲しましたが、そのなかで「今回の癌治療学会に2人しか発表しないのは寂しいね」という話題になりました。難しいことは考えずに、日頃行なっている診療内容や結果をまとめたり、興味深い知見を紹介したり、是非、来年はさらに多くの演題を発表して、また夜は大勢で「反省会」しましょう! 
(文責:宮田康好)
第54回日本癌治療学会学術集会、第2回日本泌尿器腫瘍学会① 第54回日本癌治療学会学術集会、第2回日本泌尿器腫瘍学会② 第54回日本癌治療学会学術集会、第2回日本泌尿器腫瘍学会③
九州泌尿器科連合地方会に参加、発表してきました。
2016年10月18日
 10月15日に久留米で開催された「第110回 九州泌尿器科連合地方会」において、診断上興味ある症例として、大坪亜紗斗先生が「前立腺」で、上田康史先生が「膀胱」で発表しました。この会は、通常の学会と異なり、診断過程で得られた検査所見や画像を先に提示し、その後にフロアーから鑑別診断や追加で行なうべき検査などの意見を聞き、最終的に診断名や経過を提示する形式になっています。そのため、若手の先生を含めて非常に勉強になる会です。また、発表は若手の先生が行なうことが慣例となっており、大坪先生(卒後3年目、入局1年目)、上田先生(9月に初期研修医1年目で泌尿器科を回ってくれました)に発表してもらいました。上田先生とっては、医師になって初めての学会発表ということで、発表前には顔が青くなったり、赤くなったり、ついには、白くなったりと、20数年前の自分を見ているようでした。結果は、2名とも立派に発表してくれ、質疑応答にも堂々と対応できていました。つきっきりで指導してくれた教室員の先生方も含めて、本当にお疲れさまでした。
 さて、無事に会も終わり、懇親会で食事とお酒を楽しんでいたところ、今回の発表の中から最優秀演題と優秀演題の発表がありました。で・・・、な、なんと、上田先生の発表が見事「優秀演題」に選ばれました!初めての発表で受賞の快挙に、「祝賀会という名の飲み会」で医局員一同大いに盛り上がりました。
 翌日は、前日の連合地方会にも参加してくれた、長崎みなとメディカルセンター市民病院の荒木先生、佐世保共済病院の湯野先生、そして、来年の新戦力?!の原田先生に松田先生も加わり、恒例の野球大会に参加しました。私は、数年前の大会で3振したせいか今回は戦力外でした!?みんな勉強に、飲み会に、野球にと、本当に充実した時間を過ごせました。
(文責: 宮田康好)
九州泌尿器科連合地方会① 九州泌尿器科連合地方会② 九州泌尿器科連合地方会③
九州泌尿器科連合地方会④ 九州泌尿器科連合地方会⑤
20th International Conference of FFC に参加、発表してきました。
2016年10月3日
 9月22日よりアメリカのボストンで開催された「 20th International Conference of Functional Food Center」に、宮田と松尾先生、浅井先生の3名で参加、発表してきました。この会は、Functional Food、つまり、『機能性食品』に関する研究会なのですが、乳酸菌飲料や辛子といった身近な食品の疾患予防や治療応用に関する報告から、機能性食品がミトコンドリアの機能や細胞活性に与える影響に関する基礎研究まで、実に幅広い内容の発表がありました。
 皆さんにはなじみのない会かもしれませんが、私が以前から「緑茶の抗腫瘍効果」をマウスモデルで研究していた関係で、数年前からこの会での発表を事務局から誘われていました。そして、今年、「ロイヤルゼリー」に関する研究助成金を獲得できたこともあり、日頃から口にする食品が、健康や疾患のどのような影響を与えているいのか?そして、その分野の世界的な話題や研究の流れを学びたいと思い初めて参加しました。また、現在、松尾先生が「排尿機能と漢方薬」、浅井先生が「緑茶と泌尿器癌」の関連を研究しているため、その研究成果を発表してもらいました。会場はハーバード大学病院にある会議棟で行なわれ、コンパクトな会でしたが、その熱い議論からは学ぶことも多く、また、非常に刺激も受けました。
 そして、発表の後には「クラムチャウダーやロブスターを始めとした海産物」に「ビール」で反省会?を行いました。近年次々に新薬が登場し、その効果は目覚ましいものがありますが、日々の生活の中で疾患予防や治療に役立つ機能性食品に関する知識を持つことも大切だな!と3人で話しました。そして、今後も、漢方薬を含む機能性食品をいかに患者さんの健康維持と治療に役立てていくか、臨床的、そして、科学的視点から探求していこう!!とビールを片手に決意を新たにしました。
(文責:宮田康好)
20th International Conference of FFC① 20th International Conference of FFC②
20th International Conference of FFC③ 20th International Conference of FFC④
浅井先生の送別会を行ないました。
2016年9月16日
 9月13日に浅井昭宏先生の送別会を、大学病院から歩いてすぐの浜口にある小料理屋で行いました!浅井先生は、10月より「長崎原爆病院」のスタッフとして勤務する予定です。浅井先生にとってはスタッフとして初めての関連病院勤務で不安な点も多いとは思いますが、大学病院で培った経験や知識を基盤に、鶴崎部長と今里部長の両先生の温かく、かつ、厳しい指導のもと、一回りも二回りも大きく成長してくれる(注:体型ではありません)ものと期待しています。また、酒井教授より話しがあったように、『学位取得』という目標にむかってラストスパートの時期でもあります。ますます診療も忙しくなるとは思いますが、もうゴールは見えていますので頑張っていきましょう!!
 なお、本来は9月末の送別会を予定していましたが、9月14日より東京で行なわれる国際尿禁制学会(ICS)と、9月22日より米国のボストンで行なわれる機能性食品に関する国際会議に、いずれも発表で参加するためこの時期行ないました。思い返せば、浅井先生はこの数年間にアメリカ泌尿器科学会(AUA)、国際泌尿器科学会(SIU)を含め、多くの国際学会において(当たり前ですが・・・)英語で発表しました。この経験は、今後の医師人生においても必ず役に立つと思います。そして、本当にお疲れさまでした。 また、今回の送別会には、泌尿器科で初期研修中の上田先生も参加してくれました。明るい雰囲気のなかいろいろ話しもできて、本当に楽しい時間を過ごせました。上田先生の研修日記?!については、またUroUro通信で報告したいと思います。
(文責:宮田康好)
浅井先生の送別会を行ないました。① 浅井先生の送別会を行ないました。②
記念品と花束の贈呈で喜ぶ浅井先生です。 酒井教授の横少し緊張気味です。
「日本医学教育学会大会」に参加、発表してきました。
2016年8月10日
 7月28日~30日に、大阪府の高槻市で開催された「第48回日本医学教育学会大会」に参加、発表してきました。医局員や同門会の先生方にはなじみの少ない学会と思いますが、その抄録集の厚さは1cm以上あり、イメージとしては日本泌尿器科学会総会と西日本総会の中間といった感じです。実は、この学会に参加したのは昨年に引く続き2回目であり、いつもの泌尿器疾患や泌尿器癌に関連する学会とは異なる雰囲気や議論内容に戸惑ったのを覚えています。
 さて、「なぜ宮田が医学教育学会に?」と思われるかもしれませんが、今回は『医療系学部学生における薬剤師の在宅訪問についての意識調査』という演題を口演で発表しました。泌尿器科医は、分子標的治療薬といった高額で、しかも、有害事象の管理が重要な薬を多く扱います。そして、高齢の患者さんも多いことから、それらの治療を安全に、かつ、最大限の効果得るために多職種によるチーム医療が重要になります。また、これらの薬を適切に管理、使用することで無駄な医療費を削減するという意味でも、薬剤師さんを含むチームの重要性が指摘されています。今回、学部学生、特に、医学部や薬学部などの医療系学部の学生における調査を通して、薬剤師の在宅訪問の存在や重要性に関する教育がまだまだ不十分だと感じられた点を中心に発表しました。医学教育の専門家を相手の発表にいつもとは違う緊張感もありましたが、フロアーから質問も頂き、有用な情報を提供できたかな、と安堵しました。
 泌尿器科学教室の立場から言えば、学部学生の泌尿器科疾患における理解を深めるための教育が第一ですが、薬剤師も含めた多職種からなる在宅診療の重要性についても、今後の講義で少しでも触れていきたいと考えています。そのことで、泌尿器科疾患の患者さんの治療がより安全に、そして、最大限の効果が得られるようになることを願いつつ学会会場を跡にしました。
(文責:宮田康好)
日本医学教育学会大会① 日本医学教育学会大会② 日本医学教育学会大会③
大阪医科大学キャンパスが会場でした。高槻市には初めていきましたが、大阪と京都の中間に位置し、JRと阪急電車が通っており、お菓子や電気、精密器機メーカーの工場も多く、便利で賑やかな町でした。
日本透析医学会学術集会・総会に参加、発表してきました。
2016年6月24日
 6月10日より大阪市で開催された「第61回日本透析医学会学術集会・総会」に参加、発表してきました。その名の通り透析医療を中心に発表、議論する場として日本最大の学会ですが、透析に限らず慢性腎臓病や腎移植も含めた腎不全に関わる医療の全般を網羅した会です。今回、私達の教室からは、望月先生が一般演題(口演)で、『当院における腎移植後透析再導入症例の臨床的検討』として、腎移植後に透析へ再導入となった患者さんについて検討した結果を報告しました。移植医療が発達した現在においても、腎移植後に腎機能が低下し再び透析を始める患者さんは存在します。(私見ではありますが)「透析から腎移植への移行」に比べると、「腎移植から透析への再導入」に関する医学的な興味は薄いのが実情だと思います。今回の発表は、腎不全医療を、慢性腎臓病-透析医療-腎移植という一連の医療として網羅的に捉える長崎大学病院の理念が良く反映された内容だと思いました。このことは、血液浄化療法部と腎臟内科の先生方にも共同演者として協力して頂いたことからもわかると思います。さらに、望月先生は、「よくわかるシリーズ」という特別企画で、献腎移植の普及を目指した長崎大学病院の取り組みについて発表しました。
 また、私は、「慢性腎不全における抗がん剤治療とその成績」というワークショップのなかで、『慢性腎不全の尿路癌患者におけるシスプラチン減量と抗腫瘍効果に関する検討』を発表しました。今回のワークショップでは、透析を含む慢性腎不全の患者さんにおける抗がん剤治療の現状や問題点などについて、婦人科領域、耳鼻科領域、そして、大腸癌や腎癌など、全国から選ばれた7施設が発表し、長崎大学は尿路癌の発表で選ばれました。他の領域におけるがん治療の新たな試みや問題点など勉強する良い機会になると共に、私達の教室からも新たな治療戦略を含めた有益な情報を提供できたと自負しています。
 今回、関連施設からも、前田医院の前田兼徳先生がシンポジウムで透析液組成に関する話題で発表され、佐世保総合病院の古川正隆先生、諫早総合病院の西村直樹先生、長崎腎病院の澤瀬健次先生が一般演題で発表されているのを拝聴しました。皆さん、様々な切り口から透析医療に貢献できる有益な演題を発表されていました。また、看護師、臨床工学士、栄養士さんなどの発表も多く、腎不全、透析患者さんの診療には、様々な診療科間の協力や多職種での連携が重要であることを改めて感じる学会となりました。
(文責:宮田康好)
日本透析医学会学術集会・総会① 日本透析医学会学術集会・総会②
アメリカ泌尿器科学会 (American Urological Association, AUA) 年次総会に参加、発表してきました。
2016年6月1日
 5月6日からアメリカ、サンディエゴで開催された2016 年のアメリカ泌尿器科学会、年次総会(AUA Annual Meeting 2016)に、酒井教授と宮田、そして、松尾先生、中村先生、荒木先生が参加してきました。この学会については以前にも紹介していますが、3月に開催されたヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)総会と、その演題の質と量において双璧をなす泌尿器科領域で最大規模の学会です。
 長崎大学、泌尿器科からは、松尾先生が「Association between vaginal pressure and transversus abdominis muscle thickness in patients with pelvic organ prolapse」を発表しました。Pelvic organ prolapse (POP) とは骨盤内臓器脱のことで、高齢女性を中心にみられる子宮のみならず膀胱瘤や直腸瘤などを呈する女性泌尿器科領域の疾患です。この治療法には様々なものがありますが、長崎大学、泌尿器科では、メッシュを使用したtension-free vaginal mesh (TVM) という手術療法を中心に行なってきました。これは、子宮を摘出することなく、最小限の侵襲できる優れた方法であり、発表者の松尾先生は150 例を超える豊富な経験を有しています、さらに、その病態によっては、腹腔鏡を用いた手術を導入するなど積極的に取り組んでいる分野の1つです。今回の発表は、その診療の中から得られた経験から、腹部の超音波検査という負担の少ない検査法を活用した新たな知見を見いだしたものです。発表会場では活発な議論が行なわれており、女性泌尿器科の分野においても、有益な情報を世界に発信できたと思います。
 さて、今年の総会は、(あくまでの私見ではありますが)「分子標的薬」や「抗がん剤治療」に関する発表が減少しているのに対して、「尿路結石」や「手術」に関する発表が増えている印象を持ちました。ご存じのように、アメリカでは 「分子標的薬」や「抗がん剤治療」は medical oncologist が行うことが多いため、このような傾向にあるのかもしれません。また、手術支援ロボットや体腔鏡手術、そして、尿管鏡手術など、内視鏡手術では、新たなデバイスや技術が報告されており非常に勉強になりました。また、私達もグローバルの治験に参加している「免疫チェックポイント阻害剤」に関する発表が昨年よりも倍増しているのも印象的でした。 今年は、若手医師として中村先生と荒木先生が参加しました。長崎大学、泌尿器科では、酒井教授の「若い時期に世界の最高レベルの学会の雰囲気に触れてもらう」という方針のもと、教室員となった翌年のEAUかAUAの年次総会に派遣することを恒例としています(ちなみに、湯野先生はドイツ、ミュンヘンで開催されたEAUの総会に参加しました)。 2人とも時差ぼけと戦いながら?!熱心に発表を聞いていました。そして、帰国後に、より積極的に臨床や研究に取り組んでいる姿を見て、本当に一緒に参加して良かったな!と実感しています。数年後には、彼らがこの学会の壇上に立ち、立派に発表してくれることを確信しています。
 そして、学会でみっちり勉強した後は、アメリカの特大ステーキに、カリフォルニアワインを腹一杯堪能しました。来年の AUA Annual Meeting はボストンで開催されます。大学病院のみならず、関連病院も含めてみんなで頑張って演題発表の機会を得て、ボストン名物の「ロブスター」に「クラムチャウダー」を・・・失礼しました・・・最先端の泌尿器科を感じに、そして、勉強に行きましょう!!
(文責:宮田康好)
アメリカ泌尿器科学会 (American Urological Association, AUA) 年次総会① アメリカ泌尿器科学会 (American Urological Association, AUA) 年次総会② アメリカ泌尿器科学会 (American Urological Association, AUA) 年次総会③ アメリカ泌尿器科学会 (American Urological Association, AUA) 年次総会④  
朝の7時過ぎの学会会場です。
この写真で全体の半分程度です。
学会会場のサンデイエゴ コンベンションセンターです。
すぐ裏はヨットハーバーでした。

第104回日本泌尿器科学会総会に参加しました!
2016年5月9日
 去る4月23日~25日、仙台国際センターにて、第104回日本泌尿器科学会総会が開催されました。国内の泌尿器科医が一堂に会する大きな学会で、今回は土日が中心であったこともあり、特に参加者が多いように感じました。
 さて、長崎大学および関連施設からも数多くの演題発表がありました。The power of partnership企画においては、副腎腫瘍のパートで酒井教授が座長を務め、竹原浩介先生(長崎みなとメディカル市民病院)がシンポジストとして発表し、また地域連携のパートでは古川正隆先生(佐世保市立総合病院)がシンポジストとして発表しました。また総会賞演題として、林田 靖先生(国立病院機構嬉野医療センター)、松尾朋博先生、光成健輔先生(長崎原爆病院)が、一般口演で大庭康司郎、一般ポスターで宮田康好先生、計屋知彰先生、鹿子木 桂先生、浅井昭宏先生が、発表しました。そして、林田 靖先生が日本泌尿器科学会総会賞に選ばれました。
 本学会には研修医の先生にも参加してもらい、泌尿器科の魅力や長崎大学が発信する研究成果を改めて実感できたものと思います。また学会で多くの発表、意義深い討論を行った後は、恒例の懇親会も開き、日本酒と海の幸、牛タンに舌鼓をうちました。短い期間でしたが充実した楽しい学会でした。
第104回日本泌尿器科学会総会① 第104回日本泌尿器科学会総会②

第104回日本泌尿器科学会総会で、嬉野医療センターの林田靖先生が総会賞を受賞しました。

2016年4月27日
 4月22日より、仙台市で開催された日本泌尿器科学会総会で、長崎大学泌尿器科学教室の関連施設である嬉野医療センターの林田靖先生が発表した「腫瘍径の大きい表在性膀胱腫瘍に対するEMR併用En-bloc TUR」(林田靖、谷口啓輔、宮田康好、酒井英樹)が、ビデオ部門の総会賞を受賞しました!
 今回の発表は、嬉野医療センターの谷口先生と林田先生が独自に着目し、工夫を重ねて確立した手術を紹介したものでした。この方法は、比較的大きな膀胱腫瘍であっても、安全に、より確実に腫瘍を切除できるなど、従来の経尿道的手術より優れた点を多く持っています。私が、最初にこの手術法について相談を受けた時には、「地域の中核病院で忙しいなか、独自性の高い発想ができてすごいなぁ」と驚くと共に、膀胱がんの組織を研究してきた私にとっては、病理診断という意味でも非常にすばらしい方法だと思いました。そこで、長崎大学病院で蓄積してきた知見を基にさらなる改良を加えることで、手術方法が優れている事に留まらず、治療後の患者さんの経過を予測する、そして、生命予後そのものを向上させることを目指した手術法となりました。
 今回の発表の抄録作成からビデオ編集、発表スライド作成まで、何十回となく林田先生とメールのやり取りをしました。そして、4月に入ってからは、診療が終わった後に、何度となく大学病院まで足を運んでくれました。このように、今回の栄誉は、何よりも林田先生の熱意と行動力、そして、それを支えられた谷口先生の指導力と包容力の賜物だと思います。そして、大学病院として、そのサポートができたことを嬉しく思っています。
 授賞式の夜は、酒井教授を囲んで、林田先生も一緒に教室員みんなで仙台の美味しい日本酒に海産物、牛タンを堪能しました!そして、林田先生の「長崎大学泌尿器科学教室の総合力の成果です!!」という言葉を聞いて胸が熱くなりました。今後も、臨床に、研究に、そして、飲み会に?!『オール長崎』で取り組んでいきたい、と改めて強く感じました。
 最後になりましたが、林田先生、谷口先生、総会賞受賞、本当におめでとうございました!
(文責:宮田康好)
第104回日本泌尿器科学会総会で、嬉野医療センターの林田靖先生が総会賞を受賞しました。  

3名の仲間が新たに加わりました。

2016年4月13日
 4月より、迎先生、大坪先生、城島先生の3名が私達の教室に加わってくれました!その略歴や自己紹介は近日中にホームページにアップしますが、関連病院ならびに同門の先生方には、今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。ただ、初めて長崎大学病院の電子カルテに触れる先生もいて、戸惑いの方が大きいようですが、焦らずにボチボチ頑張りましょう!!
 来年度からは「新専門医制度」が始まります。私達の教室でも、酒井教授監修のもと、「da Vinciを含む最先端の医療」、「腎移植を含めた腎不全や小児泌尿器科、排尿障害、女性泌尿器科などの専門医療」、「副腎腫瘍や透析患者さんの副甲状腺疾患に対する内分泌外科」、さらには、「離島や遠隔地での地域医療」、そして、「基礎と臨床を網羅する研究」など幅広い領域に特徴を持つ『ながさき泌尿器科専門研修プログラム』を作成しました。 また同時に、「ワーク・ライフ・バランスのとれた職場」も大切な目標のひとつです。私達の実践している医療に、そして、長崎県を含む西九州の地域医療に関心のある研修医、医学生の皆さん、是非、私達の職場を1度見学に来られませんか?百聞は一見にしかずと言います。1年365日、いつでも大歓迎いたしますので気軽に連絡ください。
(文責:宮田康好)
3名の仲間が新たに加わりました。  
第49回日本臨床腎移植学会に参加・発表しました。
2016年3月29日
 2016年3月23日~25日に鳥取県米子市で第49回日本臨床腎移植学会に参加・発表しました。
 今回は長崎大学からは泌尿器科、腎臓内科のほかに、救命救急センターの先生も参加・発表されました。
 泌尿器科からは荒木先生が「SLE患者の腎移植に関する症例報告」、岩田先生が「エベロリムスを使用した新規免疫抑制療法の初期治療成績」、望月先生が「長崎大学50年の腎移植治療成績」といった内容の3演題の発表でした。腎臓内科からは北村先生、川口先生が一般演題での発表を、救命救急センターの平尾先生はシンポジストとして発表されていました。錦戸先生はシンポジウムの座長を担当されました。今回は長崎大学から多くの演題発表がありました!!
第49回日本臨床腎移植学会① 第49回日本臨床腎移植学会②

 そして学会で大いに勉強したあとは、懇親会です。長崎大学病院からは貞方、天ケ瀬、末永看護師と、長崎医療センターからは松屋先生、大仁田先生と、同院の院内コーディネーターの濱村さんと、そして長崎県移植コーディネーターの竹田さんと一緒に交流を深め、長崎県の腎移植医療の発展を誓いつつ、楽しく有意義な時間を過ごしました。
第49回日本臨床腎移植学会③ 第49回日本臨床腎移植学会④
ヨーロッパ泌尿器学会の展示ブースから
2016年3月25日
 3月11日よりミュンヘン(ドイツ)で開催されたヨーロッパ泌尿器学会(EAU)総会に参加してきました。学会の詳細は後日掲載しますが、今回は「企業の展示ブースからみた近未来の泌尿器科診療」を紹介します。 国内でも全日本レベルの学会では、製薬会社や医療器機メーカーが自社の製品を紹介するブースがあります。しかし、EAUにおける規模は国内のそれの数倍はあり、また、日本では認可されていないものも展示されているため、実は、毎回楽しみに訪れています。
 今回も、様々な最先端の情報に接することができましたが、特に以下の3つが印象に残りました。つまり、①より小型され、精密になっていくda Vinci(ダビンチ) システム、②地味ながら進化を続ける内視鏡、そして、③免疫チェックポイント阻害剤、の3つです。少し細かく述べますと、①は写真Aに示した通りで、すごくコンパクトになっており、コスト次第では全国の泌尿器科を標榜する病院でますますda Vinciシステムの導入が進むのはないかと感じました。②については、意外に感じる方もいるかもしれませんが、泌尿器科は内視鏡を用いた検査や手術が非常に多く、写真に示したようなより侵襲の少ない腎盂尿管鏡や、新たな経尿道的手術(TUR)の開発(B)など、地味ではありましたが着実に進化していることを実感しました。そして、③の「免疫チェックポイント阻害剤」については、日本では未承認の薬剤もあり写真は掲載できませんが、様々な種類の薬剤が紹介されていました。この「免疫チェックポイント阻害剤」は、従来のがん治療を大きく変貌させる可能性が指摘されている薬剤で、世界的規模で多種多様な悪性腫瘍における臨床研究や治験が進んでいます。本邦でも、その一部がある種の悪性黒色腫や肺癌で承認されていますが、海外では、一部の国で腎癌や膀胱癌などの尿路癌での承認が見込まれています。実際、私達の教室も、尿路癌における「免疫チェックポイント阻害剤」を用いた世界規模の治験に参加が決定しており、その意味でも興味深く見ることができ、良い勉強にもなりました。その他にも、より精度の高い前立腺生検を可能にした超音波検査装置(C)にも目を奪われました。そして、日本企業も頑張っていました(D)!!
 EAUには5年連続で演題が採択され学会に参加する機会を得ましたが、(昨年は、トラブルで渡欧できませんでしたが・・・)、企業展示ブースを訪れる度に、泌尿器科診療の進歩を目の当たりにします。思えば5年前に驚愕したda Vinciシステムを、今、大学病院で直接触れることができるようになりました。また、医療器械や薬剤など、幅広い分野で泌尿器科の診療が進歩していることを実感できた学会でした。常に最新の情報を入手して勉強していかなくてはならないと、あらためて痛感しました。
(文責:宮田康好)
ヨーロッパ泌尿器学会の展示ブースから① ヨーロッパ泌尿器学会の展示ブースから② ヨーロッパ泌尿器学会の展示ブースから③ ヨーロッパ泌尿器学会の展示ブースから④
「猫ブームがやってきた・・・?」
2016年2月29日
 ご存じの方も多いと思いますが、論文掲載にいたるステップとして「査読(review)制度」があります。これは、投稿された論文の内容などから、編集者がその分野の専門家に結果の重要性や追加すべき事柄、そして、掲載の可否について意見を求めるものです。通常は2ないし3名に依頼されることが多く、それらの意見などに沿って修正された後に掲載の可否が最終決定されます。この査読を誰が行なったかは公表されず、全くのボランティアであるなど完全に「裏方」であり、さらに、返答までの期限は1~3週間と限られるため、結構大変な作業になります。ただ、私達が論文を投稿した時は誰かがこの役割を果たしているわけですし、これも大学の教官としての仕事と考え、私は依頼があれば原則としてすべて受け入れています。 なお、「原則として」と言ったのは、最近インターネットなどに堂々と公表されている「インチキ論文」以外ということです。その詳細については、機会があれば触れたいと思いますが、詳細を知りたい方は“Beall’s List ”で検索してみてください。
 さて、前置きが長くなりましたがで、先日、ある雑誌から査読の依頼が来ました。その詳細を述べることはできませんが、今まで私達が報告してきた癌関連分子の「腎腫瘍」における発現に関する内容でした。初めて目にする雑誌でしたが、インパクトファクターが付与されており引き受けることにしました。そして、後日その内容を丁寧に読むと、何となく違和感が・・・、今まで目にしたことがない英語が・・・。で、タイトルをよく見ると・・・「Persian cat」の文字が・・・。そうです、獣医さん向けの英文誌に投稿された「ペルシャ猫」の腎腫瘍に関する論文だったのです!!先日のニュース番組で、最近は「猫ブーム」と報道していましたが、こんな形で実感するとは!?などと思いながら熟読すると、同じ腎腫瘍に関する論文でも、人とネコでは表現や論点が大きく違っており、とても興味深く読めました。しかし、また猫や犬などの家畜に関する論文の査読依頼がきたらどうしよう?と少し悩んでいます。
(文責:宮田康好)
"たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学 2時間スペシャル" に出演。1月26日(火)の19時から「排尿機能外来」が朝日放送系列で全国放送されます!!
2016年1月25日
 1月26日(火)19時~20時54分に、長崎文化放送(NCC)を含む朝日放送系列で長崎大学病院の「排尿機能外来」が全国放送されます!!その番組は、『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学 2時間スペシャル』です。そして、その内容は、【チーム医療】で原因究明! 治らない不調を解決する専門外来 スペシャルということで、松尾朋博先生を中心とした長崎大学病院、泌尿器科・腎移植外科の排尿機能専門外来が取り上げられます。
 細かな内容については、当日のテレビ放送をご覧頂くとして、松尾先生のこれまでの地道な診療と、看護師さんをはじめとしたコメディカルの皆さんとの協調体制の構築、そして、内科を含む他科医師との診療連携などの【チーム医療】に注目した内容になっています。これは、長崎大学泌尿器科学教室が掲げる「他職種との連携」、「地域に密着した医療」、「診断から治療まで一貫した診療」といった方向性が認められた事でもあり、本当に嬉しく名誉なことだと思います。そして、その【チーム医療】の柱として頑張っている松尾先生の温厚な性格と優しさ、心に秘めた強い意志とやる気があったからこそ、このようなすばらしいチームができあがり、その結果、多くの患者さんのより緻密な診断や症状の改善に繋がったものと確信しています。かく言う私も松尾先生の情熱に魅せられてそのチームに参加した1人であり、ほぼ1人で排尿機能専門外来を担いながら、少しずつ仲間を増やしていき、さらに、患者さん1人1人を丁寧に診察するなかから臨床研究をまとめていった松尾先生をそばで見てきました。その意味でも、今回、松尾先生が実践している排尿機能専門外来の診療にスポットライトが当たることを、本当に嬉しく感じています。
 なお、松尾先生はビートたけしさんと一緒にスタジオ収録したわけですが、すごいオーラを発していたそうですよ。そして、全国放送の番組作りは本当に大変だったようです。皆さんも、機会があればそれらの話しを松尾先生に聞いてみてはいかがですか、とても興味深い話しが聞けますよ。
 前回のASCO-GUの学会記にも書きましたが、長崎大学泌尿器科教室では、酒井教授が掲げられた方針のもと、世界的にも最先端の医療技術や各種の診療を提供するのは言うまでもなく、このような「他職種と連携したチーム医療により地域医療へ貢献できる取り組み」も積極的に行なっています。今回、このような姿勢は患者さんにとっても有用なものであり、また、客観的にも注目されるに値するものであることが示されました。毎回、UroUro通信に書いていますが、このような地域医療に、そして、排尿機能障害に興味のある学生、研修医の皆さん、是非、気軽に話しを聞きに来ませんか?教室員一同で大歓迎しますよ。
(文責:宮田康好)
2016 Genitourinary Cancer Symposium (ASCO-GU) に参加、発表してきました。
2016年1月19日
 1月7日からアメリカ、サンフランシスコで開催された2016年 Genitourinary Cancer Symposium (ASCO-GU)に酒井教授と共に参加してきました。この学会は、アメリカ臨床腫瘍学会の泌尿器癌 に特化した学会で、朝から夜まで泌尿器科癌についての講演や発表が行なわれます。この学会の最大の特徴は、そのタイムスケジュールにあります。つまり、一般的な学会では複数カ所(大きな学会では10数カ所)の会場で同時進行で発表があるため、聞きたい演題が同じ時刻にある場合には1つしか聞くことができません。まして、発表者となれば、その時間に興味ある講演があったとしても聴講することはできません。一方、ASCO-GUでは、午前中に1カ所のみで講演や口演発表があり、昼食後には1会場でポスター発表があり、その後、再び、1つの会場で講演が行なわれます。つまり、その気になればすべての発表を聞くことができます。しかも、初日は前立腺癌を中心に、2日目は尿路癌や精巣腫瘍、陰茎腫瘍を、3日目は腎癌を中心に行なわれるため、現在の治療の流れや次世代の治療法について効率的かつ系統的に学ぶことができます。
 今年、長崎大学からは2題発表しました。1題は、以前より長崎大学、泌尿器科がオリジナルで考案した「ゲムシタビン、パクリタキセル、ソラフェニブ併用療法」の尿路癌患者における有用性と安全性に関するもので、もう一題は、前立腺癌に研究を進めてきた「human antigen-R」の発現が尿路癌患者におけるゲムシタビンの治療効果を予測するという内容でした。
 さて、私自身は2012年に参加、発表して以来、久しぶりのASCO-GU でしたが、今年はその時と何か違う印象を感じました。つまり、あくまで私見ですが、アメリカにおける抗がん剤や分子標的治療薬による治療が泌尿器科医から臨床腫瘍医にシフトしている感じを受けました。このことは以前より指摘されていたことですが、その傾向がより加速し、すでに既成事実化しているように思えました。長崎大学、泌尿器科では、酒井教授の方針のもと、診断から治療まで、さらには、関係分野と連携しながら、がんの予防から緩和医療まで泌尿器科医が一貫して関わっていく医療を行なっています。本学会に参加、発表したことで、手術は言うまでもなく、抗がん剤治療や放射線療法、分子標的治療に免疫療法と、幅広い分野で最先端の医療を提供していきたい、とあらためて思いました。
(文責:宮田康好)
2016 Genitourinary Cancer Symposium (ASCO-GU) に参加、発表してきました。① 2016 Genitourinary Cancer Symposium (ASCO-GU) に参加、発表してきました。②
講演会場では立ち見も出るほどでした。この写真で全体の3分の1くらいです。 ポスターの前で少し緊張気味です。
第31回 前立腺シンポジウムに参加、発表してきました。
2015年12月25日
 12月12日、13日に東京で開催された「第31回前立腺シンポジウム」に参加してきました。このシンポジウムは名前の通り前立腺疾患に関して発表、議論する会ですが、特徴的なのは、1日目は『基礎研究』に関する発表や講演が、2日目に『臨床研究や成績』に関する発表が行われることです。そして、『基礎研究』部門は発表と質疑応答を含め20分間と、一般的な学会の3倍近い時間を確保してあります。つまり、臨床的検討が重要であることは言うまでもなく、基礎研究にも重点を置いた会とも言えます。実際に参加、議論してみると、臨床的な課題に関する議論でも、基礎研究から得られた知識を基にしたものは説得力があるものであり、他の学会とは一線を画した会であることが随所で実感できました。
 さて、今回、基礎部門では、宮田が「前立腺癌におけるhuman antigen-Rの臨床病理学的検討」を発表しました。この研究は、大学院生の光成先生を中心に、同じく大学院生の浅井先生、助教の志田先生、計屋先生などの協力を得て行ったもので、その集大成とも言える発表でした。今回の発表スライドを作成しながら、あらためて光成先生達の努力と執念?を感じました。そして、本当にすばらしい研究成果が得られたと感慨深いものでした。一方、臨床部門では、計屋先生が「去勢抵抗性前立腺癌に対するエンザルタミドの使用経験」を発表しました。今年は、去勢抵抗性前立腺癌に対する新規ホルモン薬に関する発表が多かったのですが、計屋先生の発表は、長崎大学病院で行ってきた治療をベースにした切り口で、他の発表にはない斬新な知見を示したものであり、フロアーの先生方と活発な議論ができていました。
 今回のシンポジウムでは、これらの発表に加え、宮田が臨床部門の座長を、酒井教授が、「去勢抵抗性前立腺がん治療の現状と今後の展望」というパネルディスカッションの座長を務められるなど、前立腺分野における長崎大学への存在感を感じられるものでした。また、近藤厚名誉教授、齊藤泰名誉教授(今回のシンポジウムにも参加されていました!)、金武洋名誉教授、そして、酒井教授に脈々と引き継がれてきた前立腺研究の流れを改めて実感させられました。長崎大学泌尿器科では、前立腺癌を含む各種の前立腺疾患について、様々な基礎研究、臨床研究、臨床治験などを積極的に行っています。今後まずます進む高齢社会に貢献したいと思いつつ、品川で美味しいお酒を飲みました。
(文責:宮田康好)
第31回前立腺シンポジウム①
ポスターの周りに聴衆が群がって?
発表者が見えません!
第31回前立腺シンポジウム②
満足いく発表ができた?!計屋先生
2015年12月25日
2015年12月6日、酒井英樹教授を会長に第48回九州人工透析研究会総会が開催されました。参加人数は約1700名でした。会場は長崎ブリックホールと長崎新聞文化ホールの2会場です。.....

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「ローヤルゼリー」に注目した臨床研究を始めます。
2015年12月15日
「ローヤルゼリー」に注目した臨床研究を始めます。  泌尿器科癌、特に、腎癌に対して分子標的治療薬が広く用いられており、その効果は(個人差はありますが)従来の治療薬よりも高いことが知られています。しかし、口内炎や皮膚症状、高血圧などの有害事象が問題となることがあり、様々な薬を併用してもなかなか改善しないこともあります。そして、この有害事象を抑えることが、分子標的治療薬を用いた治療では重要になります。
 今回、長崎大学病院、泌尿器科では、サプリメントとして普及している「ローヤルゼリー」に期待される皮膚粘膜保護作用や降圧作用に注目した臨床研究を始めます。そして、この臨床研究を写真し示した助成金で行うことで「ローヤルゼリー」を患者さんに無償で提供することが可能となりました。その実施に関する詳細は現在調整中ですが、近いうちに開始できる予定です。
 長崎大学、泌尿器科では、「緑茶(green tea)」の癌抑制効果に関する研究成果を、海外の学術誌にその研究成果を発表してきました(新たな論文が来年も掲載されます)。また、排尿障害の治療に科学的視点から漢方薬を取り入れています。このように、最先端の医薬品に精通するだけではく、天然の素材やサプリメントなどにも注目した総合的な医療を実践しています。
(文責:宮田康好)
第29回日本泌尿器内視鏡学会総会に参加しました!
2015年11月26日
 去る11月19日~21日に、東京京王プラザホテルにて第29回日本泌尿器内視鏡学会総会が開催されました。泌尿器科領域における、内視鏡手術(主に腹腔鏡、ロボット支援手術、経尿道的手術など)の手技向上・発展を目的とするのが本学会の特徴です。全国から多くの泌尿器科医が参加し、様々な研究成果や新たな手技などが発表されました。
 我々の大学からは、"ワンポイントレクチャー:エキスパートのコツ"のセッションにおいて"ロボット手術:前立腺全摘"を酒井教授が講演され、一般ポスター"腹腔鏡:腎"の座長を錦戸准教授が務め、一般口演"腹腔鏡下膀胱全摘除術の初期経験"を大庭が、一般ポスター"当科にて手術を行った副腎骨髄脂肪腫に関する臨床的検討"を計屋先生が発表しました。
 本学会は、腹腔鏡技術認定制度が普及・定着したことに加え、全国的なロボット支援手術の増加も相まって、参加者も多く活気にあふれておりました。長崎大学からも若い先生方が多数参加し、大いに刺激を受けたようでした。
 これからの泌尿器外科はほとんどの手術が内視鏡・腹腔鏡(ロボットも含む)で行われるようになると思われます。長崎大学もその流れに乗って、腹腔鏡技術認定医もどんどん増え(今年は関連施設含め6名合格)、新たな内視鏡手術の導入に取り組んだりしておりますが、まわりの進歩もまた加速しております。我々もさらに精進しようと決意を新たにした3日間でした。
第68回米国老年医学会議(The Gerontological Society of America, GSA)に参加してきました。
2015年11月25日
 11月18日よりアメリカ(オーランド)で開催された「第68回米国老年医学会議」に、私、宮田と松尾先生で参加してきました。この学会(会議)には以前より興味を持っていたのですが、なかなかその機会もなく、今回が初めての参加でした。実は、以前のUroUro通信にも書きましたが、今年のヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)に私と松尾先生は発表の予定でしたが、某航空会社(日本の会社じゃないですよ!)のストライキにより渡航できず、その費用で特別に酒井教授より参加のお許しを得て参加することができました。 会場では、予想以上に参加者が多いこと(20近いsessionが同時刻に平行して開催されていました)、医師以外に看護師、ソーシャルワーカーなどのパラメディカルの参加者も多いこと、日本からも多くの発表があり、日本人の参加者をたくさん見かけたことが印象的でした(千葉からは研修医の先生も参加されていました)。
 また、演題としては、一般的な老年医学や高齢者のケアに関することに加えて、「英語を流暢に話せない移民の高齢化に伴う問題点」や「家の間取りと高齢者の生活との関係」、さらには、「HIV/AIDS患者の高齢化と治療、ケア継続の問題」、「孫と同居の有無が高齢者の生活に与える影響」など幅広いテーマで発表がありました。泌尿器科分野では、「移植患者や透析患者の高齢化」について興味深い発表があり、しっかりとメモしてきました。
 ご存じかもしれませんが、オーランドはディズニーランドやユニバーサルスタジオがあるなど一大リゾート地ですが、2人とも2014年のアメリカ泌尿器科学会で発表した際に滞在していたことや、テロを危惧したこともあり、今回はずっと学会会場で勉強していました。もちろんテロの影響はありませんでしたが、帰りの飛行機に預けたスーツケースが初めてアメリカ航空保安局により中身をチェックされていました。帰国後にスーツケースを開けると一枚の紙が入っており、そこに中身を調べたことが書いてありました。もちろん問題となるものはありませんでしたが、現地で探した宝物?!が没収されずに安堵しました。ただし、パンツを見られた?というのが気になりますが・・・。これもテロ警戒の影響なのでしょうか?私の素行が悪かったのでしょうか?
 最後になりますが、学会シーズンで人手が少ないにも関わらず私達の参加を許可して頂いた酒井教授や、不在中の仕事をサポートしてくれた教室員一同に感謝申し上げます。今回得た知識を基に、さらに老年泌尿器科領域の診療や研究を向上させたいと思っています。
(文責:宮田康好)
第68回米国老年医学会議① 第68回米国老年医学会議② 第68回米国老年医学会議③ 第68回米国老年医学会議④
松尾朋博先生が、第22回排尿機能学会、学会賞を受賞しました!
2015年11月19日
 9月9日から札幌市で開催された「第22回排尿機能学会」において、松尾朋博先生が『食塩摂取量が排尿症状に及ぼす影響に関して -特に夜間頻尿との関連に注目して-』を発表しました。これは、夜間頻尿の病態について、膀胱の筋肉や排尿に関連する神経の機能ではなく、食塩の摂取量という生活習慣に注目した研究です。実は、この課題のヒントは、2年前に危険を顧みず?!私と松尾先生の2人で参加、発表した国際尿禁制学会(ブラジル、リオデジャネイロ)で得たものであり、帰国後に研究計画を立て、統計解析などを相談しながら行ってきました。この研究で特筆すべき点の1つとして、その解析した患者さんの数が挙げられます。つまり、食塩摂取量の調査や詳細な排尿に関する問診や診察、さらに、他の合併疾患などを含めた複雑な統計解析を728名!!で行ったのです(正直に言うと、私は100名を超える患者さんでデータを集めることは難しいと思っていました)。そして、その解析から得られた結果は、夜間頻尿の病態を議論する上で重要なものであり、今後の夜間頻尿の診療においても非常に有益なものでした。
 そして、その研究の意義や臨床的な有用性が認められ、見事に同学会の「学会賞」に輝きました!!松尾先生は、これまでも興味深い研究をコツコツと行い、それらの研究成果を地道に発表してきましたが、その努力が報われた形となり、一緒に排尿機能の研究を進めてきた私にとっても本当に嬉しい受賞でした。また、酒井教授の号令のもと教室を挙げて取り組んできた排尿機能に関する研究が、医学の進歩や診療に役立つことができ、教室員にとっても良い刺激となったように思います。
 現在、さらに排尿機能に関する研究を発展させるべく、松尾先生を中心に様々な準備を進めています。現在でも排尿に関する悩みを持つ患者さんは多く、さらに高齢者が増えるにつれてより安全で効果の高い治療法の開発が求められてきます。松尾先生には、今回の受賞を1つのステップとして、さらなる活躍を期待しています。
 なお、排尿機能に関する研究は、生理学的、神経学的な分野から、今回のような生活習慣や加齢などの全身性の要因、さらには、不眠症や認知症といった幅広い分野が対象となります。このような領域の研究や診療に関心のある学生や研修医の皆さん、一度遊びに来てみませんか?美味しい料理にお酒を準備して?待っていますよ。
(文責:宮田康好)
松尾朋博先生が、第22回排尿機能学会、学会賞を受賞しました!① 松尾朋博先生が、第22回排尿機能学会、学会賞を受賞しました!②
第53回日本がん治療学会、第1回日本泌尿器腫瘍学会に参加しました!
2015年11月16日
 去る10月29日(木)~31日(土)に京都に於いて、第53回日本がん治療学会が開催されました。本学会は、泌尿器科領域はもちろんのこと、あらゆる領域のがん診療に関する学会であるため、学会参加者の多さと規模の大きさには目を見張るものがありました。長崎大学泌尿器科からは、宮田先生が"前立腺癌で術前ホルモン療法はリンパ管新生を亢進させ予後に影響を与える可能性がある"の演題でワークショップでの発表を、大庭が"泌尿器がんに対する手術前後における、SF36を使用したQOL調査"、松尾先生が"腎尿管全摘後の腎機能の推移- 術前水腎症の有無との関連について-"の演題で各々ポスターセッションでの発表を行いました。今回の学会では、泌尿器科領域においても注目している腫瘍免疫に関する討論やロボット支援手術の発表が多く、日本のがん治療が診療科の違いはあるものの新しい時代に入っていることを実感しました。個人的には、敢えて泌尿器科領域以外の討論や発表をみてまわりましたが、他科の癌に対する考え方や対応、他科との診療連携など、大変勉強になりました。
 さらに10月31日(土)および11月1日(日)は、第1回日本泌尿器腫瘍学会が開催されました。学会立ち上げということで、泌尿器がん診療に携わる多くの医師で賑わいました。 また、秋の京都は風情豊かで、学会の合間には美しい風景や歴史あるお寺などで心を洗い、もちろん夜は京料理や古都のお酒を満喫しながら泌尿器科がん診療について大いに語らいました。
第53回日本がん治療学会、第1回日本泌尿器腫瘍学会① 第53回日本がん治療学会、第1回日本泌尿器腫瘍学会②
「薬剤師の在宅訪問」に関するパンフレットを作成しました!
2015年08月19日
 近年、在宅診療や訪問看護の重要性が増していますが、その課題の1つとして、自宅において薬の保管や使用が適切にできるのか?という問題が挙げられています。特に、分子標的治療薬や免疫抑制剤など、より適切な保管と厳密で適正な使用が求められる薬剤を扱い、さらに、高齢患者をみる機会が多い泌尿器科医にとっては、これは避けて通れない問題でもあります。
 そこで、2014年に「公益財団法人 杉浦記念財団」より研究助成金を獲得し、薬剤師の在宅訪問に関する現状の調査を地域で活躍されている医師、看護師、薬剤師を含む医療従事者の協力を得て行いました。その結果については、今後、学会や医学雑誌などで報告していく予定ですが、その検討過程で「薬剤師の在宅訪問」の存在や具体的な内容が、患者さんやそのご家族、そして、医療従事者にあまり知られていないと感じました。
 そこで、実際に訪問を行っている薬剤師さんや地域医療に従事している医療関係者の方々と議論を重ねながら、「薬剤師の在宅訪問」に関するパンフレットを、私達の教室で独自に作成しました!!このパンフレットには、先に述べた調査の結果の一部や、実際の活用例、さらには、どのように薬剤師に在宅訪問を依頼するのかといった内容をイラスト入りで紹介しています。まだまだ改善すべき部分もあるとは思いますが、今後、在宅診療体制の充実を通して地域医療の向上に役立てていければと思っています。
 なお、このパンフレット内容は広く無償で提供しますので、お気軽に宮田まで連絡ください。
(文責:宮田康好)
「薬剤師の在宅訪問」に関するパンフレット① 「薬剤師の在宅訪問」に関するパンフレット②
秘書さん達が焼きそばとお好み焼きを焼いてくれました!
2015年08月10日
 金曜日のお昼前・・・、廊下に面した准教授室で仕事をしていると、何やら香ばしいソースの香りが・・・。良いにおいに誘われて廊下に出てみると・・・、秘書さん達が焼きそばを医局で作っているではないですか!!
 という訳で、みんなで焼きそばとお好み焼きを頂きました。しかし、また、そのうまいこと、うまいこと!!実は、2週間前、学会の帰りに大阪でお好み焼きを食べたのですが、それに負けるとも劣らない味でした。「やっぱり夏は焼きそばですよね」と言う安田先生に、「縁日の感じですよね」と答える荒木先生、そして、その会話の間もひたすら「モグモグ食べ続ける・・」宮田に浅井先生・・・。そして、その食欲にあきれながら?!食器を洗っている岩田先生・・・。思いがけずリラックスした時を過ごせました。秘書の峰さん、川井さん、松川さん、に感謝、感謝です。
 なぜに今日秘書さん達は焼きそばとお好み焼きを・・・??という疑問は残りますが、また、よろしくお願いします!そして、繰り返しになりますが、お世辞抜きで本当においしかったです!!
(文責:宮田康好)
秘書さん達が焼きそばとお好み焼きを焼いてくれました!① 秘書さん達が焼きそばとお好み焼きを焼いてくれました!② 秘書さん達が焼きそばとお好み焼きを焼いてくれました!③
「第60回日本透析医学会総会」に参加しました。
2015年07月29日
 6月26日~28日に開催された第60回日本透析医学会総会に参加・発表してきました。学会のタイトルである「医理工連携と透析医療」という内容にふさわしく、透析医だけでなく、看護師や臨床工学士あるいは栄養士、薬剤師など本当に多職種の医療スタッフが参加していました。なんと20,000人以上の参加があったようです。小生も毎年参加しておりますが、本当に多くの透析関係者が参加し、各会場はどこも立ち見がでるほどの盛況でした。日本の透析医療のレベルの高さは、この多職種連携と透析関係者の勉学に対する真摯な姿勢によるものであることを改めて認識させられました。その中で、今回は長崎大学からは一般演題として、宮田康好准教授から「血液透析患者の進行性尿路癌に対する分子標的治療薬を含むレジメン使用の検討」、望月から「当院における内シャント中枢静脈狭窄症に対するインターベンション治療成績」の2題、また錦戸雅春准教授はシンポジストとして「長崎大学における先行的腎移植の現状」というタイトルでの話題提供がありました。また前田医院の前田兼徳副院長は2つのワークショップの演者で発表されていました。「長時間透析の積極的経験から提起する既存透析液の問題点」「透析液Ca濃度と透析効率」という内容の発表でした。前田先生は全国の名のある透析医と肩を並べての堂々とした発表ぶりでした。長崎大学泌尿器科の腎不全医療の総合力が発揮されているのを感じることができました。またあらためて腎不全医療に関する基礎あるいは臨床に対する研究の重要性を知ることのできた3日間でした。(文責 望月)

追記:今年12月6日に当科の酒井教授を会長に第48回九州人工透析研究会総会が開催されます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
第48回九州人工透析研究会総会ホームページNew Window
「第4回 日本緩和医療学会」に参加いたしました。
2015年07月13日
 6月18日に横浜市で開催された「第4回 日本緩和医療学会 緩和ケア入門セミナー」に参加してきました。なぜ泌尿器科医が?しかも、大学勤務の泌尿器科医が?と不思議に思われるかもしれませんが、私が昨年獲得した研究助成金で在宅診療や一般用医薬品に関して調査を行うなかで、最近の緩和ケアの実情や流れを知ることが、これらの研究成果のより良い理解に繋がると考えたため参加した次第です。実際に参加すると、会場は満員で看護師や薬剤師を中心にみんな熱心にセミナーに聞き入っていました。「入門セミナー」ということでしたが、除痛に関する最新の情報や、がん治療と緩和ケアの関係がどうあるべきか、などとても勉強になりました。
 近年、ロボット補助下手術や様々な分子標的薬の開発、さらに、第二世代の抗アンドロゲン薬の登場に、もうすぐ臨床現場の使用が予想される新たな免疫療法と、泌尿器がんの治療は目覚ましい変化が見られます。我々は、そのいずれにおいても最先端の医療を提供しているという自負がありますが、同時に、酒井教授がいつも学生や医局員に言っておられる、「長崎大学病院、泌尿器科では、疾患の予防から早期発見、そして、治療とその後の経過観察、さらには、緩和ケアから看取りまで一貫して行う」という点にもこだわりを持っています。そして、医療が細分化されていくなか、その継続性を持つ医療を行うためには、他の医療チームとの連携が重要になります。実際、6月20日に行われた「日本泌尿器科学会、長崎地方会」において、「泌尿器科医と地域医療」というテーマで同門の先生方や医局員に対して教育講演を行いました。今後も、医局をあげて緩和ケアを含めた地域医療に貢献したいと思っています。
 さて、すでにホームページで告知してありますが、7月31日には「医局説明会」が予定されています。 ダヴィンチに、腎移植や透析療法、女性泌尿器科に小児泌尿器科、さらには、抗がん剤治療に放射線治療と様々な分野で研修医の先生や学生諸氏と話しができることを楽しみにしています。そして、老年医療や地域医療についてもたくさん話しができたらと思っています。このような分野に興味のある方も、どうぞ気楽に参加してください!是非、おいしいお酒と食事を共にしながら語らいましょう!!
(文責:宮田康好)
2015年6月18日〜20日:第4回 日本緩和医療学会① 2015年6月18日〜20日:第4回 日本緩和医療学会②
「第29回 日本老年学会総会」に参加してきました。
2015年06月23日
 6月12日から横浜市で開催された「第29回 日本老年学会総会」に参加してきました。ここで気をつけて頂きたいのは、「老年泌尿器科学会」とは異なる学会だということです。ちなみに、今年の5月に浜松市で行われた「第28回 老年泌尿器科学会」には、松尾朋博先生、浅井昭宏先生と宮田の3名で発表してきましたので、連続して老年医学に関する学会に参加したことになります。実は、この「日本老年学会総会」には初めての参加でしたが、以前より取り組んでいる泌尿器科領域における在宅診療に関する知識を深める上で、どうしても参加したい学会の1つでした。実際に参加してみると、医師、看護師、薬剤師にケースワーカーと多職種からの発表があり、複数の老年医学に関する学会と共同開催されていました。また、医師についても、内科は言うまでもなく、精神科や整形外科、脳神経外科と様々な分野からの発表があり、より広い知識を得ることができました。
 一方、「夜間頻尿」、「尿失禁」、「尿道カテーテル管理」などの言葉が、各発表会場で飛び交っているのに対し、泌尿器科医の姿が少ないことが意外でした。事実、泌尿器科領域からの発表はごく少数であり、『老年医学の中における泌尿器科』について考える良い機会ともなりました。 実は、酒井教授の許可を得て、今年の11月にはオーランドで開催される「米国老年医学会年次総会」に参加する予定にしています。そこで得た老年医学の世界的な知識や流れを医局員および同門の先生方にフィードバックして、さらに地域医療の向上の役に立ちたいと思っています。
(文責:宮田康好)
2015年6月12日〜:第29回 日本老年学会総会① 2015年6月12日〜:第29回 日本老年学会総会② 2015年6月12日〜:第29回 日本老年学会総会③
アメリカ泌尿器科学会(American Urological Association, AUA)の年次総会で大学院生が発表しました。
2015年06月01日
 5月15日よりアメリカのニューオリンズで開催された「アメリカ泌尿器科学会(American Urological Association, AUA)の年次総会」で、大学院生の光成健輔先生と浅井昭宏先生が発表しました。
 光成先生は前立腺癌についての発表でした。今回発表した内容は、細胞、動物モデル、そして、臨床検体を網羅的に解析したものでした。なかなか複雑な結果でしたが、2013年にAUAで発表した経験があるためか、「少し余裕ができたかな?」と感じられる良い発表でした。一方、浅井先生は膀胱癌に関する発表でしたが、初めてのAUAとは思えないほどしっかりとした発表ができていました。 その後の質疑応答でも(内容は少しピント外れ?でしたが・・・)堂々とした態度で、AUAデビューとしては上出来でした。  私は、今回は教授と共に大学院生の「監視役?」として参加しましたが、今までの発表者とは違う指導者としての緊張感を味わいました。そして、少し余裕ができた分、今までの以上に様々な分野の報告や、ライブサージャリーをじっくり見ることができました。近年、AUAについては様々な評価がありますが、その採択率(しつこいですが20数%しかありません)に裏付けられた質の高さや、世界中の泌尿器科医が集まる規模の大きさ、そして、何より発表者と参加者の熱意と情熱は、ヨーロッパ泌尿器科学会総会と双璧をなすことに異論はないと思います。
 発表後、教授から「すごく成長したよ」と声を掛けられた光成先生と浅井先生の気恥ずかしいような、誇らしげな表情を見ると、今回、大学院生が発表できて本当に良かったな、とあらためて感じました。そして、私も指導者として少し胸を張りたくなる気持ちでした!今年も新たな大学院生が研究に加わってくれています。さらに活発に、そして、独創的な研究を進めていきたいと気持ちを新たにしました。来年のAUAは、サンディエゴで行われます。かなりの難関ですが、大学院生も含め医局員みんなで頑張りましょう!!
 今回AUAで発表できたのは、このような研究体制を確保してくださった酒井教授や、望月前医局長をはじめとした医局員みんなの協力によるものですが、やはり最も大きかったのは、光成先生、浅井先生の地道で、絶え間ない努力によるものです。臨床だけではなく、学生の指導や各種の雑用を行いながらの実験は、かなりの身体的な消耗と精神的な負担を伴います。そして、家族との時間や余暇を減らさざるを得ないこともあります。このような状況のなかで、今回の発表を「勝ち取った」彼らを、今度会った時には、是非、誉めてやってください。そして、両名とも「気を抜かず」これからも一緒に頑張りましょう!!
(文責:宮田康好)
アメリカ泌尿器科学会(American Urological Association, AUA)年次総会① アメリカ泌尿器科学会(American Urological Association, AUA)年次総会②
「長崎大学病院、地域連携室、オープンカンファレンス」で発表しました!
2015年05月19日
 5月13日(水)に、長崎大学病院の地域連携室が、長崎市近郊の地域診療やケアに携わる医師や看護師、ケアマネージャーに介護士、さらに、薬剤師や栄養管理士など幅広い職種を対象に定期的に開催している「オープンカンファランス」で発表しました。今回のテーマは、1)高齢者の在宅診療における排尿障害の管理の実態、2)泌尿器症状への一般医療薬品(OTC医薬品)の普及の実態とその背景、3)在宅診療における訪問薬剤師に関する調査、について紹介しました。これらのテーマは、昨年より長崎大学泌尿器科学教室全体で取り組んだものであり、特に、1)の排尿に関する実態調査やその改善に関する取り組みは10年近く継続して行っているもので、それらの一端を紹介することができました。また、今回は、医学科、保健学科、歯学部、そして、薬学部の学生を対象とした調査も行い、今後の医療系学部の学生教育に関しても興味深い結果が得られましたので、その一部も発表しました。
 このカンファランスでは、明日からでも役立つ情報の提供が行われることが多く、今回のテーマには不安もあったのですが、多くの方に集まって頂き、また、フロアーの方々から様々な情報や貴重な意見を得ることができました、微力ながら、患者さんやご家族、そして、医療従事者や介護関係者にも有益な情報が提供できたものと「自画自賛」しております。
 最後に、このような発表の機会を与えてくださいました長崎大学病院、地域連携室の皆様に感謝申し上げます。また、今回の発表内容は、『フランスベッド・メディカルホームケア研究・助成財団』、『公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団』、『一般財団法人 杉浦地域医療振興財団』、『公益財団法人 一般用医薬品セルフメディケーション振興財団』からの 研究助成金で行った研究で得たものであり、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。 
(文責:宮田康好)
2015年05月13日:「長崎大学病院、地域連携室、オープンカンファレンス」で発表しました!① 2015年05月13日:「長崎大学病院、地域連携室、オープンカンファレンス」で発表しました!②
「薬剤師の在宅訪問について」に勉強しました!
2015年05月01日
 4月27日(月)に、長崎市近郊を中心に在宅訪問を積極的に実践されている薬剤師の手嶋無限先生を講師にお迎えして、講演および勉強会を行いました。なぜ泌尿器科医が?と思われた方もいるかもしれませんが、泌尿器科では、「分子標的薬」や「経口の抗腫瘍薬」、そして、「オピオイド」や「ホルモン剤」と、その管理や服薬、副作用対策が重要な薬を日常的に扱っています。また、泌尿器科医は高齢の患者さんを診る機会も多く、大学病院であっても、在宅診療や地域医療に無関心ではいられません。
 今回、手嶋先生の豊富な経験と知識に基づいた、実例を交えながらのお話しを伺い、改めて泌尿器科医が地域医療で果たすべき役割の重要性や、薬剤師、看護師を始めとするスタッフとの協調の大切さを痛感じました。講演の後には、酒井教授を始め、望月講師に若手研修医の先生から様々な質問があり、その後の議論まで「暑い時間」を過ごしました。
 長崎大学病院泌尿器科では、最先端の医療や高度な技術を提供するのは言うまでもなく、このような「真に」地域に貢献できる医療の推進と人材の育成も重要だと考えています。
 なお、今回の講演会の企画および実施、そして、議論の中で触れた長崎大学病院 泌尿器科学教室での研究は、『一般財団法人 杉浦地域医療振興財団』、『公益財団法人 一般用医薬品セルフメディケーション振興財団』より助成金を頂けたことで可能となったものです。この場を借りて深く感謝申し上げます。
(文責:宮田康好)
2015年04月27日:「薬剤師の在宅訪問について」に勉強しました!① 2015年04月27日:「薬剤師の在宅訪問について」に勉強しました!②
第103回日本泌尿器科学会総会に参加いたしました。
2015年04月24日
2015年4月18日~21日:第103回日本泌尿器科学会総会①

 2015年4月18日~4月21日、第103回日本泌尿器科学会総会が金沢で開催されました。長崎大学および関連病院の先生方から多くの演題発表がありました。まず長崎大学からの発表が以下です。

総会賞応募2題
術前ホルモン療法が血管新生およびリンパ管新生に与える影響とその病理学的意義や予後との関連(宮田康好先生)
骨盤臓器脱に随伴した過活動膀胱患者に関して、術前の超音波下膀胱壁厚の測定は術後の過活動膀胱症状の改善を予測できるマーカーになる可能性がある(松尾朋博先生)

2015年4月18日~21日:第103回日本泌尿器科学会総会② 2015年4月18日~21日:第103回日本泌尿器科学会総会③
2015年4月18日~21日:第103回日本泌尿器科学会総会④

一般口演3題
尿路癌患者における化学療法の効果予測因子としてのHuman antigen R (HuR)発現の有用性に関する検討(宮田康好先生)
腎細胞癌pT3aN0M0症例の再発・予後に関する臨床的検討(大庭康司郎)
上部尿路癌患者における癌関連因子に喫煙が与える影響の検討(浅井昭宏先生)

一般ポスター 3題
当院における前立腺癌骨転移に対するデノスマブの治療経験(計屋知彰先生)
初回治療13年後に再発し、分子標的治療薬を含む集学的治療が奏効したXp11.2転座TFE3/ASPL遺伝子癒合腎細胞癌の1症例(鹿子木 桂先生)
75歳以上の尿路癌患者に対する抗癌剤治療の検討(杠葉美樹先生)

また関連病院の先生方からは
古川正隆先生(佐世保総合病院)
佐世保市立総合病院における前立腺がん地域連携パスの検討

光成健輔先生(日赤長崎原爆病院)
前立腺癌におけるHuRの病理学的役割

2015年4月18日~21日:第103回日本泌尿器科学会総会⑤ 学会ではその他にも多彩なテーマについて(特に酒井先生、錦戸先生、宮田先生が座長を務めたセッションでは)活発な議論を行うことができました。また金沢の伝統文化、芸術にも触れ、夜には郷土料理や地元のお酒も堪能し、実りある充実した4日間でした。

2014年度 泌尿器腹腔鏡技術認定制度:6名合格!
2015年04月24日
 泌尿器科手術においては、今や腹腔鏡手術が多くの領域において標準的治療となりつつあります。長崎大学泌尿器科では、”腹腔鏡手術トレーニングプログラム”を数年前に立ち上げ、積極的に腹腔鏡手術の教育、熟達に取り組んでおります。
 現在、本院には技術認定医が5名在籍(ほか関連施設にも3名)しておりましたが、2014年度の腹腔鏡技術認定制度における試験では、新たに長崎大学より3名、および長崎大学関連施設より3名の、計6名が合格いたしました。
 今後、長崎大学および関連施設においてますます泌尿器腹腔鏡手術が発展すると確信しております。
泌尿器科歓迎会…新入局員は3名!
2015年04月14日
 2015年4月14日に、泌尿器科歓迎会を開催しました。4月より当科入局された3名の新人が医局に新しい風を吹き込んでくれています。さらに6月初旬まで泌尿器科で研修を行う研修医、今月クリクラ実習を行う6年生、そして4月より関連病院から大学に異動になった先生が加わり、今泌尿器科はとても活気にあふれており、さらに泌尿器科を盛り上げてくれることが期待できそうです。
 この日は、みんなで料理とお酒を堪能し、泌尿器科の未来や抱負について熱く語り合い、交流を深めました。
2015年04月14日:泌尿器科歓迎会…新入局員は3名!① 2015年04月14日:泌尿器科歓迎会…新入局員は3名!②
ヨーロッパ泌尿器科学会(European Aassocaition of Urology, EAU)の年次総会で発表して・・・
2015年04月08日
 3月20日よりスペインのマドリッドで開催された「ヨーロッパ泌尿器科学会(European Aassocaition of Urology, EAU)の年次総会」に、尿路癌の化学療法に関する私の演題と、排尿障害に関する松尾先生の演題が採択されました。昨年のUroUro通信にも書きましたが、この学会の演題採択率は 20 %程度しかありません。私自身、この学会に採択され発表することを目標に頑張ってきましたが、松尾先生にとっては初めての発表でもあり、二人して期待と不安を胸に秘め、意気揚々と長崎空港から出発しました。
 今回は、羽田空港よりドイツのミュンヘンを経由してマドリッドに到着する旅程でしたが・・・・・、当日、某ドイツの航空会社のパイロットがストライキを行い・・・・・ミュンヘンからマドリッドへの飛行機が欠航となりました。幸い、ミュンヘンまでは日本の航空会社(青い方!?)でしたが、その先の旅程が翌日まで含めて予約も取れない状況でした。しかも、その某ドイツの航空会社のカウンターで交渉しても、「振り替え便は、ホームページから自分たちで手配してください」、「仮に予約が取れたとしても、明日以降もストライキがあるという情報もあり(実際に翌日もストライキしました)、乗れる確証はありません」、という『涙が出るほどありがたい』対応をして頂き、二人して羽田空港で電話とネットで振り替え便をあたりまくりました。しかし、刻々と羽田発ミュンヘン行きの飛行機の出発時間が近づき、青い航空会社のカウンターでもギリギリの対応をとって頂きましたが、結局、泣く泣く、EAUの参加および発表を断念しました。
 仕方ないので、二人で羽田空港で串揚げを食べながら、ビールと日本酒をたらふく飲んで、その日のうちに長崎に戻りました。それから数日間は、費用がかかっても、翌日以降に他の航路に変えて行けば良かったのでは・・・、デュッセルドルフやフランクフルト行きに変えて、マドリッドは無理でもバルセロナを起点に陸路という手もあったのでは、と後悔の念から夜中に目が覚めることもありました。しかし、その帰国予定だった日に、その某ドイツの航空会社の子会社のバルセロナ発デュッセルドルフ行きの飛行機に「不幸な出来事」が起きてしまいました。結果的にEAUに行けなかったのも、何かの導きだったのかな・・・、と不思議な気持ちになりました。また、この場を借りて、事故の犠牲者の方々に哀悼の意を表します。
 なお、この写真は発表予定だったポスターです。来年も、再び採択を目指そうと二人して堅く決意したところです。医局員の皆さん、来年はドイツのミュンヘンです!一緒にドイツにウインナーとビールを飲みに行きましょう!!また、「青い日本の航空会社」の振り替え便の探索や、搭乗できなかった後の各種の対応などは120%満足のいくものでした。羽田空港で打ちひしがれていた二人にとっては、本当にありがたく、救われる想いでした。最後になりましたが、心より感謝申し上げます。  
(文責:宮田康好)
2015年3月20日:ヨーロッパ泌尿器科学会  
2014年12月 XII International Symposium of HTLV in Brazil and IV Paulista Symposium of HTLVに参加・発表しました。
2015年03月11日
 去る2014年12月1-3日にブラジルのサンパウロでXII International Symposium of HTLV in Brazil and IV Paulista Symposium of HTLVが開催され、HTLV-1関連脊髄症(HAM)の世界的権威である長崎国際大学の中村龍文教授とともに当科より私、松尾が参加・発表しました。
 ブラジルの研究者のこの分野における最近のアクティビティは非常に高く、目を見張るものがあります。HAMの世界的研究者が一堂に会し、臨床・基礎両方向からHAM根絶に向け議論を交わし合い、とにかく熱い学会でした。
 私に関しては、これまでのHAM患者における排尿障害に関してのレビューとともに “Oral administration of prosultiamine results in symptom improvement in patients with overactive bladder due to HTLV-1-associated myelopathy/tropical spastic paraparesis”という演題でHAM患者に特有な過活動膀胱症状に関しての新薬の検討に関して発表しました。HAM患者における排尿障害は患者さんのQOLに直接影響を与えることより、大きな注目を与えた演題になったと自負しています。
 また、学会主催者であるサンパウロ大学Jorge Casseb教授の研究室へご招待いただき、今後、HAMの分野で日伯共同での国際共同研究の実施へ向けて模索していこうということで盛り上がりました。
(文責:松尾朋博)
2014年12月1-3日:XII International Symposium of HTLV in Brazil and IV Paulista Symposium of HTLV  
第48回日本臨床腎移植学会に参加・発表しました。
2015年2月16日
2015年2月4日~6日:第48回日本臨床腎移植学会① 2015年2月5日~2月7日:第48回日本臨床腎移植学会②

2015年2月4日~2月6日 日本臨床腎移植学会が名古屋で開催されました。
当科からは中西先生が腎移植後尿路合併症に関する症例報告、望月からは腎移植後急性拒絶反応に関する報告の2題の発表でした。
中西先生は若手とは思えぬ堂々とした発表ぶりで、質問にも卒なく対応していました。
錦戸先生、岩田先生も発表の指導や学会参加で会を盛り上げておられました。

2015年2月4日~6日:第48回日本臨床腎移植学会③ 2015年2月5日~2月7日:第48回日本臨床腎移植学会④

また今回は腎臓内科の先生方も多く見受けられました。長崎医療センター腎臓内科の北村先生、川口先生の各先生方からも発表がありました。特に今学会では移植内科医としての腎臓内科の必要性について多くディスカッションされていました。
移植医療における多職種連携の重要性について再認識させられました。
長崎医療センター松屋先生、長崎県移植コーディネーターの竹田さんも一緒に名古屋めしを囲みながら交流を深め、移植医療について熱く語り合いました。
(文責 望月)

「経済・経営専門誌」に執筆しました!

2015年1月21日
 この度、経済・経営専門誌、「医療経済評価の具体的活用法」(技術情報協会発行)に、「進行性尿路癌の治療からみた医療経済評価で考慮すべき事項と課題」というテーマで酒井教授と執筆しました。これは同誌より執筆依頼を受けたものですが、最初は、経済や経営の“素人”である私が執筆してよいのか迷いました。しかし、酒井教授に相談したところ、「良い機会だから勉強してみたら」と勧めて頂いたこともあり、思い切って依頼を受けました。
 しかし、危惧していた通り執筆には困難も多く、酒井教授と二人して首を傾げながら議論を重ね、最終的に満足できる内容に仕上がりました。その執筆のために何百という経済学や経営学の論文や教科書を読み、医療経済学に関する講演を東京まで聴きに行くなど、医学論文の執筆にはない苦労もありました。一方、今まで知らなかった知識に触れるうちに、それを楽しむ余裕もできてきました。そして、何より、医学や医療をこれまでとは全く異なる視点から見る良い機会になりました。これまで、がん患者さんの治療では、「治療効果」や「安全性」に重点を置き、「医療経済」に目を向けることはほとんどなく、むしろ、正直言って、医療経済の視点からの議論は挑戦的な医療の実践を阻害するものと思っていました。
 しかし、今回の執筆を通じ、大学病院が担うべき「先進的な医療」を継続的に行うためにこそ、「医療経済」を知ることが重要であることがわかりました。今後は、「医療経済」も念頭に置きつつ、より高度で先進的、かつ、継続可能な治療を提供していきたいと思っています。
 「医療経済評価の具体的活用法」は、全480頁、8つの章で構成され、経済学や経営学の専門家を対象とした本で一般の書店では販売しておりません。もし購入などの希望がありましたら、宮田までご連絡ください。また、研修医や医学部学生は言うまでも無く、経済や経営を勉強している学生の方で「医療経済学からみた泌尿器科診療」に興味をお持ちの方がいましたら、遠慮なく連絡ください。楽しくお話しや議論をしましょう!
・・・もちろん・・・一杯飲みながら!?
(文責:宮田康好)
国際尿禁制学会2014(International Continence Society, ICS)に参加、発表してきました。
2014年12月8日
 2014年10月20日よりブラジルのリオデジャネイロで開催された国際尿禁制学会(ICS)に参加、発表してきました。今回は、羽田空港から経由地であるフランクフルトに向かう飛行機が出発する数時間前に、そのフランクフルトからリオデジャネイロに向かうルフトハンザ航空がストに突入し、その運航が危ぶまれるなかでの出発となりました。結果的には予定通り運航されましたが、普段は大混雑していているフランクフルト国際空港はガラガラで、貴重な体験となりました。
 さて、今回は、私の“ Oral administration of prosultiamine improved the symptoms in patients with overactive bladderassociated with HTLV-1-related myelopathy/tropical spastic paraparesis, and also reduced urinary biomarkers.”と宮田准教授の“Preoperative measurement of the bladder wall thickness may be useful to predict postoperative improvement of overactivebladder symptoms in patients with overactive bladder associated with pelvic organ prolapse.”の2演題が採択されました。これらHTLV-1関連脊髄症患者における神経因性膀胱、骨盤臓器脱に関する演題はいずれも長崎大学における特徴的な演題であり、このような国際学会で発表し、他の研究者と交流することの意義を改めて実感しました。また、普段は癌に関する発表が多い宮田先生にとっては、排尿機能に関する初めての国際学会での発表であり、「ともちゃん、面白いね~」、「こういう視点で見ると面白いかもね~」と目を輝かせておられました。
 もちろん、夜はビールを飲みながら、今後の研究に関する方向性について「熱く!」議論しました!?リオデジャネイロの治安や交通事情は予想を超えるものでしたが、ICSでの議論も含めて楽しい時間を過ごすことができました。
(文責 松尾)

国際尿禁制学会2014(International Continence Society, ICS)① 国際尿禁制学会2014(International Continence Society, ICS)② 国際尿禁制学会2014(International Continence Society, ICS)④ 国際尿禁制学会2014(International Continence Society, ICS)⑤
国際尿禁制学会2014(International Continence Society, ICS)③
第66回西日本泌尿器科学会総会に参加・発表が多数ありました。
2014年11月25日
2014年11月6日〜8日:第66回西日本泌尿器科学会総会① 2014年11月6日〜8日:66回西日本泌尿器科学会総会② 2014年11月6日〜8日:第66回西日本泌尿器科学会総会③
2014年11月6日~8日にわたって倉敷市で第66回西日本泌尿器科総会が行われました。今回の学会では長崎大学関連の先生方も数多く発表されていました。佐世保市立総合病院の古川先生、諫早総合病院の渡辺先生、長崎原爆病院の鶴崎先生からCRPCに対する化学療法や骨転移の治療に関する発表がなされ、ポスター会場で活発な討議が行われていました。長崎大学の臨床力が会場で発信されている印象を受けました。

2014年11月6日〜8日:第66回西日本泌尿器科学会総会④ また大学病院からも6演題の発表がありました。
宮田先生から高齢者の膀胱癌に対する治療に関して
望月先生からは転移性腎癌に関する内容
木原先生から小児手術特に、膀胱皮膚瘻症例の検討
中西先生から腎腫瘍の症例報告
安田先生から褐色細胞腫の手術療法について
鹿子木桂先生からは前立腺癌に関する基礎研究に関して
そして、なんと鹿子木桂先生は!!!

2014年11月6日〜8日:第66回西日本泌尿器科学会総会⑤ なんと鹿子木桂先生は!!!
学術奨励賞を受賞されました。
おめでとうございます。
これからの活躍に乞うご期待です。
第34回国際泌尿器科学会(SIU)に参加・発表しました。
2014年10月28日
10月12日から15日までスコットランドのグラスゴーで開催された、国際泌尿器科学会(SIU)に、大庭、光成、浅井の3人が発表・参加してきました。往路の途中、乗り継ぎの際に、航空券が無くなるというトラブルがありましたが(搭乗検査員のミス!)、何とか解決し、約16時間かけて到着したグラスゴー空港に降り立つと、吐く息も白くなるほど寒く(8-10℃!!)、遠い異国の地に来たことを実感しました。
SIUは世界中の泌尿器科医が集まる国際学会で、毎年幅広い分野の学術発表が行われます。今回は、CRPC戦略(新薬)と腎部分切除術(ロボット)に多くの聴衆が集まり、会場がほぼ満席となっていました。また、ロボット支援手術は全般的に大きな話題の一つでありましたが、新しい技術の進歩というよりコストや従来の開腹手術・腹腔鏡とのアウトカムの比較(思っていたほど良くない)、術者の育成といった課題が出ていました。
さて、我々はというと、大庭:腎癌におけるTWIST(転写因子)の役割、光成:術前内分泌療法後の前立腺癌生物学的再発と血管新生、浅井:膀胱癌におけるHO-1の役割と喫煙の関係、に関するポスター発表を行ってきました。特に光成先生:(Moderated poster)は英語でのプレゼンテーション・質疑応答を見事にこなし、興味を持ってくださる先生もおられ刺激になりました。
また、多くの演題発表を見て回り、我々も発表に加えいろいろ討論しているうちに、多くの海外研究者・医師(Dr. Yasser, from Egypt、Dr. Evtimov, from Bulgaria、セルビアから来たDr etc.)と交流を深めることができ、他の国の考え方や医療情勢を知ることもでき、大変有意義な学会となりました。帰国してからメールのやりとりも行っています。今後、国際学会での再会を楽しみにしています。
学会活動が濃厚であったため、時間が足りずにネス湖でのネッシー(?)は見れませんでしたが、合間にスコットランドの首都エディンバラのお城を鑑賞し、スコッチウィスキーを堪能し、夜はSIU night、シーフード、さらには、街で偶然お会いした山形大学:富田先生らとお酒を酌み交わし、浅井先生も旧友との再会を果たすことができ、短い期間でしたが学会を満喫しました。
とにかく、とても楽しく学会に参加することができ、いい意味で経験を積むことができました。今後の日常診療や研究活動に、多くの経験が生かせるよう、さらなる精進をいたします。
(文責 大庭)

2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)① 2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)②
2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)③ 2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)④
2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)⑤ 2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)⑥ 2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)⑦
2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)⑧ 2014年10月12日〜15日:第34回国際泌尿器科学会(SIU)⑨
2014年泌尿器科医局旅行を行いました!!
2014年10月07日
2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行① 2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行②
2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行③

10月4日~5日久しぶりに医局旅行を行いました。場所は島原市の海望莊です。宮田准教授の発案と浅井先生の綿密な準備により、開催にこぎつけることができました。


2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行④ 2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行⑤
2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行⑥ 2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行⑦

メインイベントはやはり楽しい宴会です。

酒井教授の挨拶、菅典義先生の乾杯で会はスタート!!。

亀本裕徳先生、林幹男先生からもご挨拶をいただきました。

また新人挨拶と安田・中西の新人コンビの余興と盛りだくさんでした。

大学病院の看護師さんもたくさん参加してくれました。

宴会に当たっては宮崎医院の宮崎伸一郎先生、池田病院の亀本先生

前田医院の前田兼徳先生から飲み物のご援助をいただきました。

本当にありがとうございました。


2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行⑧ 2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行⑨
2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行⑩ 2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行⑪

2014年10月4日〜5日:2014年泌尿器科医局旅行⑫

そして案の定、二次会に突入。

城代明仁先生からもお言葉をいただきました。

多くの同門の先生方と医局員で楽しい一夜を過ごしました。

忙しい中をご参加いただいた大仁田先生、

松尾祐三先生、福田寛典先生ありがとうございました。

第73回日本癌学会学術集会に参加・発表しました。
2014年10月01日
 9月25日から横浜市で開催された「第73回 日本癌学会学術集会」に、参加、発表してきましたが・・・まずお詫びしなくてはなりません!?実は、昨年の日本癌学会の模様をUroUro通信で報告させて頂いた際に、「来年こそは、English Oral sectionで報告します!」と公言していましたが、今年も「Japanese Oral Section」での発表となりました。とは言っても、非常に有意義な発表が多く、大変満足のいくものでした。私は、「Heme oxygenase-1 expression is associated with tumor aggressiveness and outcomes in patients with bladder cancer: a correlation with smoking intensity」という、以前より研究していた「鉄代謝」と「喫煙」から膀胱癌の病態や予後を検討した内容でしたが、貴重な意見を得ることができ、活発な議論ができました。
 さて、今年の癌学会で強く印象に残ったことが2つありました。1つは、外国人研究者、特に、中国人研究者の多さと、女性研究者の増加でした。実際、写真の通り、発表会場に入るのを待つ行列でも、女性研究者の姿が例年になく目立ちました。日本癌学会では、以前より外国人にも広く参加してもらうために、すべてのスライドは英語での表記になっています。私の発表した「Japanese Oral Section」も発表や質疑応答は日本語ですが、スライドの内容は英語です。このような取り組みが功を奏していることは喜ばしいことですが、日本の研究者の絶対参加数が少なくなっているように感じたのが気掛かりです。また、女性研究者が増えることは好ましいことであり、日本癌学会のそうした取り組みを、長崎大学泌尿器科学教室では以前より実践しています。医師に限らず女性で研究に関心をお持ちの方、是非、一度、私達の研究室に遊びにきませんか?いつでもお待ちしていますよ!もちろん、男性も大歓迎です!!
(文責:宮田康好)
第73回日本癌学会学術集会① 第73回日本癌学会学術集会② 第73回日本癌学会学術集会③
2014年「泌尿器科・腎移植外科 医局説明会 」【第2弾】開催のお知らせ
2014年9月22日
日 時:2014年10月8日(水)18:00〜
場 所:泌尿器科医局 (12F 奥)
連絡先:医局受付(内線 7340) 医局長 望月 E-mail: mochi@nagasaki-u.ac.jp
2014年「泌尿器科・腎移植外科 医局説明会 」【第2弾】
朗報!!!手術支援ロボットda Vinci導入となります。
2014年09月10日
 2014年7月19日、当院に手術支援ロボットda Vinci Siが 搬入されました。長崎県内初の導入です。近々、ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺全摘術(RALP)開始予定です。
手術支援ロボットda Vinci導入①
手術支援ロボットda Vinci導入②
第52回日本癌治療学会学術集会に参加・発表しました。
2014年09月03日
 8月28日から30日にわたり横浜市で開催された「第52回日本癌治療学会学術集会」で発表してきました。その学会名が示すように、この学会は癌治療に関する演題を発表・議論する、癌治療に関する本邦で最大のものですが、その内容は、最新の治療法や大規模な臨床試験の結果だけではなく、制吐剤や抗菌剤の使用に関する演題や、外来化学療法や在宅治療に関するものまで、癌治療全般の発表があります。
 長崎大学泌尿器科からは、宮田康好が「シスプラチン抵抗性尿路癌への3rd. line以降に施行した低用量Gemcitabine-Paclitaxel-Sorafenib療法の安全性と抗腫瘍効果、QOLの検討」を口演で、大庭康司郎先生が「腎癌骨転移症例に対する分子標的治療の臨床的検討」を、竹原浩介先生が「去勢抵抗性前立腺癌に対するドセタキセル療法の治療成績」をポスターで発表してきました。
 いずれの演題も、手術療法も含めた様々な治療を行った後に直面する課題についての検討であり、手術だけではなく、化学療法を含む保存的治療まで一貫して行なっている泌尿器科医にとって重要なテーマです。実際に、横浜は曇り空でしたが、いずれの演題でも「熱い議論を闘わせて?!」きました。
 また、私が発表したGemcitabine-Paclitaxel-Sorafenib療法は、世界的にも長崎大学泌尿器科学教室オリジナルのレジメンであり、特に、その疼痛抑制効果について有意義な議論が交わせました。この研究は、その先進性から各種の審査や承認が必要であり、さらに、酒井英樹教授と長崎大学病院の先進的医療に関する理解があって初めて実施できたものです。その意味でも感慨深いものがあるのと同時に、副作用など解決すべき課題は多いですが、さらに患者さんの利益になる取り組みを進めたいと思いました。まさに、今回の学会のテーマ「愚直なる継続」です!!。
 また、今回、発表してきた前立腺癌、腎癌、尿路癌は言うまでもなく、それ以外の分野でも学んだことを明日からの診療や研究、教育に役立てたいと感じながら、やっぱり夜は酒井教授を囲んでワインを数本あける私達でした。
(文責:宮田康好)
第52回日本癌治療学会学術集会① 第4回前立腺シンポジウム② 第52回日本癌治療学会学術集会③
2014年7月28日泌尿器科・腎移植外科医局説明会開催!!
2014年08月18日

2014年7月28日に泌尿器科・腎移植外科の医局説明会を開催しました。最初に医局カンファレンス室で医局長から医局に関する説明がありました。医学部5年生、6年生、研修医と多くの先生が参加してくれました。

説明の中ではいかにもといったユニークなphoto shotが印象的でした。そのあとは懇親会です。

今回もウロフェス★2014と題してパーティです。今年はココウォークのとあるレストランの一室を貸切です。

酒井教授、錦戸先生、宮田先生など多くの医局の先生方から参加したみなさんに熱くて、そしてクールな?話がたくさんあったようです。もちろん二次会もありました。学生さんや若いドクターとの楽しい時間を過ごすことができました。


2014年7月28日泌尿器科・腎移植外科医局説明会開催!!① 2014年7月28日泌尿器科・腎移植外科医局説明会開催!!②
2014年「泌尿器科・腎移植外科 医局説明会」開催のお知らせ
2014年07月16日
日 時:2014年7月28日(月)18:00〜
場 所:泌尿器科医局 (12F 奥の方)
連絡先:医局受付(内線 7340) 医局長 望月 E-mail: mochi@nagasaki-u.ac.jp
2014年 泌尿器科・腎移植外科 医局説明会
第4回前立腺シンポジウムに参加・発表しました。
2014年07月01日
 6月26日、27日と三重県鳥羽市で開催された「第4回前立腺シンポジウム」に、酒井教授と宮田准教授は座長として、志田先生(長崎原爆病院)と光成は演者として参加してきました。
 学会会場は鳥羽国際ホテルでしたが、天皇陛下やエリザベス女王も宿泊されたこともある格式の高いホテルで、学会初日はなんと夜10時までポスターセッションが行われました。このシンポジウムは、前立腺の最先端の研究を行っている泌尿器科医や病理医、さらには、薬学や分子生物学の専門家が「合宿」形式で2日間に渡りぶっ通しで発表と議論が続けるもので、私もみっちりと基礎研究の最先端に触れることができました。
 私はポスターセッションで「ヒト前立腺癌細胞におけるHuR発現の意義」を発表しました。これは私が現在大学院で研究を行っているテーマで、これまでの総括と研究のさらなる追求・発展のために非常に大切な場となりました。志田先生はシンポジストに選ばれ「アンドロゲン応答遺伝子PSAに対するin vitro 転写システム」を発表されました。
 今回、シンポジウムとポスターセッションでの熱い議論に圧倒されるばかりでしたが、非常に良い刺激となりました(分からないことも多々ありましたが…)。また予備校時代の友人にも遭遇し、また、その友人の活躍にも刺激を受けました。今回は時間がとれず伊勢神宮に参拝できず非常に残念でしたが、それでも太平洋を空から見下ろす ように一望できるホテルは非常に魅力的であり、また機会あれば鳥羽に訪れたいと思いました。
(文責:光成健輔)
第4回前立腺シンポジウム① 第4回前立腺シンポジウム② 第4回前立腺シンポジウム③
第4回前立腺シンポジウム④ 第4回前立腺シンポジウム⑤
頑張れ!日本!!
2014年06月18日
6月15日(日曜日)に、高次臨床実習(クリクラ)で泌尿器科に来てくれているみんなと一緒に医局でサッカーを応援しました。もちろん、言うまでもなくワールドカップの日本とコートジボワールの試合です!!
結果は皆さんご存知の通り日本の惜敗に終わりましたが、若手の医局員も含めた若者の歓喜と絶叫?混じりの声援を聞きながらの実験は、いつも以上にいい感じでした。次のギリシャ選では勝ち点3をゲットできるように皆さん応援しましょう!!
(文責:宮田康好)
頑張れ!日本!!  
2014年5月24日第105回九州泌尿器科連合地方会に参加しました。
2014年05月26日
第105回九州泌尿器科連合地方会① 第105回九州泌尿器科連合地方会②
2014年5月24日第105回九州連合地方会が大分市で開催されました。長崎大学からは今年度入局の中西裕美先生と現在研修医で泌尿器科ローテート中の城島五穂先生が発表でした。どちらも診断上興味ある症例のセッションでの発表でした。
二人とも学会発表は初めてでしたが、とても初めてとは思えない落ち着きぶりで、堂々と発表していました。新人さんたちの今後の活躍が期待されます。

第105回九州泌尿器科連合地方会③ 第105回九州泌尿器科連合地方会④
夜は発表した二人のお疲れさま会です。大分名物の鳥てんと関さばを堪能しました。
大分の麦焼酎と一緒に味わいました。「おいしかった~」

第105回九州泌尿器科連合地方会⑤ 第105回九州泌尿器科連合地方会⑥
そして翌日5月25日日曜日は大学対抗野球大会です。酒井英樹監督の采配のもと試合は進行。相手は九州大学でした。今年は女医さん二人も野球の試合に出場。二人とも(学会だけではなく)バッターとしても、活躍しました。

第105回九州泌尿器科連合地方会⑦ 第105回九州泌尿器科連合地方会⑧
そしてなんと最終回に長崎大学の秘密兵器、宮田先生が代打で登場!!!
会場の盛り上がりも頂点に達しました。
試合は負けてしまいましたが、久しぶりにみんなでスポーツをして、汗をかいて気分は最高でした!!東長崎皮ふ泌尿器科医院の福田寛典先生も参加してくれました。おつかれさまでした。
第102回日本泌尿器科学会総会のワークショップで「高齢の膀胱癌患者さんの治療」に関する発表をしてきました。(第2弾)
2014年05月22日
 第102回日本泌尿器科学会総会において「高齢化する進行尿路上皮癌患者:治療戦略の再考」をテーマとしたワークショップで、宮田康好が発表してきました。今回は、下に示した通り、日本の膀胱癌治療のエキスパートの先生方と一緒の発表ということで、いつも以上に緊張しました。長崎大学は、75歳以上の高齢者においても「抗癌剤の動脈内注入療法」と「放射線療法」に内視鏡手術を組み合わせることで、膀胱を取ることなく、膀胱全摘除術と同等の治療効果や延命効果が得られる可能性があることを発表し、その後は独自の内視鏡手術の方針について議論を深めるなど、今後の膀胱癌、尿管癌、腎盂癌の診療に役立つ情報も得られました。もちろん、その副作用や治療効果に限界がある患者さんの存在など課題も残されていますが、膀胱を取らない治療を希望される癌患者さんにとって、選択肢の1つになり得る治療法だと感じました。事実、この私達の治療法について、東海地方の某教授から「膀胱を取らない治療を希望される患者さんには、長崎大学病院での治療も説明するよ」と声を掛けて頂きました。今後も、より慎重な判断のもと、十分な説明と理解、納得を得た上で、本治療法を積極的に進めていきたい、とあらためて感じさせられる発表になりました。
 なお、本治療には、放射線科医師の献身的な協力と高度な技術が不可欠です。この場を借りてお礼を申し上げますと共に、今後とも(無理ばかり言いますが・・・)よろしくお願い申し上げます。
第102回日本泌尿器科学会総会
第102回日本泌尿器科学会総会のワークショップで「地域医療」に関する発表をしてきました。
2014年05月19日
 4月24日から27日にかけて、神戸市で開催された第102回日本泌尿器科学会総会におけるワークショップ「泌尿器科疾患における地域医療の現状と展望」で、私、宮田康好が発表してきました。

 発表前に座長とすべての発表者が集まり打ち合わせをしましたが、その際に座長の先生から「このワークショップには多数の演題申し込みがあり、その関心の高さが伺える」とのお話しがありました。その中で発表の機会を得られたことは光栄であると感じる共に、「柄にもなく」緊張して発表会場に入りました。
 私は、「在宅での外来化学療法」、「終末期を迎えられた癌患者さんの排尿管理の実態」、そして「薬剤師さんも含めた包括的な地域医療システム」を話しました。いずれも開業医師や勤務医、看護師さんやケアマネージャーさん、さらに、栄養士さん、薬剤師さんと他職種連携が先進的に実践されている長崎ならではの発表ができ、多くの先生方から「長崎の医療環境がうらやましい」とのほめ言葉を頂きました。
 長崎大学病院、泌尿器科では、高度で先進的、専門的な医療は言うまでもなく、地域に根ざした医療、QOLに配慮した終末期も含めた在宅医療にも積極的に取り組んでいます。地域医療に興味のある研修医や学生のみなさん、是非一度見学や体験に来てみませんか?いつでもお待ちしていますよ。
第102回日本泌尿器科学会総会
第102回日本泌尿器科学会総会に多数の演題発表!!
2014年05月19日

2014年4月24日~4月27日、第102回日本泌尿器科学会総会が神戸(香川大学主催)で開催されました。長崎大学および関連病院の先生方から多くの演題発表がありました。まず長崎大学からの発表が以下です。

ワークショップ2題(どちらも宮田先生)
長崎大学病院における地域医療システムとの連携-外来化学療法と在宅での排尿管理から内服管理を含めた包括的連携へ-
高齢膀胱癌患者に対する動注化学療法および動注化学・放射線療法の有用性と限界についての検討

一般演題9題
宮田先生
筋層浸潤性膀胱癌に対する膀胱温存療法-CDDP radiationとGC radiation-の治療成績
腎癌の間質組織におけるFerの発現は、腎細胞癌におけるFerの発現と異なり、癌の増大と転移を抑制する
竹原先生
過去9年間の長崎市における前立腺がん検診の検討
大庭先生
非淡明細胞型腎癌の治療成績
計屋先生
去勢抵抗性前立腺癌に対する放射線療法の治療成績
志田先生(現在原爆病院)
前立腺全摘標本マッピングからみた再生検癌陽性症例の臨床病理学的特徴
松尾先生
プロスチアミンは過活動膀胱に対して有効なのか?
光成先生
腹腔鏡下前立腺全摘症例における前立腺癌進展と術前MRI所見の検討
浅井先生
前立腺癌組織における4N1K-peptideの発現と臨床病理学的特徴の関連

宮田先生のワークショップでの発表内容は別号で報告します!!

また関連病院の先生方からは
松尾良一先生(済生会病院)
TULの腎機能におよぼす影響に関する臨床的検討
腎珊瑚状結石に対するTUL単独療法~有用性と問題点および治療適応に関する検討~
西村直樹先生(諫早総合病院)
前立腺生検前MRI画像所見スコア化についての検討
松尾学先生(県立島原病院)
当院における前立腺全摘術後の強度変調放射線治療の検討
前田兼徳先生(前田医院)
包括的腎代替療法のAnother modalityとしての長時間透析・頻回透析

松尾良一先生はなんと2題発表、前田兼徳先生は腎代替療法に関するシンポジウムのシンポジスとしての発表でした。関連病院の先生方からは臨床的に重要な話題についての発表が多くなされていました。

前田先生の発表されたシンポジウムの演者先生方(腎不全治療のエキスパート)の写真です。聴衆も多く議論も沸騰していました。
第102回日本泌尿器科学会総会  
第20回日本アフェレーシス学会九州地方会が開催
2014年05月07日
 2014年4月20日長崎ブリックホールで錦戸雅春先生を大会長として第20回日本アフェレーシス学会九州地方会が開催されました。特別講演は市立札幌病院腎臓移植外科部長 原田浩先生でした。「腎移植とアフェレーシス」という内容での講演で、先生の豊富な腎移植の経験から腎移植の啓蒙とアフェレーシスの必要性についてのお話で大変臨床に有用なお話をいただきました。ランチョンセミナーは酒井教授が座長をつとめられ、東京女子医大産婦人科講師 石谷 健先生からCARTに関する話題提供がありました。長崎県内からも腎臓内科をはじめ多くの先生方の参加や演題発表がありました。あらためて腎疾患や腎移植など多くの疾患や病態でのアフェレーシスの重要性を再認識いたしました。錦戸先生をはじめ、血液浄化療法部のスタッフや泌尿器科医局受付の皆さん、運営お疲れ様でした。
(文責 望月)
第20回日本アフェレーシス学会九州地方会  
ヨーロッパ泌尿器科学会、年次総会に参加、発表してきました。
2014年04月22日
 4月11日~15日、スウェーデンのストックホルムで開催されたヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)年次総会に、酒井教授と共に参加・発表してきました。例年、このEAUは2月か3月に開催されることが多いのですが、今回は、北欧のスウェーデンの「寒さ」を考慮して4月開催になったようで、実際、もう寒くなかったです。
 EAUは、来月開催されるアメリカ泌尿器科学会と双璧をなす国際学会で、その採択率は例年20%台と低く、他の学会とは比較になりません。その分、興味深い演題ばかりでした。また、3D画面のロボット支援手術や腹腔鏡手術のライブ映像も見られるなど、今年も最新で、内容の濃い、「熱い!」学会でした。
 幸い?!今年も腎癌に関する研究「Stromal expression of Fer plays as suppressor for tumour progressionand it was a useful predictor for survival in patients with renal cancer carcinoma」が採択され、緊張の中で発表してきました。なかなかいい発表ができたかな、と思っていますが、まだまだ勉強ですね。
 もちろん、学会の合間には、きれいな北欧の街並みや王宮を散策したり、ノーベル賞に関連する施設(ノーベル賞授賞式はストックホルムで開催されます)を見学してきました。もちろん、ビールに、ワイン、そして、シーフードに「トナカイ」まで堪能してきました。山形に引き続き、酒井教授、ごちそうさまでした!
 来年はスペイン開催されます。医局員の皆さん、頑張って演題を通してEAUとワインを堪能しましょう!! (文責:宮田康好)
ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)年次総会① ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)年次総会② ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)年次総会③ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)年次総会④ ヨーロッパ泌尿器科学会(EAU)年次総会⑤
第23回泌尿器科分子・細胞研究会に参加・発表してきました。
2014年03月20日
 3月14日、15日と山形市で開催された泌尿器科分子・細胞研究会に、酒井教授と宮田、そして、発表者として松尾先生と大学院生の光成先生、合計4名で参加してきました。山形はまだ雪も見られ、なぜか?私“以外”の3名は、「寒い~」を連発していました。
 この研究会は、「バリバリの基礎研究」の成果を発表、議論する会であり、非常に「熱い!」空気のなかで行われました。特に、光成先生は、「腎癌間質組織におけるFerの病理学的役割」が研究奨励賞候補演題に選出され、著名な教授達からの質問責めに「青くなったり、赤くなったり」・・・貴重な経験ができたようです。残念ながら、同賞の受賞は逃しましたが、この仕事はノックアウトマウスを使ったり、ノーベル賞で有名になった蛍光物質GFPを用いた研究であり今後の展開が楽しみです。来年こそは、受賞できるように頑張りましょう!!
 また、松尾先生は、「低グルコース環境下での腎癌細胞のアノイキス抵抗性の獲得についての検討」を堂々と発表しました。松尾先生は山形大学卒業であり、立派に「凱旋」しました。松尾先生が学生時代に住んでいたアパートや「いろいろと貴重な経験をした?OOOO」をみんなで「見学」に行くなど、いつもの学会とは違う楽しみもありました。
 そして、本研究会では、泌尿器科領域の基礎研究で最先端を走る先生方が発表、議論するため、大いに刺激を受けると共に、今後の検討課題や目標を感じることができました。
 もちろん、その議論の合間には、日本酒に、そば、芋煮と山形の名産を堪能できました。また、長崎大学泌尿器科学教室として今後の研究の有り様や夢を語り合いながら、一晩でワインを4本も飲んでしまいました。あらためて、酒井教授ごちそうさまでした! (文責:宮田康好)
第23回泌尿器科分子・細胞研究会① 第23回泌尿器科分子・細胞研究会②
ASCO-GU 2014(2014 Genitourinary Cancers Symposium)に参加しました。
2014年02月05日
1/30-2/1の3日間にわたってサンフランシスコで開催されたASCO-GU 2014(正式名:2014 Genitourinary Cancers Symposium)に酒井教授と望月が参加しました。ASCO-GUは尿路性器癌の悪性腫瘍に関するシンポジウムで今年は10回目の開催ということもあり、教育講演も充実した内容でした。また一般演題も前立腺癌や腎癌ではエビデンスレベルが高いと思われる臨床研究の結果が数多く報告されました。やはり発信力の大きいシンポジウムというのを再認識しました。当科からは酒井教授が転移性腎癌に対する分子標的薬と抗癌剤の併用療法の治療成績に関する発表をされました。質問も多数あり、熱いdiscussion もありました。(文責:望月)
ASCO-GU 2014(2014 Genitourinary Cancers Symposium)① ASCO-GU 2014(2014 Genitourinary Cancers Symposium)②
2013年12月24日
2013年11月10日に第9回長時間透析研究会が長崎市ブリックホールで開催されました。本研究会は大会長を前田医院副院長 前田兼徳先生がつとめられ、大会顧問である酒井英樹教授のもと、当科も全面バックアップ体制で臨みました。.....

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第65回西日本泌尿器科学会総会に参加しました。
2013年11月15日
平成25年10月31日~11月2日にわたって佐賀市で第65回西日本泌尿器科学会総会が開催されました。長崎大学からは宮田先生、望月先生、竹原先生、計屋先生の発表がありました。竹原先生は進行性前立腺癌と腎瘻造設に関する発表、計屋先生は前立腺癌とPET-CTに関する発表で、臨床に直結する内容でした。

長崎大学関連施設の先生方からも多くの先生方の発表がありました。松尾良一先生(済生会病院)からf-TULに関する発表、松尾学先生(島原病院)から前立腺癌IMRTの有害事象に関する発表、今里先生(長崎原爆病院)からはTUR-Pと前立腺癌に関する発表がありました。

懇親会でも多くの長崎大学および長崎大学関連施設の先生方が参加されており、会も盛り上がっていました。
第65回西日本泌尿器科学会総会① 第65回西日本泌尿器科学会総会②
第65回西日本泌尿器科学会総会③
第72回日本癌学会学術集会に参加・発表してきました。
2013年10月15日
この度、私、宮田康好が、10月3日より横浜で開催された第72回日本癌学会学術総会に参加、発表してきました。分子生物学の発展に伴い、近年は基礎医学的な色彩が強くなり、今年も「癌細胞動態の3Dイメージング」や「大規模な遺伝子解析」などスーパーコンピューター!!を用いた研究も数多く発表され、また、発表のスライドやポスターはすべて英語表記で、一部の発表では、司会から質問まですべて英語で行なわれました。昨年は、その「English oral」に採択され、基礎医学においてもスーパーコンピューターに負けないくらい臨床的視野の重要性を再確認しましたが、今年は「4N1K-peptideの膀胱癌における病理学的意義」について「Japanese oral」での発表でした。それでも、多くの基礎の先生方や他分野の研究者と議論する事ができ、さらに研究意欲が湧き上がってきました。なお、この「4N1K-peptide」については、私達の研究グループが特許を取得しており、今後も大学院生や若手の先生達と共にさらに研究を進め、来年こそは「English oral」での発表を目指します。学生や研修医の皆さんも一緒に「学問」してませんか?新しい発見もあって、結構楽しいですよ!!お待ちしてます!
第72回日本癌学会学術集会① 第72回日本癌学会学術集会②
第20回日本排尿機能学会(9月19日~21日)に参加・発表!!
2013年09月24日
9月19日-21日に静岡で行われた、第20回日本排尿機能学会に、酒井教授と松尾が参加しました。“口腔内乾燥に関するα1 受容体遮断薬(ナフトピジル VS タムスロシン VS シロドシン)のアンケートによる比較調査”という演題を発表してきました。予想よりも反響が大きく、今後さらに発展的な調査を行うにあたって非常に勇気付けられた学会でした。
第20回日本排尿機能学会(9月19日~21日)  
国際禁制学会2013(ICS 2013)に参加・発表しました!!
2013年09月24日
国際禁制学会2013(International Continence Society:ICS 2013)が8月26日から8月30日までスペインのバルセロナで開催され、酒井教授、浅井医師、松尾が参加しました。これは排尿機能の専門医が一堂に会する学会で、この領域においては非常に権威のある学会です。
今年は松尾のThe influence of administration of a1-adrenergic receptor antagonist (urapidil) on oral dryness in female patients with urinary disordersをはじめ計3演題が採択されました。医局最年少の浅井医師も積極的に学会に参加し、非常に頼もしく感じました。今後もさらに精進し、来年のリオデジャネイロでの同学会に参加したいと思います、と述べつつ、サグラダファミリアのライトアップ風景です。
国際禁制学会2013(ICS 2013)① 国際禁制学会2013(ICS 2013)②
国際禁制学会2013(ICS 2013)③
第33回国際泌尿器科学会(SIU)に参加・発表してきました。
2013年09月19日
宮田先生、大庭先生、浅井先生が、バンクーバーで9月8日~12日にバンクーバー(カナダ)で開催された第33回国際泌尿器科学会に参加・発表しました。
今回は、それぞれ膀胱癌、腎癌、前立腺癌に関して、基礎研究を2題、臨床研究を1題発表 しましたが、国際学会「デビュー」の浅井先生も、しっかり英語で発表、質疑応答できました。

 

第33回国際泌尿器科学会(SIU)に参加・発表してきました。
第13回アジア移植学会(CAST2013)に参加・発表しました!!
2013年09月10日
錦戸先生、望月先生、岩田先生が京都で開催された第13回アジア移植学会に参加しました。
今回は長崎大学から2演題の発表でした。

岩田先生が生体腎移植後の尿路合併症の症例報告、望月保志先生が腎移植後副甲状腺機能亢進症の検討内容の報告でした。

第13回アジア移植学会(CAST2013)①岩田先生の生体腎移植後の尿路合併症の症例報告 岩田先生の
生体腎移植後の尿路合併症の症例報告

京都で開催されましたが、一応国際学会での発表です。指導医の錦戸先生のサポートで何とか無事終了したようです。
第13回アジア移植学会(CAST2013)②  
松尾朋博助教が参加しているHTLV-1関連脊髄症に関する共同研究の内容が英文誌BMC medicineに掲載されました。
2013年08月22日
当科の松尾朋博助教が共同研究者として参加している臨床研究に関する論文が英文誌BMC medicineに掲載されました。長崎大学大学院感染免疫学(中村龍文准教授のグループ)との共同研究です。

タイトルは Efficacy of prosultiamine treatment in patients with human T lymphotropic virus type I-associated myelopathy/tropical spastic paraparesis: results from an open-label clinical trial( Nakamura T et al.) です。

ビタミンB1欠乏症治療薬がHTLV-1関連脊髄症(HAM)の神経学的症状に対して臨床効果があるという研究成果です。松尾先生はHAMの排尿障害に関する内容で参加されております。今後の臨床応用が期待されます。

上記の内容については8月15日の西日本新聞(社会欄)でも紹介されました。
2013年泌尿器科医局説明会を開催しました(ウロフェス2013開催)。
2013年07月23日
2013年7月17日に泌尿器科医局説明会を開催しました。この日は午前に医学部6年生の酒井教授の最終講義の日でもあり、まさに「泌尿器科の1日」でした。

ウロフェス2013:医局説明会 まずは17:30~医局説明会です。5年生数名とクリクラ実習に参加した6年生、そして研修医が拝聴してくれました。

ウロフェス2013:玄関 説明会のあとは綺麗な夜景の見えるホテルに移動して、懇親会会場へ移動。

ウロフェス2013:教授あいさつ 最初に酒井教授のあいさつで懇親会スタート。

ウロフェス2013:懇親会① ウロフェス2013:懇親会②
ウロフェス2013:懇親会③ ウロフェス2013:懇親会④
懇親会は大盛り上がり。クリクラでお世話になった原爆病院の鶴崎先生、今里先生、相良先生にも参加してもらいました。ご多忙の中、参加ありがとうございました。

ウロフェス2013:夜景①
ウロフェス2013:夜景③
世界新三大夜景の一つ、長崎の夜景をバックに生ビールを堪能。
若者はついポーズをとってしまうのでした。

ウロフェス2013:記念撮影 ウロフェス2013:バスでニ次会へ
懇親会の最後に記念撮影。そのあとはバスでニ次会へGo!!。
そして夜は更けていくのでした・・・。
宮田康好講師の論文が、Cancer Science 2013年6月号の表紙とハイライトに採用・掲載されました。
2013年07月10日
宮田康好講師が執筆した、Feline sarcoma-related protein expression correlates with malignant aggressiveness and poor prognosis in renal cell carcinoma. (Miyata Y, Kanda S, Sakai H, Peter A Greer) が2013年6月号のCancer Scienceの表紙に選ばれました。また、同号の in this issue で highlight Article として取り上げられました。

これは、宮田講師がカナダ留学時代に修得したsh-RNAの技術を用いた研究で、腎細胞癌における新たな治療戦略の構築を目指したものです。

現在、大学院生も参加してさらに詳細な分子生物学的メカニズムの解析が行われており、今後の研究成果が期待されます。

詳細をご覧になりたい方は以下のページにリンクしてください(酒井英樹)。
38th International Urogynecology Association (ダブリン)に参加しました!!
2013年07月01日
 
5月28日から6月1日までアイルランドのダブリンで開催された38th International Urogynecology Association (IUGA)に参加しました。この学会は婦人泌尿器科専門医が参加する学会で、昨年に引き続き、松尾がLearning Curve and Short-term Outcomes of Tension-free Vaginal Mesh Surgeryという演題でポスター発表してきました。世界中から集まった専門医によるディスカッションは白熱し、大いに刺激を受けました。

また、本場ダブリンのギネスビールをおいしく堪能でき、大満足の学会発表でした。
(文責 松尾)
日本透析医学会学術集会・総会に参加。(2013年6月21日~23日)
2013年06月25日
日本透析医学会に参加しました。百武医院の百武先生が2日目のポスターセッションの座長を務められていました。
長崎大学泌尿器科からは3演題の発表でした。
宮田先生が透析腎がんの基礎研究に関する演題、望月先生が腹腔鏡下腹膜透析カテーテル留置に関する演題、錦戸先生がエポエチンβペゴルに関する臨床研究に関する発表でした。錦戸先生の演題は長崎大学泌尿器科および関連施設の先生方の多施設共同研究の結果でした。症例数が多く注目されており、今後の結果も期待されます。

また前田医院の前田兼徳先生はシンポジウム「長時間透析」の座長とシンポジストを務められました。最終日の午後でしたが聴衆も多く、白熱した議論が展開されていました。


夜は例によって宴会です。夜も学会同様大盛況でした。津田先生・松尾先生・山崎先生と福岡のネオンをバックに交流を深めました。
AUA  Annual Meeting 2013(サンディエゴ)に参加・発表しました!!
2013年06月04日
酒井教授、宮田先生、林先生(長崎医療センター)、光成先生が参加しました。
今回は長崎大学から2名が発表でした。
宮田先生はChange of HuR expression by intake of green tea polyphenol in chemical induced bladder cancer animal model.
光成先生はCigarette smoking induces lymphangiogenesis, but not angiogenesis, and vascular endothelial growth factor-D, but not –A or –C in human bladder cancer tissues.
というタイトルで発表でした。


レセプションは軍港サンディエゴの魅力のひとつであるレセプションは空母ミッドウェイ・航空母艦ミュージアムで開催されました。学会シーズンのお急がしい中みなさんお疲れさまでした。
第103回九州連合地方会に参加。(2013年5月25日)
2013年06月03日
第103回九州連合地方会が5/25に宮崎大学主催で開催。
長崎大学からは浅井先生と井山先生(研修医)が発表。
浅井先生の見事な発表と、な、なんと井山先生(研修医)は優秀演題賞を受賞!!!。
野球は久しぶりの勝利?!。
大仁田先生(長崎医療センター)、相良先生(原爆病院)ご多忙の中お疲れさまでした。
第101回日本泌尿器科学会総会に参加。(2013年4月25日〜27日)
2013年06月03日
4/25~4/28札幌市で開催された第101回日本泌尿器科学会総会に参加しました。
長崎大学・関連病院から多くの発表がありました。みなさんおつかれさまでした。
みんなでジンギスカンを堪能。やっぱり本場の味はおいしかった~。