最近の研究成果
このページでは最近の私たちの研究成果についてのわかりやすい解説を目指しています。 もし、内容が難しいと感じられる場合には お知らせください。 改訂の参考にさせていただきます。
- 扁桃体のフィードバック抑制回路の機能不全によるトラウマ記憶の増強
(Matsumoto et al., 2024) - てんかん性脳症患者で見つかった抑制性シナプス誘導因子SLITRK3の変異
(Efthymiou et al., 2024) - モルヒネを繰り返し投与したときに起きる鎮痛作用の減弱に関わる分子を発見
(Fujita et al., 2022) - 不安や抑うつの原因となる遺伝子が出生直後の脳のノルアドレナリン作動性神経の発達を制御していることを発見
(Hatayama et al., 2022) (1/2) - 精神神経疾患の患者由来の遺伝子変異がSLITRK1の機能を変えることを発見
(Hatayama et al., 2022)(2/2) - SLITRK2欠損がセロトニン性神経系の異常と双極性障害に関連した行動異常を引き起こす
(Katayama et al., 2022) - 運動の制御を行う線条体で酵素や受容体の分布を決めるタンパク質を発見
(Ichise et al., 2022) - 『シナプス接着分子』の赤血球を産み出す細胞における役割
(Maekawa et al., 2021) - 脳梗塞後に働いているシグナル伝達分子の役割を解明
(Nakagawa et al., 2019) - 初期胚の細胞運命決定に関わるゲノム要素「Zic3中胚葉エンハンサー」の発見
(Odaka et al., 2018) - 動物の体のつくりを決めるタンパク質の協調的な進化
(Tohmonda et al., 2018) - 「Zic family」(洋書)が出版されました
- 前脳の発生を制御する遺伝子の間の新たな制御関係を発見
(Ishiguro et al., 2018) - 発達障害と社会的行動障害に関わるシナプス成熟促進タンパク質の発見
(Morimura et al., 2017) - てんかんや多動症の発症に関わる新たなシナプス制御メカニズムの発見
(Tomioka et al., 2014) - 終末糖化産物による脳虚血血管障害の増悪機構と、シロスタゾールの保護効果
(Takeshita et al., 2014) - 肝細胞増殖因子は初代培養ラット脳毛細血管内皮細胞のバリア機能を強化する
(Yamada et al., 2014) - 社会性や情動に関する行動を制御する因子をマウスで発見
(Kabayama et al., 2013) - SLITRK6は近視と難聴の合併症の原因遺伝子である
(Tekin et al., 2013)
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